反省しなければいけない。
以前「道産アスパラ」は、「輸入物のそれ」に劣るかの様な、
表現をしたことがある。
「道産アスパラ」には、「地方送り」と言う「宿命」があり、
結果、妙な「パワーゲーム」みたいな物に巻き込まれて、
その「価格」は適正ではない物になる事がある事を、言いたかっただけ。
だいたい「南米産のアスパラ」より、高いんだからしょうがないんだが。
今、まさに「アスパラ」は旬。
「パワーゲーム」の混乱は、過ぎ去ったのか、
「道産アスパラ」の値段は、大分にこなれてきた。
こうなると、零細なる当店でも「道産アスパラ」に手が届く。
てか、「道産アスパラ」が旬の時には、当たり前だが「輸入アスパラ」の顔は見ないがね。
流石に「道産アスパラ」。
産地が近いんだら、当然だが「鮮度」が違う。上手くすれば、「朝もぎ」だ。
「竹の子」「トウキビ」等と同じく、「アスパラ」も鮮度が命。
一番美味いのは、「畑」でもいで、その場で食う事。
「鮮度」が良ければ、「色」「手触り」も違う。「輸入物」が、「ガサツ」に見える。
流石「大和撫子」、毛唐の「赤毛」とはワケが違う。
さんざん「輸入物は偉い!」位に言っていたにも関わらず、
「やっぱり、道産だわ。」と思わずうなる。
完全な「二枚舌」、猛省の限りだ。
スーパーで手に入れた「道産アスパラ」でさえ、この体たらくなのに、
昨日、もう「宝石」と言って良いほどの「アスパラ」を頂いた。
「新鮮さ」は言うに及ばず、「太い」「長い」、形も最高。
物が物なら、黒人級である。
予定されていた「賄い」を「アスパラ」メニューに急遽変更。
シンプルが良いに決まっているんで、
半分茹でて、半分はバター炒めに決定。
まずは「賄い」でもあることだし、「炭水化物」と合わせることとし、
貯まりに貯まっていた、残りご飯と「バター味炒めご飯」とした。
軽く「にんにく」で香りをプラス、「しょう油」「こしょう」で味を整える。
もう最高。「北海道万歳!」
茹でた「ヤツ」は、少しだけお客様にも、お裾分け。
「残りは、今夜の酒の当て」と思いつつ、店に忘れた。
なんちゅう不覚。
「ま、茹でてあるし、美味しさは殺していない」と、自分をごまかす事しきり。
なんにせよ、「有りがたい事」。
公の場でもありますし、実名は伏せるとして、
「H橋さん」ありがとう!
newport宮木英貴
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