2010年11月30日火曜日

11/29月曜 鮭入り、トマトソースのチーズラビオリ

今日も冷凍庫整理の一品。
暮れ対策に冷凍庫を整理せにぁ。店の冷凍庫、冷蔵庫の容量は決まってる。頭の中は早くも、自分一人勝手に、クリスマス、年末年始モード。気が急いている。
とは言うものの、「あっ、これあったか!」「えっ、まだあったの?」で、アイデアをめぐらすのも、パズルみたいで、嫌いじゃない。3品も組み合わせる事ができたら、かなりご機嫌。
本日の賄いも、かなりなもん、ご機嫌な一品。
前回までの「秋のメニュー」で使ってた、鮭。もう半年も前に、既製品を買ってすぐに半分食べた、残りのチーズラビオリ。火入れしなきゃならない、トマトソース。見事3品。
問題は、自分と嫁の二人分には「少々、少ないかな?」ってな量。でも最近、極端に少食になって、まあ、「パン多めにすれば」許せる量にも感じて、決行。
当店のトマトソースは、ソースになってなくて、ただ生のトマトを煮詰めてあるだけ。なので、まず、何時ものにんにく操作をして、鮭(玉ねぎ、キノコもバター炒めで、一緒に冷凍になっている)とトマトを投入。オレガノなんぞパラリと。オレガノとトマトの組み合わせは、自分の中では良いつもりでいる。
と、大事なのは「パン」。パンが無きゃパスタは食わないくらい。パスタの量を減らしてもパンを食う。これは、ベネズエラ在の時に染み付いた習慣。
まあ、もともとは、ベネズエラの貧乏人達の、パンはかの地では安いから、安い物食って腹を膨らまそうって作戦なんだろうけど。いつの間にか、パンとパスタは「つき物」になったんじゃなかろうか?
話は逸れるけど、サンドイッチとフライドポテトも、かの地ではつき物。フライドポテトが無きゃ、ポテトチップで代用するほど。これも、あそこの貧乏人発の習慣じゃなかろうか。
と、まあ、話はまとまりが無くなっちゃったけど、こんな所で。

2010年11月29日月曜日

11/28日曜 釧路のやなぎガレイ

「北海道では「柳カレイ」、一般には「ナメタカレイ」とも呼ばれています。淡白ながらうまみのある上品な白身は全体にさっぱりした味わい。寒いこの時期はえんがわに脂のりがのり、焼きたてはもちろん、冷めても美味しい冬の柳ガレイです。」

上の記事は釧路の某Web魚屋から拝借。「柳カレイ」と「ナメタ」が同じとは知らなんだ。

以前、当店を手伝ってくれた「カナちゃん」パパからの頂き物の「柳カレイ」が、万を時して登場。決して忘れていた訳では無いが、「なんか、美味いの食うと無くなるし。」みたいな「もったいない感」があって、今まで手が出ないでいた。

商売的に「年末感」も迫ってきて、冷凍庫はパンク寸前。泣く泣く「今日の賄い」となりました。やっぱし、美味い!

そう、忘年会の気配もそこそこだし、今年こそは「クリスマスディナー」やる気だし。頭の中は年末モードに差し掛かっています。

今年も後一ヶ月。なんとかうっちゃりたい事が、山の様にある。なんとか乗りきって、来年はいい年に成ります様に。残り一ヶ月にかかっている様な気がする。

2010年11月28日日曜日

11/27土曜 余り物カレー

話しはいきなり、逸れる。
例えば、店の設備の何かが壊れるのは、だいたい週末、お盆、年末年始。修理を呼べない、来れても部品屋が休み。歯が痛くなったり、風邪が悪化するのも似たようなもの。

実は一昨日、ストーブが突然「エラー」を出してストップ。昨日は、ストーブ販売元の社長自ら、修理の専門家の方と乗り込んでくれた。有り難い事。

結局、空気の吸入口周りの、異常な汚れを落としたら、ストーブは機嫌良く動いた。修理の方曰わく「こんな所、普通は掃除なんかしないんですけどね。工事の後の埃ですかね。」。

納得が行かないのは、ストーブが出した「エラー」内容と、修理内容が全然違う事。ストーブは、まだタンクに半分以上石油が有るのに「石油が来ない」の「エラー」。どういうこっちゃ。当店レベルのストーブのコンピューターは、そんなレベル。


