2012年7月20日金曜日

7/19木曜 チキンのローストと、キャベ千


我々の親の世代に比べたら、「ロースト」と言う調理法は、
ずいぶんに、一般的になった物と思われます。
が、それでも、普通に食事を用意する方法とまでは、
まだまだ、いっていないんじゃないでしょうか?

「ロースト」は、「肉」の塊を料理する、一つの方法で、
時間はそれなりにかかりますが、
大きな「肉塊」に均一に「火を入れる」事を目的とします。

そもそもは、「肉塊」を串刺しにして、
暖炉などの前で、直火にかざし、回転させながら焼く方法が、
多分、料理としての、始まりでしょう。
かつて、原始人が骨付きの肉を、
たき火にかざして、焼いている漫画がありましたが、
あれを想像すりゃ、完璧です。

この直火を使った「ロースト」は、
素晴らしく利に叶っています。
し、究極の方法と言えるかもしれません。

「ロースト」の場合、まずは「肉」の旨味を「肉」の中に閉じ込めるため、
強火で「肉」の表明を焼いて、「壁」を作ります。
が、直火なら「火」の近くに持って行くだけでOK。
簡単に、表面を焼き固める事ができます。

次に「肉」にできるだけ均一に火を入れていきますが、
「串刺し」「直火」ですと、「火」から一定の距離を保ち、
常に回転させるので火の通りが一定になります。


全く、「欧米」「南米」の連中は「肉好き」で、
関心する程「肉」を良く知ってます。

彼の地「ベネズエラ」での事、
たて2m、横3mは有ろうかと言う、
「ガス火」が吹き出す「カベ」とも言える様な、
「ガスレンジ」が設えられていて、
その前で丸ごとの「チキン」が、何十羽と串に刺されて、
エレベーターの様に回っている、
そんな「ローストチキン」の店がありました。
その「火」の前では、白衣が「油」に染まった、料理人が、
「ローストチキン」を切り続けています。

あれは、もう「壮観」、「美味かった」。



ブラジル料理に「シュラスコ」と言う、
「牛のもも」を同上の方法で丸ごと焼いて、
良い塩梅に焼けたとこから、削って食べる、有名な料理があります。
「小樽」の「お祭りの屋台」にも、
「毛唐」が、同じ料理名で、「鶏」を使った「なんちゃって」を、
売っているのを見た事があります。

自分もそんな事をやってみたいのは、山々なれど、
どう仕様も無いので、「オーブン」を騙し騙し、
あの、一端にでも近づけないか、夢想しております。

newport宮木英貴






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