2013年8月31日土曜日

8/30金曜 「豆豉 ネギ」ラーメン


「ラーメン」はある意味「完全食」だ。

「栄養的」に見たって「トッピング」にさえ気を使えば、
「炭水化物」「たんぱく質」そして「野菜」だって取れる。
若干「塩分」取り過ぎの感はあるが、
それは「個人的範疇」でどうにかすりゃあ済む事。

「一回の食事」として見たって、
主食たる「穀物」、汁物たる「スープ」、
そしてトッピングが、その「おかず」になり、
何よりそれらが「一個の丼」の中に集約されている。

そこらの「利便性」にこそ、
街に「ラーメン屋さん」が氾濫する一因があるんじゃなかろか。
何たって一杯で一回の食事がまかなえるし。
その上、腹イッパイになるし、安いと来たもんだ。

実際、東京在の時分通っていた「ラーメン屋さん」には、
「ラーメン+野菜サラダ」をまさしく、
「完全食」と銘打ってメニューに載っけていた。
「一回の食事を提供する責任」を全うしようとしている。

「身体に悪そうだからラーメンは良いのよ」とか、
「ラーメンごときに栄養バランスなんて言うなよ」とか、
そんな「豪」な意見も聞こえそうだが、そう言いなさるな。
一生「何事」もなく「老衰」で死ぬなんてことは滅多にない。
「そのうち」「どこかで」「何か」が起きて、
「命根性」汚くなるんだから、その時にゃ遅い。


ところで、この度のラーメン、
制作段階の予定じゃあ「味噌ラーメン」。
通常「味噌」のところを「豆豉」を全面的に使ってみた。

「豆豉」っちゃあ「黒豆」の塩蔵発酵食品、
独特の「渋み」「発酵臭」「風味」がある。
形は「豆」まんまで、フードプロセッサーで粉砕して使った。

これが「ドンピシャ」ヒット、
感じとしちゃ「味噌」と「しょう油」の「あいのこ」。
好物の「ネギ」なんざこんもり盛って、
「豆豉ラーメン美味ーーい!」どっかでこのアイデア使わない?


"newport"宮木英貴


2013年8月30日金曜日

8/29木曜 さんまのトマトパスタ


「さんま」がやっとこさ「どうにか」なって来た。

「さんま」は山程獲れる「秋」本番より、
夏の終わりの今時期の方が「脂」もより乗って美味い。
なんし「さんま」の本場「釧路」近辺の方は、
ごっそり獲れる様になったら「さんま」はもう食わないそうだ。
いわゆる「はしり」が美味いってこった。

ところが、去年もその気配があったが、今年は特にだ、
「夏の終わり」に差し掛かっているのにも関わらず、
「さんま」が市場に現れない。
「地球温暖化」のせいだろうが、迷惑千万。 
なんせ「海水温」が高いんだそうな。

全く世も末で、
本来北海道ではあんまし穫れない温かい海の魚達、
網走沖では「マス」の定置網にブリが交じり
秋サケ漁の網にはクロマグロがかかり、
釧路じゃあ「さんま」漁船にイワシがかかってんだそうだ。
最近「イワシ」の姿をよく見ると思った訳だ。
まあ、その「イワシ」は「イワシ」で脂も乗っていて美味いんだが。

もっともこの一ヶ月辺り、
「秋=さんま」を演出すべく「冷凍さんま」は賑わっていたし、
「虚弱体質」みたいな「さんま」はチョロチョロしてはいたが。
ま、そんなんには目もくれずだっただけどね。

とまあ、ヤキモキしていたが、やっとこさ、そこそこのが出てきた。
でかい船が解禁になって、遠くまで穫りに行く様になったからか。
「形はそこそこ、量は最悪」との事だが。

本年度版で「刺身」「なめろう」はすでにお試し済みだったんで、
この度の「賄い」は、洋食っぽく「トマト煮」にして、
パスタのソースとした。
同じ「青魚」ってんで「鰯」に準じてみたんだが。

やっぱ「さんま」は美味いにゃあ。

"newport"宮木英貴


2013年8月29日木曜日

8/28水曜 オクラかけ麦ご飯


先日も「オクラ」の話をフったばかりだが、
改めて「オクラが美味い!」って事になったんで、再登場の次第。

先週、友人がやってる「T口農園」に行って来た。
「オクラ」はそこで少量ながらも育てられている。

「オクラ」は天を向いて育つ。
「ピーマン」とか「ナス」とかみたいに、
ぶる下がって育つと思いきやだ。
「オクラ」は咲いた「花」がそのうち「オクラの形」になる、
だから「天を向く」。