ちなみに本日の「賄い」、前日の宴会の余り物に、玉ねぎ、人参、にんにくを炒めたのを加え、ただただカレー粉を入れただけ。カレーもそんなレベル。

けど、美味かったりもする。




2010年11月27日土曜日

11/26金曜 ジャガイモと生ハムのパスタ

昨日、一昨日となにやら、相変わらず、ドタバタでブログのアップは写真だけ、文章を作ってる時間もございませんでした。すみません。

料理の説明位はさせて頂こうかと…。

じゃがいもをヤワヤワに、皮付きのまま茹でます、じゃがいもの皮を剥いて茹でるのは、茹で汁にじゃがいもの「美味しいとこ」を垂れ流しているのと同じ。茹で汁を、別に使うのなら問題ないけど、もし捨てるのなら、じゃがいもの残骸を食べてる様なもの。茹でたてなら、じゃがいもの皮はスルスル剥けます。

で、じゃがいもをマッシュ。潰しゃあいい。専用の道具じゃなくても、ビンの底、へら、何でも良い。この料理じゃ、じゃがいもの粒が残っていたとしても、それはそれで、美味しいはず。完全、滑らかなマッシュポテトを作るのなら、裏漉ししましょう。

潰したじゃがいもに、シャバシャバ位に牛乳を入れ、バター、チーズ等、お好みで加えると、より美味い。良い加減にパスタを茹でて、生ハムの刻んだのを投入すれば、料理は完成。

ちなみに、普通のマッシュポテトをつくるなら、牛乳はシャバシャバじゃ駄目。牛乳で硬さを調節するイメージ。




2010年11月25日木曜日

11/24水曜  野菜ラーメン、こってりしょう油

「今更!」と言う位、3日も4日も経ってしまいましたが、去る日曜、当店におきまして、「newport7周年記念パーティー、ライブ」が挙行されました。

素晴らしく、楽しい、いいドンチャン騒ぎでした。ある人が言ってましたが「仲間って良いね。」いや、おっしゃる通りです。

30年前のバンド仲間の連中は、お互いに、その場にいないメンバーの事を「あいつ、あんな弾けなかったっけ?」と、お互い自分を「棚の上」の会話に、花が咲いていました。

自分では、「あれや、これや」で、写真どころじゃなかったので、志佐さんのブログから写真を拝借。ごめんなさい。



また、「今日の賄い」もぼちぼち本格再スタートと言うことで、よろしくお願いします。

そのnewportのパーティー、一つ「お遊び」がありまして、7周年にちなみまして「7」のつくものを、お持ち頂きました。

飲食店自営仲間、音楽仲間の「ラーメン麻ほろ」店主、「土居さん」は店のメニューから7種類、パウチして、お土産用にわざわざ作って来てくれました。感謝。

で、悪い事一つ思いつきました。

ちょっと逸れますが、ラーメン屋がラーメンを作る時、野菜を炒めて、そこにスープをぶち込むのを、ご存知でしょうか?

スープに、野菜を炒めた風味、香ばしさ、もちろん野菜そのものの味を、プラスするためで、北海道のラーメン屋さんでは、割と常套手段です。この手は、個人的には嫌いじゃなくて、自分でラーメン作る時は、けつこうやります。

反面、スープ自体のせっかくの出しの香りは飛ぶわけで、なんちゃってラーメン屋さんが、出しの味誤魔化すためにも良くやる手です。

で、「麻ほろ」。
当然、上記ごとき事はするわけもなく。味はもちろん、香りも彼のコントロールの下にあります。この度のお土産ラーメンのスープにさえ、彼曰わく「スープは必ずパウチを湯煎で、温めて下さい。鍋で直接だと香りが飛びます。」とのこと。

前日は彼の仰る通り、スープは湯煎して、「こってり塩」と「小樽ラーメン」をいただきました。素晴らしい、美味かった。

やっぱりレベルが違う。自分がこのブログで、色々偉そうにラーメン作った話題を上げましたが「自分の店で、自分で作って食う。」と、言う、同じ環境で食すればこそ、その差は歴然。ラーメンスープへの積み上げた物が違う、努力が違う。悔しいね。

