2012年7月17日火曜日

7/14日曜 ごぼうとアサリの和風パスタ


ご無沙汰です。一週間休んじまいました。
「早めの夏休み」を頂いて、リフレッシュってとこですか。

前半は、彼の地「ベネズエラ」で知り合った、
「彼の地」では「超」が付く一流ミュージシャン、
「Cheo Hurtado(チェオ ウルタード)」のライブが、函館であり、
「Cheo を聞く」目的だけ、後は何も決めずに「函館行」。
おかげで、凄ーく、久々の、のーんビリでありました。

が、帰ってきて、店を片付け(実は、また内装をいじった)、営業再開。
日曜昼に「札幌CityJazz」で演奏してヘロヘロ。
月曜夜は「加藤登紀子」さんのライブに行き、
その深夜に、友達が出演するライブハウスに乱入。チョイ演奏。
もう一人乱入者があって、彼の大音量「ワンマンショー」をご拝聴。
まーだ、耳がキンキンしている。

結局のところ「貧乏性」がたたって、「暇なし」「ドタバタ」状態。
前半の「のーんビリ」貯金は使い果たしたのでした。


さて、その、営業再開時の「賄い」が「ごぼうのパスタ」。
「ニンニク」効かせて、ごぼうを炒めて、
「しょう油漬け」にしてあった「あさり」を、ぶっ込んで「ソース」としました。
「ごぼう」と「オリーブ油」「ニンニク」の相性は、なかなかで、
思った以上にグット。「これは商品化も……。」、
と思わせるのには、充分でありました。

さて、この「ごぼう」。「第二次世界大戦」時、悲しい事があったそうで…。

日本人が、アメリカの捕虜に「ごぼう」を、食わしたところ、
その捕虜の方が、戦後に
「日本人に木の根っこを、食わされた。」と、の賜ったそうです。
全くの、「価値観」の相違、
ただ「知らない」と言う事以外、何物でもないですが、
「ごぼう」こよなく愛する、日本人の一人としては、
「悲しい」では済まされない物があります。

ま、例えば、東南アジアの「香菜」は「臭い」と、言っておきながら、
英語で「コリアンダー」と言えば、食ったり。
欧米の方々が「良い香り」と言うチーズを、「臭い」と言ったり。
「海外の魚は、大味で…。」と、版で押した様に言ったり。
そんな失礼な事を、日本人も多々、言っているので、
そう大差はない「無知」加減に思われますが。

先日、函館行時、先の「Cheo Hurtado」と昼飯を、
「観光客」向けではない、「地元民」御用達の「居酒屋」で食いました。
彼は「日本食」にも造詣は深く、「生魚」も平気なんですが、
あえて「ホッケ定食」を注文、「美味い!」と唸り、
となりの「イカ刺し」にも箸を伸ばして、「美味い!」と言っていました。
そう、ちゃんと「割り箸」を、器用に使ってです。

これぞ「インターナショナル」!
知らない「価値」を、受け入れる。
すべからく「こうありたいもんだ」と、思っております。


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