2013年11月9日土曜日

11/6水曜 温麺

「乾物」は、食卓の巾を広げる。
何たって湿度さえ気にすれば「常温」「長時間」保存できるのが良い。
「もう一品」とか「何にも無いぜ」って時に活躍もする。

「東北の大地震」の後、
「乾物」を使った「緊急時のレシピ」
を考える料理研究家の方もいらっしゃるそうな。
立派なお仕事だ、穴があったら入りたい。

この度の「賄い」、
乾燥の「昆布」「しいたけ」「高野豆腐」を使っている。
し、何より「そうめん」ってか「乾麺」自体も立派な「乾物」。
「日本の乾物文化は凄い」なんて「ふと」思ってもみたが、
「何をおっしゃるウサギさん」ってなもんだ。

「乾麺」ッちゃあ世界に名だたる「パスタ」があるではないか。
考えてもみりゃあ「スパイス」「ハーブ」の類だって「乾物」、
乾燥した「葉っぱ」繫がりで、「お茶」だってそうだ。
って事は、
「アジア」各地にも根付いているってこと。


日本人は「乾物」ッちゃあ「魚」をまず、イメージしやすいが、
欧米の「肉の乾燥文化」だって「凄い」の一言。
「生ハム」文化なんざ「肉を食うって事」では、
我々日本人じゃあ、
「ヨーロッパ人」の足元にも及ばない。

「生ハム」は「塩蔵」~「熟成」の食品、
「乾燥」し辛くするために「ラード」を塗りつけたりもするが、
「乾燥」はするし、「乾燥」は重要な要素にも思える。
だから湿度が低い「洞窟」やら「山小屋」だったり、
「湿度」が管理された部屋に吊るされる。

「クッキー」だって「大航海時代」に、
保存のため「パン」をカラカラに焼いて、
「酒」に浸したのが始まりとの事。

「乾燥」〜「乾物」は世界に根付いている。

時に「塩蔵」も絡むが
最初に「乾燥させて食品を保存する」事に気付いた人がいるはずだ。
いつもながら、先人の「知恵」には驚くばかりだ。

"newport"宮木英貴


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