ま、その辺は今後ということで…。

で、やっと本題。
以前、土居さんと例の「野菜炒めスープ」の話をしたことがあって、彼は「実は、自分のスープでやったことかある。当然、非常に美味かった。」とのこと。

 「くそ、一度食いたい!」と、忘れる事もできず、ここまできました。そして、今日、その夢は実現されました。元は「こってりしょうゆ」、何時も食べてる味だから、その違いも良く分かるし、もし失敗でも何時もの味だから、あまり悔しくない。

で、結果。
流石に、炒めた油の香りにスープの香りが負ける事も無く、野菜の味も相乗効果。「とんでもなく、美味かった」と、記して終わりとします。

いやー!やられた。悔しいなー。

2010年11月20日土曜日

11/19金曜 鮭の三平汁

かつて遠藤君に頂いた鮭の切れっ端の半分が、満を持して使用された。

って、やっと冷凍庫から発掘されて、食っちまったってん、だけだけど。

しばらく自分で冷蔵庫を開けてなかったんで、少ーし冷蔵庫、冷凍庫の中がワンダーランド化している。

ちょっと面白くないのは、自分で使ってた時よりも、なんかきれい。すっきりしている。
ま、俺が使ってりゃあ「あれこれ」作っているから、ごちゃごちゃにもなるんだけど、にしても、なんか面白くない。

「怪我で休んいたら、別の若い選手にポジション取られた。」みたいな感じで、「くそっ」位に思うだけなら「やっちゃる!」と思えば良い。
けど、戻ってきたら「どうぞ。お待ちしてました。」みたいに、明らかに気を使われてるのもどうかな?とも思う。

