2012年7月5日木曜日

7/4水曜 冷やし和風カルボナーラ


本来「温かい」料理を、「知恵」と「力」と「勇気」を持って、
「冷たい料理」に変える、「冷やし~」ムーブメントがある。
「んじゃ、少ーし、乗ってみるかい。」てなところ。
で、「豆腐」を使って見る事にしたのが、今日の「賄い」。

「冷やし中華」は市民権を持っているとして、
冷たい「スープ」に、「麺」が入った「冷やしラーメン」てのがある。
し、「氷」が浮かんだ「出汁」をはった、「冷やご飯」に、
温かい「とんかつ」を乗っけた「冷やしカツ丼」なんてのがある。

「冷やし~」の、一番の難所は、「脂肪」「油」の処理だろう。
「冷やしラーメン」は、丁寧に、浮いた「脂肪」を「すくう」事で解決。
代わりに「植物性油」でも浮かせれば良い。
「冷やしカツ丼」は、冷たい飯の上に、「揚げたて」の「カツ」を乗せる。
若干温度の上下があっても、それはお客様の前での事、
「カツ」の「油っぽさ」を感じさせる前に、食っちゃってもらおうてぇ寸法。

で、
「カルボナーラの、生卵はまあ許せそうだが、
生クリーム、チーズの脂肪感は、冷やしたら、ちょい気持ち悪いだろう。」
と言うのが、「豆腐」に考えを向かわせた「考え」。
先日、「デロデロ」の豆腐で「素麺」食ったら美味かった。
と言うのも、「豆腐」使用を後押しした。

「絹ごし豆腐」を、良ーく水切りして、「しょう油」で味付け、
「ゴマ」を抜いた「白和えの衣」みたいのを、作る。
「温泉卵」「カリカリベーコン」を、別に作っておく。
「パスタ」を、ブヨブヨ気味に長めの時間、茹でて、流水で洗い、氷で冷やす。
「粗挽き黒こしょう」を振って、さっきの「白和え衣」で「パスタ」を和える。
器に盛って、「温泉卵」を乗っけて、
「カリカリベーコン」と「小ネギ」等を振って、出来上がり。

まー、「さっぱり」と「じじい」の「夏」にふさわしい一品ではありました。
「甘くないアイスクリーム」を作って、「豆腐」の代わりとする「案」も、後に浮上。
次回の「テーマ」となりました。

ところで、この「冷やし和風カルボナーラ」。
「美味い」事は、「美味かった」んだけどさ、
どうも「色物」感が、抜けない。
「奇をてらってる」てか「ウケ狙い」てか。
なんか、「じゃ無くても良いじゃん」って気分。
わざわざ「冷やし〜」にしなくても....、
.....ってところか。

newport宮木英貴


0 件のコメント:

コメントを投稿