2014年5月30日金曜日

5/29 木曜 今日の賄い

別にアップしないからって「賄い」がないわけじゃあない。
時に滞りながらもちゃんと食ってる。

さて、行く先に具体的な「目標」がある訳ぢゃあないが、
その時々に「こうしたい、こうなりたい」って思う事がある。

まー例えば、「体重減らしたい」「本読みたい」
「楽器上手くなりたい」「絵描きたい」etc.etc.etc.……
そに中に「文章書ける様になりたい」ってのがあって、
「毎日書けるネタってなんだ?」って事で「賄い」をチョイス、
このブログをスタートした。

当初「料理の事ならネタは尽きないぜ」なんて思っていたし、
「How to」的な文章なら「どうにでもなるぜ」なんて舐めてかかってもいた。
が、2〜3年も経ちゃあ、認めるのもケッタくそ悪いが、
とっくに「ネタ」は尽きている。

その上「嘘」書く訳にも行かないから、
「web」やら何やらで調べてある程度「ウラ」を取る。
そもそも能力が有る訳でもあるまいし、
一本文章でかすのに「小一時間」かかっちまうこともあるのが現状。

で、それはそれで「めっちゃ苦しいとこ」なんだけど、
その「小一時間」他に使いたい事が出来た。
「何」かは「言わぬが花」なんでナイショにするが、
ここ二月程、そっちの生活にシフトしてしまっている。

そんなこんな、このブログ辞める気も無いけど、
アップ塩梅は、もうそこそこにならざろう得ない。
「しょうがねえべや!」って事。

「短縮」「イカサマ」「やっつけ」etc.いろいろ有りましょう。
が、そこそこ今の状況では、そんな事で何にも言えない。
そんなこんな今後共見捨てないで下さいませ。

だから、何とか続けますって。

ちなみに写真は「辛みそラーメン」。
やっぱ「良いもの」は食ってなくても、
「美味いもの」は食ってます。

"newport"宮木英貴




2014年5月16日金曜日

5/15 木曜 ゆで玉子付きカレー

最近はトンと見かけない気もするが
「一個50円」とか書いてザルに入って「ゆで玉子」が
ラーメン屋、定食屋、居酒屋さんのカウンターにけっこうあった。

「ゆで玉子」ってどうした事か薄っすらとした「お得感」がある。
そのお値段もさる事ながら「満腹感」てぇか「ゲップ感」てぇか、
何より形が「まぁる」くて「愛おし」くて、なんか平和。
上手く殻が剥けた時の、その神々しさも格別。

外で食う「ラーメン一杯」の量の少なさや、
一人前の「定食」の物足りなさを嘆いていた三十有余年前、
一個の「ゆで玉子」がその「嘆き」を静めた。
今ぢゃあ考えられないが「ビールのアテ」が「ゆで玉子」でもOKだった。
もっとも今でも「おでんに玉子」は、個人的には必須だが。

ラーメンに乗って来る「ゆで卵、味付け玉子」も、
半分バージョンだと、喜びも半減。
だいたい「黄身」の塩梅が見えるなんて野暮、
一口かぶりついて「半熟」を確認した時の開放感たるや!

無論「ハードボイルド」でもOKなのは言うまでも無い。
「硬い黄身」は「汁」を濁らせる事が少ないので、それはそれで良い。
ただし「汁」と「黄身」を一緒にすくい、突き崩しておいて「一口」で食うのはあり。
間違って「丼」に黄身が流れ出た場合はかき混ぜない様にして、
「ソオっ」とその部分からすくう。


まあ「玉子」なんかで腹いっぱいになられても、
商売になんないだろうから止めちまったのかもね。
そんな世の中なり。

"newport"宮木英貴


2014年5月9日金曜日

5/9金曜 わかめパスタ

「生わかめ」の香りはやっぱ最高!
なんし春先の最高点に近い天の恵み。

家が近い事もあるが「そば屋T山」は良く行く。
どうしてって「わかめそば」は「生」を使っているから。
「生わかめ」である以外、いわゆる「街のそば屋」さん、
つまりは「わかめ」を食いに行く。

