「どうも疲れが抜けない、お疲れ気味。」な毎日。
TVのコマーシャルを、人事のように見ていたのは、もう昔話。
最近は「実感」「体現」の毎日。
スーパーで「マグロ」が安かったんで、お手軽に「マグロ丼」と相成った。
「長いも」と合わせて、「やまかけ」は通常の発想だが、
どうせなら「もっとネバネバ」で「疲労回復」と、
半分冗談、半分本気で、茹でた「オクラ」と「メカブ」を粉砕したヤツを加えた。
「オクラ」と「メカブ」は、実は「粉砕状態」で冷凍庫に入っている。
ネバネバの正体は「ムチン」、
「ネバネバ」「ヌルヌル」した食べ物全般に含まれているそうだ。
で、その「ネバネバ」は、血液サラサラ効果があって、
動脈硬化などの生活習慣病を防ぐことにつながり、
「血糖」の上昇を抑えて、糖尿病を予防する働きがあるそうだ。
これは「Web」で、ザッと調べた結果だが「やっぱ、体に良いんだ。」と嬉しく思う反面、
「なーんだ、元気にはならないんだ。」とガッカリもしたりして
「ネバネバ」は、「何か」を、期待しちゃうじゃない。
「生活習慣病」なんて言われると、「やっぱ食うか。」と別方向の「期待」も膨らむが。
閑話休題
さて昨日、某氏に当店の「ポテトサラダ」が、お褒めにあずかった。
「何、入っているんですか?」
「何も変わった物は…………。」
では、当店の「ポテトサラダ」の作り方なぞ、
1、
「じゃがいも」は、皮のまま、塩を味がする位入れて、水から茹で始める。
最初は強火、煮立つ寸前に「ふつふつ」言う程度の超弱火によりする。
とにかく、「じゃがいも」の皮が、割れない様に注意。
これは「皮」が割れて、「じゃがいも」の美味しい味が、水に逃げ出さないようにするため。
「じゃがいも」の質によっては、ほんの少し煮立てただけでも割れる物がある。
で、この「火加減=超弱火」の結果、時間はもの凄ーくかかる。
大きさにもよるので、正確なところは言えないが、小一時間はかかる。
が、この「じゃがいもの茹で方」が、全てを方向付ける。
とにかく、「水(お湯)」に「じゃがいも」の美味しいところを棄てない様にするのが大事。
2、
茹で上がれば、布巾か何かで持って、熱いうちに「皮」をむく。
この作業、熱いけど、簡単に「皮」がむけてきて、結構楽しい。
「皮」をむいたら、一気に好きな「大きさ」「形」に切ってしまう。
ここに「バター」を好きな量、投入。余熱で溶かす。
で、「下味」のために少々の塩こしょう。急いで混ぜる。
この作業、冷めてしまうと「でんぷん」が出てきて、「餅」みたいになるので注意。
これを、きちんと冷ます。
3、
別に、玉ねぎを「スライス」なり「みじん」なり、好きな「形」に切って、
「塩」をたっぷりかけて、水がでるまで放置。
良っくもんで、「さらし」等できっちり絞る。
「もむ」と「塩」の影響か、「辛味」は抜けて「甘味」に変わる。
この時「塩」は、洗い流さない。そのまま絞る。
結構「塩」は残らない物だし、残ったところで、
その「塩分」を、「サラダ全体の塩味にする」様に考えると良い。
4、
完全に冷ましてから、先の絞った「玉ねぎ」と「マヨネーズ」を投入。
この作業、なんなら、冷蔵庫にでも入れておいて、次の日でも良い。
ここに「パンチ」感、「香り」を出すため、「マスタード」を加える。
で、全体の「味」を見つつ、必要なら「塩こしょう」。
この時点で、もう「超シンプル ポテトサラダ」の出来上がり。
ちなみに「マスタード」は、当店では「辛ーい」自作の物を使っている。
例の「辛ーいソース」じゃあない、市販の「マスタードの粉」を使ったもの。
5、
仕上げに「何か」を入れるなら、入れる。
「粗挽き黒こしょう」「粒マスタード」、「ハム」「ベーコン」「蒸し鶏」、
「人参」「きゅうり」「セロリ」、etc.etc.etc.etc.何でもあり。
まあ、なるだけ「シンプル」が良いかな?と思いますが。
とにかく「1」の項目の事が一番大事、味を方向づけます。
以上、お試しあれ。
newport宮木英貴