スーパーに並ぶ「オクラ」じゃあ見たこた無いが、
採りたてのにゃあ、小さい「がく」がまだ付いている。
「オクラのヘッタ」はもとは「花のがく」、その面影。
これもそれもわかったのは「育っている姿」を見れたおかげ、
まったく、ありがたいこっちゃ。



で、その「トレトレのオクラ」を入手。
まだ「小さいがくの面影」が付いているヤツを、
若干の塩を加えて軽く柔らかくなるまで茹で、
冷ましておいて、頭、つまり元の「がく」を落とし、
これを「フードプロセッサー」で粉砕、冷凍保存する。

なんせ「トレトレ」のおかげで、目にも鮮やかな「緑」だ。
スーパーの「東南アジア」やら「本州」から来た、
いい加減「黒ずんだ」ヤツをとは大違い。

さて粉砕した「オクラ」、相手は100%「植物」だし、
若干の「コク」は嬉しいので「卵黄」を加え、
その「緑」を崩さぬ様「薄口しょう油」で味をする。
かき混ぜると、やはり「トレトレ」のおかげか、
「デロデロ」が思った以上にキツい。「全卵」でもOKかも。

これは実は「鱒のマリネ」のために、そもそも用意した。
「朱色」に「緑」が綺麗だろうと思ってだ。
ところが、嫁が「こりゃご飯に美味しそう」なんてほざくので、
試しに「麦ご飯」に合わせたところ、
「ん?!?!?!!!!ーー」てな位美味い。絶句。

てな塩梅で、再び絶句するべく「賄い」に登場となった。

ソう言や「ベネズエラ」でも良く「オクラご飯」は食ってたけど、
どって事なかったんは「カリフォルニア米」だったからかね。

"newport"宮木英貴



2013年8月28日水曜日

8/27火曜 焼き「あげちゃん」そうめん


そりゃあ「揚げたてのあげちゃん」は美味い。

三十数年前「家具」の宅配のバイトをしていた時分、
とある「豆腐屋」に配達のついで、そこの主人に
「揚げたてのあげは、美味いんですか?」と尋ねた。
「そりゃあ!」と言って「揚げたてのあげちゃん」に、
「しょう油」だけをかけて、満面の笑みで出してくれた。
「俺ゃあ、酒のアテは毎日これだよ」とさ。

ありゃあ忘れられない思い出だが、
確かに「揚げたてのあげちゃん」は美味かった。
しかしだ、もし隣に「豆腐屋」が在るならいざ知らず、
「揚げたて」食うのに自分で作るとなりゃ、
「豆腐」を水切りして、「油」を用意するのは少々面倒い。
何より自分で「揚げた」ところで「豆腐屋」のそれとはかなり遠い。


でだ、次なる手段として、
先ずは「お気に入りのあげちゃん」を見っけておいて、
そいつを「焼いて」食おうって寸法。
これがけっこう良い。

焼く手段は「コンロに金アミを渡して…」でも良い。
しかし「あげちゃん」が薄けりゃそれでも役には立つが、
厚けりゃ「焦げ過ぎる」感がある。
でだ「フライパン」に乗っけて「弱火」でじっくり行く。
これは時間はかかるが、なかなかグットな方法、
「揚げ油」はいいとこ抜けるし、「焦げ過ぎ」ずパリっと行く。

薬味は、個人的好みじゃあ、
「大根おろし」と「おろししょうが」の混合にとどめを刺す。
当然それらと「刻みネギ」「とんがらし」等との
「順列組み合わせ」もありだが。

さて「あげ焼き」「大根おろし」「おろししょうが」の組み合わせ、
当然「酒のアテ」に言う事はないが、
「飯のアテ」にだって言う事はない。
で、この度は「そうめん」に乗っけて「ぶっかけ」と洒落てみた。
頭には「青ネギ」を細く刻んだのをこんもり。

当然の事美味い。

ところで「あげちゃん」、どうして「ちゃん」なのか。
関西で言うところの「おあげさん」だったりもするからかね。


"newport"宮木英貴



2013年8月26日月曜日

8/24土曜 鹿丼


いい加減「鹿は美味い」なんてのも言い尽くした感があるが。

「カロリー」は「豚、牛」に比べて約1/3「脂肪」は約1/15程、
「高タンパク」で「牛」の約1.7倍「豚」の約1.3倍、
「鉄分」まで豊富で、多いと言われる羊の約1.5倍、牡蠣と同等、
青魚に多く含まれている「DHA」までもが含まれてるってんだから驚き。
その上「鹿」は体温が高く寄生虫や雑菌がつきにくいってこった。

つまりは「生活習慣病」の食事コントロールにもグット、
食っても「美味く」「クセが無く」「柔らかい」。
情報は「web」の受け売りだし、「鹿」の営業マンでもないけど、
やっぱ、食わな損だと心底思う。


