「今日の賄い」特別編、「今年の年越し蕎麦」。
「蕎麦」は、小樽超有名店「Y半」の「新蕎麦」なり、
うっすら緑がかった美しい蕎麦、「鴨汁あつもり」に。
今年も無事真っ当な「年越し蕎麦」にありつけた。有難いこっちゃ。
毎年年末にゃ「TV」で「年越し蕎麦にどうぞ」ってんで、
「D兵衛」等のカップ蕎麦を宣伝しているが、
何時も「乾麺でもいいからカップ麺はねーよな」と思って見ている。
が、今日、ちっさい子供3~4人を「おんぶに抱っこ」の若い夫婦の買い物カゴには、
「カップ蕎麦」が「山」に詰め込まれていた。
今晩食ったかどうかも、どんな境遇かも、その夫婦がどんな考えかも知らぬ。
けどその家族の風情は悪くはなかった。
なんか楽しそうにニコニコだったし。
「カップ蕎麦」も、ま、いいか。
「伝統、習慣」は引き継がれるだろうから、ま、いいか。
彼らを見てこれ書く気になったんだし。
「年越し蕎麦」の由来は、
ずっと「蕎麦の様に細く長くある事を祈って」だと思ってたけど、
「蕎麦」は他の麺類よりも切れやすいことから、
「今年一年の災厄を断ち切る」って事なんだそうだ。
色々あった一年ではありましたが、
引きずってる「厄」なんか無いと思いたい。
気持ちとしては「細く長く」、欲を言うなら「太く長く」が良いな。
"newport"宮木英貴