「朝カレーダイエット」とか言って久しい。
嫁が「朝飯」に時たま「カレー」を作る。
これは、いわゆる「市販のインスタント」を使って作っている。
「市販カレー」は、それはそれで厳しい開発競争にさらされ、
「スパイスの香り」「旨味」等、素晴らしいバランスで、
完成度は高く、はっきり言って美味い。
が、箱の裏書きを見るが良い、「脂」がガッチョリ。
たまにゃ「牛脂」とか書いている。
先日、深夜、酒の当てに、この「カレー」を舐めていたら、
「胸焼け」が「じわーっ」と…、慌てて胃薬を飲んで寝たが、
朝になってもどこかに「カレー」が「ある」感じ。
「朝飯」ならともかくも、「深夜」はカレーはダメな様。
胃の粘膜が「酸化した脂」にやられちまっている。
これが「腸」に行きゃあ「下痢ぴー」だ。
だいたい、どんな「脂」を使っているのか怪しいし、
「牛脂」なら、常温保存だと「一発アウト」 だ。
でだ、「身体に優しいカレー」が食いたくなって「今日の賄い」となる。
言っちゃうと「カレー」なんざぁ簡単だ。
「スパイスがどうチャラ」とか「ギーがなんチャラ」etc.
「面倒臭い事」を言わなけりゃだが。
イメージとしちゃあ「豚汁」の時、まず「野菜」を炒めるじゃない。
その時「カレー粉」、何なら「小麦粉」も入れて、
「味噌無し、汁少なめな豚汁」のつもりで作りゃあ「カレー」になる。
「油」は「オリーブ油」「ひまわり油」等植物性の「良い油」がお勧め。
「水」の代わりに何割かを「トマトジュース」にする。
「パン」を煮ている「汁」でふやかしておいて、ミキサーで撹拌、
「とろみ」の代わりにすれば「小麦粉」は無しでも良い。
肉は「豚」じゃあなくても「牛、鶏、鹿、魚…」何でも。
言い出しゃあ、「手」はいくらでもあるんだが…。
なんなら「にんにく」と「しょうが」を微塵にして、
「良い油」やら「バター」で炒めてごらんなさいや、
もう「カレー」の匂いになっているから。
「カレー粉」の事考えるのは、それからだって良い。
植物園の油、野菜、素性が知れた肉とその脂etc.
自分で作りゃあ「体にも優しい」ってもんだ。
"newport"宮木英貴