こ度の「豚しょうが焼き」。
「しょうが」に、隠し味「にんにく」、甘味は「ハチミツ」。
これに「しょう油」で、「豚コマ」を漬け込んで一晩。
これがウッカリ、「ハチミツ」を入れ過ぎた。
ところがだ、これが予想以上に美味い。
「それ程の失敗じゃあなかったぜ、ヤレヤレ」ってんじゃなくて、
「あ、これ位甘い方が美味い」っていう美味さ。
豚肉は、甘い味付けが美味い、てか、それは肉全般に言える気がする。
「甘い」「甘じょっぱい」味が「美味い」「評価が高い」事が多い。
それが「証拠」に、
「焼肉のタレ」は、専門店ならいざ知らず、「ビン詰め」はたいがいが「甘い」。
「ベル、ジンギスカンのタレ」は、結構なとこ「甘い」。
「焼き鳥」だって、「タレ」は「甘じょっぱい」。
「トンカツのソース」は、専門店だって「甘い」。
なんたって「すき焼き」は「甘じょっぱい味」の王様だ。
「吉野家の牛丼」の「肉を煮る汁」は、
「甘さ」を計る「糖度計」で「味」を管理されている。
こりゃあ本当の話、私、若かりし頃、バイトしてた事がある。
考えてもみりゃあ、「りんごとハチミツ、とろーり溶けてる」なんて言う、
「カレー」だって「甘さ」がポイントの料理で、「各種肉」は必須アイテム。
「カレー」のお仲間「ハヤシライス」だって、甘い。
「ハヤシライスのソース」の主幹は、「デミグラスソース」。
「デミグラスソース」は、「野菜」を徹底的に炒めて「甘さ」を出す。
海外の料理でも、「肉」は甘い味で食わすパターンはいっぱい。
「ターキー」は「クランベリーソース」がお約束だし、
「酢豚」は「甘酸っぱい」し、「パイナップル」が入ったりする。
「家庭料理」「お袋の味」代表格の「肉じゃが」だって「甘じょっぱい」。
ちなみに、「肉じゃが」は、我が家じゃあ食った事なかったけど...。
そんなこんな、「肉」と「甘さ」の緊密ぶりの証拠は、そこら辺じゅうにある。
そもそも「肉類」は「旨味成分」が多い。
おかげで、色々な「味」を抱えても、「アイデンティティ」は崩れない。
多分「甘」かろうが「しょっぱ」かろうが「酸っぱ」かろうが、
「肉の味」とそれらの両立は可能なんだと思う。
最も、その「肉の旨味成分」をシンプルに食らうなら、
「塩コショウ」が「ベスト」だろうとは思う。
けど、これだけ「甘さ」とのコンビネーションを書き連ねると、
「チョン」と「砂糖」を付けて食べるのも「有り」かなとも思う。
「いや、甘い食べ物はチョッと」とか言ったところで、
「甘さ」は、「お袋の味」ってな位で、「お子ちゃま味」の真骨頂。
けど、同じ意味で、「安心感」を運ぶ「味」かも。
まー、「気」を許してしまう「味」なんだべ。
newport宮木英貴
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