ところで「受け売り」はもうチョイ続く、事は「エゾ鹿」。

「エゾ鹿」の寿命は約20年、年に1回出産するそうで、
その妊娠率はなんと100%。
で「エゾ鹿の天敵、エゾオオカミ」が絶滅、
銃を持つのは難しい日本なんで「ハンター」が減少、高齢化。

つまりは「出産率が高い」「捕まんない」だし、
所は、広大な土地の北海道、爆発的に増えちまったってこった。
生息数は、小樽の人口より多い何十万頭とも。

となると問題は当然「餌」の事。
「木の芽、木の皮」を食っちまい、農林業の被害額は年間30億円以上。
で「山」で事が足りなくなると「人里」にも降りて来る。
道路に飛び出す「交通事故」、農地を荒らす、住宅に被害etc.。

そんなんなら「駆除」となるが、
調べてみると、そんならそれで問題は山積、
「方法」「数の管理」「自然保護」「動物愛護」etc.etc.
とてもこのブログなんかじゃあ書ききれん。

そのグットな駆除方法は頭の良いヤツに任せるとして、
人間の生活に「害」があるほどの数がある「鹿」、
捕獲されて 出来た「鹿肉」はやっぱ食うに限る。

でも、食い尽くしたら意味もない、
是非、恒久的に食い続けれる様になりゃ良いなと思う次第。

"newport"宮木英貴


2013年8月22日木曜日

8/21水曜 雑煮


冷凍庫で「モチ」発見、結局は簡単に雑煮になってまう。
今時は冷凍庫の「大きさ、能力」も充分で、
年がら年中「カビ」の生えない「モチ」が食える幸せな時代。

が、
子供の頃「鏡開きのモチ」は、それこそ「カビ」は付き物、
食べ残しの「のしモチ」とて、玄関において置いたって、
その内「石油」の臭いと共に「カビ」は付いて来た。

家の婆ちゃんが「それ」を捨てる訳も無く、
当たり前のように、洗って食わしてくれたもんだ。
また「焼く」と独特の「甘み」が出て、
「カビって薬になるはず」と思いつつ「科学」を感じたもんだ。


さーて「カビ」の生えた「モチ」食べるに「可か不可か」。
その「カビ」分かってるだけで20種類以上、
基本「青カビ」だが、チーズの熟成にOKなのもあれば、
「発ガン性物質を生産するもの」もあるそうだが、
それが専門家でもパッと見、解らんそうな。

その上「カビ」の菌糸は内部に深く入っているので、
「カビ」の見えるところだけ取りゃOKてんでものでもなく、
「カビの毒」は熱に強いものもあるので、
「火」を入れたところで安心とは言えんそうな。
「食いました」即「ガン」てなもんじゃあ、あるわけないが、
食い続けると良いこた無いって事。

「魚」の焼き焦げさえ「発がん性」があるらしいし、
どこかじゃあ「放射能」が漏れているらしいし、
「ノンカロリーの甘味料」は危ないそうだし。
「食物」捨てるのは勿体無いし、忍びないから、
ちょいくらいは「イイじゃん」てなもんだが。

ちなみに、今日の賄いにゃあ「カビ」は無いよ。
まー有ったとしても俺は食うよ、ウン。

"newport"宮木英貴


2013年8月21日水曜日

8/20火曜 インスタントラーメン


なんか身体に悪そうなんだけど、
なんとはなし、食いたくなるは「インスタントラーメン」。

今回は東洋水産、気合いの「マルちゃん正麺」。
「味噌」と「豚骨」をイッペンに作る気になったら、
「麺」の形、太さがそれぞれに違う事を発見。
「生麺」を目指したって言う「ノンフライ麺」だし、
なんたる入魂塩梅、恐れいる。
スープだって、以前ほどの「味の素」臭さは少ないし、
塩分過多って感じでもない。

今時の「インスタントラーメン」の高品質ぶりはたいした物。

それにしたって「インスタント物」の、
「何が入っているか解らん」=「ブラックボックス」ぶりは、
そう大して変わらん。
実際「マルちゃん正麺」の裏の「材料」欄を見ると、
特に後半にかけて「それ何の為?」の疑問符が乱立する。

自分で使う「材料」だって、突き詰めりゃあ、
「スーパーの野菜」だって何薬使っているか解らんし、
「肉」とて似たようなもんだが。
それでもまだ、自分で作る方が「安心感」は得られる。

「さあラーメン食うかい」と思うと、
最近は自分で作る気になる。
外で食うなら自然派を名乗る「ま◯ろ」か?
何たって「安心感」が売りだ。

しかしだ「インスタントラーメン」も「選択肢」からは漏れない。
たった五十数年の人生とは言え、
一時期、「インスタントラーメン」が
常に側に有ったのが忘れらないのだ。

