2012年7月8日日曜日

7/7土曜 冷やし中華


暑かったり、寒かったり、一日の温度の「差」もハンパ無いけど、
着実に「冷やし中華」の季節になっている。
短い北海道の「夏」だ。
もう、2ヶ月もすりゃ「冷やし中華」なんか見たくも無くなる。
今のうちだ!

日本産「冷やし~」料理の中でも、
ズバ抜けた「人気」「歴史」を持つ、真打ち「冷やし中華」。
その「実力」の程も、なかなかの物。
何より「具沢山」にできるのが、最大のポイント。
「野菜」「肉」「卵」で、「炭水化物」。
食物としての「バランス」も、言う事なし。
「酢」を使うのも、大きなポイント。「疲労回復」に効果あり。

なんか、「冷やし中華」の宣伝マンにでもなったみたいだ。
「冷やし中華始めました」のノボリでも出すかい。

閑話休題

食物の温度は、大事だ。
「暑い時に、冷たい料理」は、口当たりは良いだろうが、
体には、どうなんだろう。余り「冷やし」て良いとは思えぬが。
お隣「韓国」では、「暑い時に、熱い料理」を食するそうだ。
「ガッ」と「汗」かけば、まあ気持ちも良いだろう。
けど、暑い時「素麺」「冷麦」「蕎麦」「うどん」…美味いわな。


ところで、
店では、「冷たいスープ」を、冷やした「グラス」等に入れて、出させて頂いている。
何とか、「グラス」についた「霜」が綺麗な内に、
お客様の前に、持って行きたいと心がけているが、
散々「ヌルく」してから、召し上がる方も多い。
もう、俺の物じゃあないからどうでも良いと言えば、良いのだが。

「熱い」「冷たい」も楽しめる「日本人」なんだし、
もちっと、楽しんで頂けたら........。


newport宮木英貴




2012年7月7日土曜日

7/6金曜 焼きそば、豚の生姜焼き添え


「焼きそば」と言いつつ、まっとうには「焼きそば」じゃあない。
スーパーで売っている「茹で日本蕎麦」が、その主人公。
「焼きそばは、焼きそばじゃん。」とか言って、
「一人ツッコミ」「一人能書きタレ」して、ほくそ笑んでる。
完全に「壊れ気味」かも知れない。

ここの所、「賄い」を、すごく適当に考えている。
深く考えると、自らの考を「否定」してしまう「バカ」をやりかねないので、
あんまり考えないで、「サッサか」決めてしまい、
後から、その「好い加減メニュー」を実現する、「方法」だけを考えている。
ま、早い話、「賄い」が「行き詰まっている」んだが。


何にせよ、「賄い」に限らず「メニュー」を考える時は、
とにかく「在庫」の確認から始まる。
「あれ」と「これ」があるから、「それ」にするか。…みたいに。
で、新たに材料の仕入れは「しない」「最小限」が基本。

で、「豚肩ロースのスライス」と「必要以上に剥いてしまった玉ねぎ」。
が、今日の「お題」。
単純に「生姜焼き」が食いたかったから、先ずは「生姜焼き」は決定。
「生姜焼き」に、炒めた「玉ねぎ」が入るのは、常套手段。
「お題」の解答は出たが、もう一つ何と合わせるかだ。

「生姜焼き」なら、本来は大好きな「キャベツの千切り」と合わせ、
「炭水化物無し」の方向にもって行くが、「キャベツ」の在庫は無し。
じゃなければ「炭水化物」が欲しいところだが、
「営業用ご飯」はあるが、使いたくないし、新たに「炊く」のもイヤ。
「じゃ麺類」だが、「パスタ」「うどん」……。どれもしっくり来ない。
スーパーの棚の直前まで、ウダウダ決まらず、
ただ単に「焼きそばは、焼きそばじゃん。」と言いいたいが、ため、ダケに、
いわゆる「日本蕎麦」に決定。もう、ウケ狙いでしかない。

ところがだ、これが結構いける。
以前、実は「ジンギスカン」の〆の「うどん」に替えて、
「蕎麦」を焼いた事があったが、その時も「Good」であった事を思い出した。
大量の「玉ねぎ」と、「ゴマ油」で炒めて、市販の「ツユ」をちょろり。
「豚の生姜焼き」と合わせたが、不思議な程「違和感」無し。
かえって、「蕎麦」の「香り」「甘み」が、「So Good」であった。

「バカ」だったり「ウケ狙い」の、頭の中での妄想は、
「実証にはかなわない。」と言う事が、「実証」されました。
ちゃんちゃん。

newport宮木英貴


2012年7月6日金曜日

7/5木曜 あんかけ焼きそば


ここ何日か「冷やし~」に、こだわっている。て言うか、面白がっている。
「発想」の飛ばしあんばい、ひっくり返しあんばいを考えているのが楽しい。

ところで世に「B級グルメ」なんて物がある。
「屋台」とか「お祭り」で、とか、
子供、学生が小銭で食えて、地域に根差した、時に伝統的な。
そんな庶民的な「食い物」の事を言うんだろう。

