2012年5月27日日曜日

5/26土曜 アスパラ炒めご飯


反省しなければいけない。

以前「道産アスパラ」は、「輸入物のそれ」に劣るかの様な、
表現をしたことがある。
「道産アスパラ」には、「地方送り」と言う「宿命」があり、
結果、妙な「パワーゲーム」みたいな物に巻き込まれて、
その「価格」は適正ではない物になる事がある事を、言いたかっただけ。
だいたい「南米産のアスパラ」より、高いんだからしょうがないんだが。

今、まさに「アスパラ」は旬。
「パワーゲーム」の混乱は、過ぎ去ったのか、
「道産アスパラ」の値段は、大分にこなれてきた。
こうなると、零細なる当店でも「道産アスパラ」に手が届く。
てか、「道産アスパラ」が旬の時には、当たり前だが「輸入アスパラ」の顔は見ないがね。

流石に「道産アスパラ」。
産地が近いんだら、当然だが「鮮度」が違う。上手くすれば、「朝もぎ」だ。
「竹の子」「トウキビ」等と同じく、「アスパラ」も鮮度が命。
一番美味いのは、「畑」でもいで、その場で食う事。

「鮮度」が良ければ、「色」「手触り」も違う。「輸入物」が、「ガサツ」に見える。
流石「大和撫子」、毛唐の「赤毛」とはワケが違う。
さんざん「輸入物は偉い!」位に言っていたにも関わらず、
「やっぱり、道産だわ。」と思わずうなる。
完全な「二枚舌」、猛省の限りだ。


スーパーで手に入れた「道産アスパラ」でさえ、この体たらくなのに、
昨日、もう「宝石」と言って良いほどの「アスパラ」を頂いた。
「新鮮さ」は言うに及ばず、「太い」「長い」、形も最高。
物が物なら、黒人級である。

予定されていた「賄い」を「アスパラ」メニューに急遽変更。
シンプルが良いに決まっているんで、
半分茹でて、半分はバター炒めに決定。

まずは「賄い」でもあることだし、「炭水化物」と合わせることとし、
貯まりに貯まっていた、残りご飯と「バター味炒めご飯」とした。
軽く「にんにく」で香りをプラス、「しょう油」「こしょう」で味を整える。
もう最高。「北海道万歳!」

茹でた「ヤツ」は、少しだけお客様にも、お裾分け。
「残りは、今夜の酒の当て」と思いつつ、店に忘れた。
なんちゅう不覚。
「ま、茹でてあるし、美味しさは殺していない」と、自分をごまかす事しきり。

なんにせよ、「有りがたい事」。
公の場でもありますし、実名は伏せるとして、
「H橋さん」ありがとう!


newport宮木英貴


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