早いとこ、ポジション持ってっとくれ。
俺は別の事するから。

「賄い」とは関係ありませんでした。


2010年11月18日木曜日

11/17水曜 まぐろ漬けやまかけ丼

ご無沙汰しております。私、無事娑婆(しゃば)に復帰いたしました。

昨日、店は「外の世界も二日目だしのんびりしよか?」なんぞと言って、休んでおりました。

昼過ぎから1人の時間があったもので、軽く仕込みを始めたら、3時過ぎから9時過ぎまでかかってしまった。

ま、某所にいた時から、仕事の事は頭から離れず。1ヶ月、2ヶ月仕事から離れないと、頭も仕事から離れないね。

結局のところ 「のんびりしよか?」とか言っていたのが、店を休んで、誰にも邪魔されず「のんびり仕込み」に変わってしまい、嫁には悪い事したなと…。

で「賄い」も必然、復活であります。

昨日、出所した足で、マイ「ママ」のご機嫌伺いに札幌まで出向き、帰りの某スーパーで見つけた「まぐろの端っこもん」。

1パック150円。3~400gは入ってた。色の良さそう、脂が有りそうなとこを「賄い」に、残りをサラダとしました。

嫁が機転を利かせ、長いもなんぞ叩いたのを乗っけて「まぐろの漬け 山かけ丼」となりました。

ちなみに、長いもは下ろすより、叩いた方が色んな形、粘りっ気になって良い。



2010年11月15日月曜日

11月15日月曜 番外編 舞茸入りたぬきうどん

嫁の今晩の飯でした。
本人曰く今日の晩ご飯    舞茸入りうどん!天かすでお腹ゴロゴロいってまーす( ̄ー ̄)」だそう。

油に弱いくせに天かすは好き。なんだろね。

けど、写真は立派に美味そうであります。俺もあしたっからは、好きに食える。うれしい。



newport宮木英貴

2010年11月14日日曜日

なんちゃってナポリタン

写真だけ送って来た。きっと息子が作ったんだろーなー。なにがどうなっているのか、なにが入ってるとか全然わからん。

まあ、うちの親子のやるこたぁ、どーせ察しはつくけどよ。
はっきりしてるのは、俺には当たらない。ってこと。

ところで、来週16日火曜日に退院の予定。入院は10日ですんだ。

来週いっぱい位は病人をして、連休後から通常にもどる予定。ご心配おかけしました。

けど、なんか美味そうじゃん。

2010年11月9日火曜日

11月9日 番外編2 ドリア

今日は義理の息子の作品。

某有名蕎麦屋に勤めているが、洋食を勉強のため、俺が居ないうち時折手伝いに来ている。

今日の勉強のお題は「ベシャメルソース」。洋基本的ソースであります。
俺は見てないからなんとも言えないけど、親バカ母は「キレイに出来たよー」とのこと。

ついでに賄いにした様で、俺の残した獄中飯で作った「ゆかり」おにぎりを下にひいて、ベシャメルソースにマカロニいれたソースをかけた模様。

早い話しゆかり味の「ドリア」か。
食って無いから、なんとも言えんけど、写真か良いからアップ。


俺がダメでも誰かがやってくれる。ありがたいこっちゃ。

2010年11月7日日曜日

11/7 番外編 ナンプラー味焼きうどん

旦那が情けない状況にある中、嫁が健気に店を切り盛り。ついでにブログのネタまで送って来たので、アップ。

入獄直前に作った「レンコンのきんぴら」にうどんを放り込んで、ナンプラーで味を補った模様。やるもんだ。

オシャレに「青味」、「食べるラー油」、「ねぎ」まで乗っけて、写真もバッチリ決まってる。

立派に「門前の小僧」であります。

2010年11月2日火曜日

11/1月曜 ひき肉カレー

「newports in newport」名物「カレー食い放題」。

アマチュアも含むバンドとして、小樽ではライブチャージ¥3000は「ちと高いかな?」と思い、当店は食い物屋のつもりだし、苦肉の策で始めた。もう5~6回以上やってる。

初めは他のライブハウス等と同じに、「ワンドリンク付き」でライブをやって、食事のメニューとして「¥500、カレー食い放題」で始めた。

しかし。
当店のお客様は入り口で、例えば缶ビールを一個渡されても、あんまり嬉しそうじゃなく、見た目嫌々、通過儀礼のように缶ビールを飲み干して「生ビールちょうだい」とおっしゃる。そりゃ、生ビールの方が美味い。で「当店はそもそもは食い物屋である。」と言う信念の元、「ライブチャージ¥3000、カレー食い放題」に変更になった。

「¥500、カレー食い放題」の当時、当店で勝手に思っていたまたの名を「¥500、食えるもんなら、いくらでも食ってみろ。カレー」でありました。当店の主力のお客様の年齢層は、「食ってみろ。」と言われたところで、そう食えやしない事を見越しているからで、10代、20代が大挙して来られたらひとたまりもない。現にピアノ高島君(24歳)の食いっぷりに驚愕しつつ、「これが5人も居たら」と思うと恐怖さえ感じる。偉そうに「食えるもんなら」なんて言えない。

現在、「カレー食い放題」はセルフサービスで、やらせて頂いてる。カレーのソースは時々で、豚、鶏、ひき肉etc.の一種類だが、ご飯は白米と麦60%位の麦飯を用意している。セルフサービスは思う存分、思っているだけ、遠慮なしに食えるのが良いらしく、好評を頂いてる。鍋にあふれる程に用意しても、さほどは残らない。ありがたいこと。

ご飯の種類等は「¥500」頂いてる頃も同じで、カレーは我々がサービスしていた。
当時「¥500」なのに「金払ってんだろ」的言い方で、「白米、飯少なめ、ルー多め。」「次、麦飯半分白米半分、ルー少なめ。らっきょ付けて」と「食い放題」ならぬ、思う存分、思っているだけ、遠慮なしに「言いたい放題」の御仁がいらしゃって閉口したもの。セルフサービスはそういった御方が出ない分、精神衛生上もよろしい。

ちなみに「カレーのルー」は言い方として正確じゃないかも。「カレーのソース」がいくらか正しいと思う。私の知っている限り「ルー」ってのは「ソース」を作る為の材料の一つで、「ソース」にトロみをつける小麦粉の加工品の事。「ルー」を使って、「ソース」を作る。ま、私、言葉の専門家でもないので正確な事は、知らないけれど、例えば「グラタンコロッケ」みたいなものか?どうしてそんな言い方になったかは知らないが、違和感が個人的にある。解る人に解っていただければ良いけど。

カレーそのものは、冷蔵庫の中の整理にもさせて頂いてる。けど、皆さん「美味い」とおっしゃっているから、良しとします。

この度の「食い放題カレー」は「ひき肉カレー」。ソースの残りは瓶詰めにして次回用に保存。その残りが今日の賄い。ちょっと足りなかったんで、色々入れて補足。

一段と美味くなったのは言うまでもない。