この「B級グルメ」の、飛翔ぶりも、なかなかの物だ。
我らが北海道の「ザンギ」の名前の出どころは、訳分からんし、
「ケチャップご飯」に「トンカツ」乗せて、「デミグラスソース」をかけたら、
根室じゃ「エスカロップ」とは、これいかに。
「ピラフ」に「ナポリタン」、「トンカツ」を盛り合わせたら、
長崎じゃ「トルコライス」と言うらしい。

ご当地、特産「焼きそば」も数々ある様で、
中には「安易かな?」ってのもあるのは、ご愛嬌。
「ソース焼きそば」に「ミートソース」をかけたら、
新潟近辺じゃ「イタリアン」だってんだから。
確か、北見に「ホタテエキス」で味をした、「塩焼きそば」ってのがあったっけ。

「麺」料理は、百花繚乱。

「うどん」の類の「質」「数」は、筆舌に尽くし難い。
「讃岐」「稲庭」「ほうとう」「味噌煮込み」「きしめん」..........etc.。
「パスタ」だって、なかなか。
静岡じゃ「トマトダレ」に「スパゲティ」を付けて食うのを、
「つけナポリタン」って言うらしい。
なんだか「行くとこまで行った」感がある。

まあ、もう、「何が何だか」だ。
「せんべい汁」「冷やしラーメン」「宇都宮餃子」「もんじゃ」「手羽の唐揚げ」「あんかけスパゲティ」「一銭洋食」「そばめし」「タコライス」etc.etc.etc.
市民権を獲得した物も多い。

小樽では、「あんかけ焼きそば」がその筆頭らしい。
どうせなら「つけ、あんかけ焼きそば」なんてどうだ。
ただ、「あん」と「焼きそば」べつべつに盛るだけだけど。
「冷やしあんかけ焼きそば」とか、
もう、いっそ「冷やし、つけ、あんかけ焼きそば」は?

newport宮木英貴



2012年7月5日木曜日

7/4水曜 冷やし和風カルボナーラ


本来「温かい」料理を、「知恵」と「力」と「勇気」を持って、
「冷たい料理」に変える、「冷やし~」ムーブメントがある。
「んじゃ、少ーし、乗ってみるかい。」てなところ。
で、「豆腐」を使って見る事にしたのが、今日の「賄い」。

「冷やし中華」は市民権を持っているとして、
冷たい「スープ」に、「麺」が入った「冷やしラーメン」てのがある。
し、「氷」が浮かんだ「出汁」をはった、「冷やご飯」に、
温かい「とんかつ」を乗っけた「冷やしカツ丼」なんてのがある。

「冷やし~」の、一番の難所は、「脂肪」「油」の処理だろう。
「冷やしラーメン」は、丁寧に、浮いた「脂肪」を「すくう」事で解決。
代わりに「植物性油」でも浮かせれば良い。
「冷やしカツ丼」は、冷たい飯の上に、「揚げたて」の「カツ」を乗せる。
若干温度の上下があっても、それはお客様の前での事、
「カツ」の「油っぽさ」を感じさせる前に、食っちゃってもらおうてぇ寸法。

で、
「カルボナーラの、生卵はまあ許せそうだが、
生クリーム、チーズの脂肪感は、冷やしたら、ちょい気持ち悪いだろう。」
と言うのが、「豆腐」に考えを向かわせた「考え」。
先日、「デロデロ」の豆腐で「素麺」食ったら美味かった。
と言うのも、「豆腐」使用を後押しした。

「絹ごし豆腐」を、良ーく水切りして、「しょう油」で味付け、
「ゴマ」を抜いた「白和えの衣」みたいのを、作る。
「温泉卵」「カリカリベーコン」を、別に作っておく。
「パスタ」を、ブヨブヨ気味に長めの時間、茹でて、流水で洗い、氷で冷やす。
「粗挽き黒こしょう」を振って、さっきの「白和え衣」で「パスタ」を和える。
器に盛って、「温泉卵」を乗っけて、
「カリカリベーコン」と「小ネギ」等を振って、出来上がり。

まー、「さっぱり」と「じじい」の「夏」にふさわしい一品ではありました。
「甘くないアイスクリーム」を作って、「豆腐」の代わりとする「案」も、後に浮上。
次回の「テーマ」となりました。

ところで、この「冷やし和風カルボナーラ」。
「美味い」事は、「美味かった」んだけどさ、
どうも「色物」感が、抜けない。
「奇をてらってる」てか「ウケ狙い」てか。
なんか、「じゃ無くても良いじゃん」って気分。
わざわざ「冷やし〜」にしなくても....、
.....ってところか。

newport宮木英貴


2012年7月4日水曜日

7/3火曜 納豆汁の素麺


ちょい前、「豆腐」をデロデロにしたヤツで、
「素麺」の汁を作ったら、けっこうなところ美味かったので、
調子にのって、同じ「植物性たんぱく質」つながり、「大豆製品」つながりの、
「納豆」を使ってみた。