そりゃあ冷凍は若干「風味」は落ちるが、
一年中「生わかめ」を食えるのは個人的に嬉しい限り。
「めかぶそば」とか「細目昆布そば」とか「もずくそば」とか、
「地」で採れる海藻でやっつけてくれたらもっと嬉しい。

もっとも「スノッブ」な「そばキチ」にゃあ
「そばの香りがどうした」とか能書きタレられそうだけど、
「うるさい」って。あっち行ってろ。

そんな「生わかめ」を「パスタに出来ないかい?」ってのが今日の賄い。

スーパーで売っている「生わかめ」を「葉っぱ、茎」に分ける。
これはそれぞれ「硬さ」が違い「火」の入り塩梅もちゃうから。
「葉っぱ」は適当に一口位にザク切り、
「茎」は斜めにスライス、硬いとこは薄く柔いとこは厚目に。
なんなら「茎」はサッと茹でておく。

「にんにく」が良い塩梅に色付いたとこに、
塩梅良く茹で上がった「パスタ」「茎」を投入、
「バター、しょう油」で味し、上げる寸前に「葉っぱ」を投入。
ガーっと「青」く「色」が変わり「香り」が立ったら出来上がり。
バターぢゃあなくて「ペペロンチーノ」でも良いかも。

「わかめ」好きにはグットな「パスタ」ではありました。

さて注意点を一つ。
「わかめ」は良く流水で洗わにゃならぬ。
どうしてって「海水」が残ってると当然の事「塩っ辛い」。

そう。ちょい「塩っ辛い」パスタになっちまったってこった


"newport"宮木英貴


2014年5月2日金曜日

5/1 木曜 豆豉味ビーフン、海老入り

人生節目の「ハレのご馳走」ってのがある。
「正月」「卒業」「入学」「入社」「進学」「昇進」「結婚」etc.
特別「何か」あった時の「ご馳走」の事。

何が「ご馳走」かは人それぞれで、
「寿司だ!」「焼肉だ!」「フレンチだ!」「イタリアンだ!」、
ダイエット中なら「サラダだ!」も充分ありだし、
「肉以外考えられない!」も勝手にしやがれってとこ。

基本、普段食ってる物よりは若干「違う何か」かいな?
「コスト」だっり「食材」ってか。

そんな中「海老」「カニ」の類を「ご馳走」と思う方々も多い模様、
実際「海老!カニ!」と「目の色」が変わる御仁も数々目撃済み。
当店でも「海老」をうたった料理は割と動くし、
「カニ料理」にゃ「どんな?」と質問も多い。

「アヒージョ」って料理がある。
簡単に言うと「材料」を「油」で「揚げる」ぢゃ無く「煮た」料理。
「材料」の「香り、味」が移った「油」が美味い。
「パン」を浸すと、こりゃケッコー。

十年近く暮らした「彼の地ベネズエラ」の「居酒屋」の定番料理。
だいたい「海老」と「マッシュルーム」のパターンがあって、
メニューにゃ並んで載ってるが値段は天と地、
「海老」は高級品「マッシュルーム」はその廉価版ってとこ。

つまり「彼の地」でも「海老」は高級品、
地球の裏側でも「そう」なんだから、途中だってきっと「そう」、
万国共通に「海老は高級」なイメージがあるってこった。
そんなとこを突いたのが件の「偽装事件」。

「喉元過ぎりゃあ何とやら」で最近トンと聞かない。
やらかした方だって「嫌な風」が吹き去るのを静かに待っている。
世界の「海老」の生産量ってどうなんだろう、
「高級感」をエサにどっかで誰かが大儲けしているだけかも……。


さて、ここでいきなり「自分」の話になるが、
「海老、カニ」には何の「興味」も無いってか「ご馳走」感は無い。
それは「美味い、不味い」の事じゃあ無くて、単に「興味」の事。
もちろん「美味い食材」って思っちゃいるが、
何たって自分で食うなら「剥く」のが面倒、「仕事」なら大歓迎だが。

これも「育ち」がケチだからか、
そう言や子供の頃「海老、カニ」なんざ食った記憶が無い。
「食う習慣」がそもそも無い。

「海老天」なら「身」より尾っぽが良い。
「海老、カニ」は「ご馳走」だなんて思ってもいない…。
たまたまあったから「賄い」に登場なり。


"newport"宮木英貴