「クリーミー」さ加減を出すため「温泉卵」を作り、
「納豆」と、フードプロセッサーで「デロデロ」にしたところに、
市販の「濃縮 素麺のつゆ」をぶち込む。
「昆布出汁」を別に作っておいて、食う時に濃度を調整する寸法。
「素麺」食ってんだか、「薬味」食ってんだか…って位、
何時も通り「薬味」を「山」に用意。

まー、美味いねー。
良くぞ、日本人に産まれました。だ。

しかし、大豆はエライね。
「しょう油」「味噌」「豆腐」「納豆」「きな粉」…。
日本人の「ソウルフード」の、根元にあると言っても過言じゃあない。
「それ」無しじゃあ、「日本の食」は考えられない程だ。
その上、「油」が採れて、
そのたんぱく質で「偽の肉」まで作っちゃう。
今は、環境に優しい、
印刷用の「インク」にまで守備範囲を広げているんだそうだ。

そもそも、「中国」~「シベリア」が原産らしいが、
日本にも「縄文」の頃には、栽培の痕跡があるらしい。
英語の「soy bean」は、「しょう油の豆」から来ているとのこと。
「連作障害」が出やすいので、
土地の狭い「日本」では、栽培が難しいのが、難点なんだそうだ。

「日本人のソウルフードの根元」の材料が、
輸入に頼っているのは残念な事ではある。

newport宮木英貴


2012年7月3日火曜日

7/1日曜 昔っぽいミートソース


「炭水化物」は、「水分」を吸収する。
この性質を利用して、
米では「炊き込みご飯」「混ぜご飯」「酢飯」…が作られ、
「パスタ」は、「ソース」の中で「絡めて」「煮込んで」、
「小麦」の「味」に、更に、その「ソース」の「味」を含んで美味しくなる。
が、時に「パスタ」「ソース」が、「別れている」「上下している」スタイルもある。
そう「昔ながらのミートソース」のスタイルだ。

茹でたての「パスタ」に、「オリーブオイル」または「バター」何ぞを絡ませ、
熱々のうちに、例えば「ミートソース」の様な「ソース」を、ただ乗せて食う。
この方法なら、上等だ。

変わって、茹でておいた「パスタ」を、フライパンで炒めるか、
「サッ」と「お湯」に潜らせて、温める。
そこに、やっぱり「ソース」を、ただ乗せて食う。
これは、昔ながらの「喫茶店」の「ミートソース」のスタイルだ。
ちなみに、フライパンで炒める時、
「具」「ケチャップ」を入れりゃあ「ナポリタン」になる。

この「パスタ」と「ソース」が完全に分離している「スタイル」は、
「日本」的な物だと思っていた。
が、そういや、彼の地「ベネズエラ」でも、「賄い」はこの「スタイル」であった。
し、海外でも、web上の写真では、「家庭的」な料理に限らず、
この「スタイル」が、割りに多い様だ。

じゃ「どうして?」を考えると、正直「分からん」。
冷えた「パスタ」を温めるには、別になっている方が便利かもと、思ったが、
「パスタ」と「ソース」を別々に、温めなきゃいけないし、
「ソース」を鍋に入れといて、「パスタ」を直にブッ込む方が簡単。

まあ、世の中は、種々「事情」に溢れている。
何か「その方が簡単」「都合が良い」等、「事情」があっての事なんだろう。
「そうしたいから」が、一番の理由かも知れないし。

ただ「ガチャガチャ」引っかき回して食う楽しみもある。
「パスタ」と「ソース」を別々に、食って「バランス」を楽しむって事もある。
なんと言っても、「粉チーズ」と「タバスコ」を、ガッツりかけた「ミートソース」は、
何か、込み上げる物がある。
正直「好き」だ。

newport宮木英貴



2012年7月1日日曜日

6/30土曜 チキンの三升漬け


麹:しょう油=1:1(乾燥麹なら1.5)=しょう油麹。
麹:しょう油:とんがらし=1:1:1= 三升漬け。

世間を、散々お騒がせの「塩麹」だが、
今度は「しょう油麹」だそうな。
「手を替え品を替え」話題作りに奔走の、TVも見上げたもんだが、
それに乗る、TVの前の方々も「何」なんだろう。「洗脳」なんて言葉も頭を過る。

「塩」にしても「しょう油」にしても、もちろん「麹」にしても、
合言葉は「安い」、かつ「隣のスーパーで手に入る」。
と、もう一つは「美容」と「健康」。
「食うと綺麗になる」、「あっ!食っても良いんだ。」
その上「塩麹」「しょう油麹」、どっちもしても、
作るためには、その内容はさておき「手間」も「暇」もかかる。

「少し努力できて、費用は安くて、食えて、綺麗にもなる」。
あー!もう!これで「ドンチャン騒ぎ」にはならない訳が無い。
「難しくて、高くて、食えなくて、汗臭くしかならない」
そんな、あちこちで、見受けられる社会現象は見向きもされない。

閑話休題

冒頭に掲げた、分量の式、
「三升漬け」から「とんがらし」を抜いたら、「しょう油麹」。
かつての「赤とんぼの歌」みたいなもんだ。

じゃ、当店ではもう「数年前」から「三升漬け」なら使っている。
「先見の明」があるのかも知れない。
褒めて。

newport宮木英貴