「インスタントラーメン」やら「カップ麺」は、
それが何だろうて、やっぱ「食う」。

"newport"宮木英貴



2013年8月20日火曜日

8/18日曜 カッペリーニそうめん


「乾燥パスタ」ってヤツには既製品でも、
断面の形が「丸い」「平たい」「穴が空いた」等々あって、
その「太さ」も数限りなく、
それぞれの「定義」「名前」はパスタメーカーが、
めいめい勝手に決めている様だ。

で個人的には、断面が「丸く」て特に細いのを、
「カッペリーニ」ちゅう名前と理解している。
これが茹で上げると、見た目は全く「そうめん」なんだが、
先日「TV」を見ていると、イタリアのある「日本食レストラン」で、
まさしく「そうめん」と銘打って提供されていた。

見た目涼しく、皿に氷をはって「カッペリーニ」が盛り付けられ、
漬けダレは「トマト」味であったと記憶する。
雰囲気までまるで「そうめん」まんま、
お客様は「箸」を使い、美味そうに「ズルズル」すすり込んでいた。


んじゃあ「カッペリーニ」、どこまで「そうめん」か。
「試してみよう」ってのが今日の賄い。
茹でた「カッペリーニ」をキリッと冷やし、
そこらにあるものをトッピング、「ぶっかけ」スタイルとしてみた。

流石に「そうめん」独特の製法から来る「香ばしい香り」はないが、
見た目は、やはり「そうめん」まんま、
味は、「種」が違うとは言え原料は「小麦粉」、
その「味」もするし「香り」もある。
「これカッペリーニ」って言われない限り解らない。

しかしだ、今時はそれこそ「何でもあり」。
そうめんには「確たる」製法があるようだが、
そこらに売っている「そうめん」が正しく「そうめん」であるかどうか、
そうめんとは「斯くある」と言える人間が、
そのものを食べるだけで判断出来る人間がどれだけいるか。

「TV」上では「カッペリーニそうめん」は笑い飛ばされてはいたが、
そもそも、そこらの「そうめん」が怪しい以上、
「笑い飛ばす」方がナンセンス。
こっちが「本物」と主張する方がおかしい。

「何でもあり」である限り、
「本物」と叫ぶほうが「邪道」じゃん。

"newport"宮木英貴


2013年8月18日日曜日

8/17土曜 「でろでろ」そば


「オクラ」を茹でて「フードプロセッサ」で粉砕した「でろでろ」に、
「長芋」を叩いた「でろでろ」、
軽く「湯」に通した「なめこ」の「でろでろ」、
植物性たんぱくの納豆の「でろでろ」、
ついでに動物性たんぱくで「生卵」でも混ぜるかい。


さてその粉砕「オクラ」の「でろでろ」、
「wiki」によると、正体は「ペクチン等」の食物繊維、
「コレステロールを減らす」んだそうな。
「ビタミンA、B1、B2、C」「ミネラル分のカルシウム、カリウム」
なんかも含まれるので、
「夏バテ防止」「整腸作用」が期待できるんだそうだ。
そりゃあ「夏」にピッタリ。

でだ、「長芋」は消化を助ける「アミラーゼ」が大根の数倍、
「でろでろ」には「ムチン」ちゅうのがが含まれ、
胃壁の粘膜を守り、タンパク質の吸収を良くするそうで、
やっぱ「整腸作用」があるそうな。

「なめこ」自体はほとんどが「水分」としても
「でろでろ」には「ムチン」「カリウム」が、やっぱり含まれてるし、
「納豆」は「健康、発酵食品」の王者、
その効能はここじゃあ書き切れない程。家じゃあ毎日食ってる。

なんじゃら「能書き」がちんたらあるとして、
「夏の疲れがそこかしこ」のこの時期、
それら「でろでろ」を想うと何故か「ニンマリ」する。
「冗談半分」で「アレやコレ」をゴチャ混ぜにしてみるが、
食うと美味いし事実、食後は何やら「腹」がスッキリする感がある。
「何か」が効いているのは確かだ。

「オクラ」はその「でろでろ」感が、
「納豆」「トロロご飯」等を連想させるのか、
なんとはなしだが「日本の野菜」ってイメージがある。
が、「オクラ」が日本に入って来たのは明治以降、
原産は「アフリカ」北部、暗い黒人の歴史が、
世界に「オクラ」を広めるのに一役かっているそうな。

かつて在の「ヴェネズエラ」でも、街にトラック山積みで売りにくる。
良く「納豆替り」に食ったもんだ。
名前はいかにも「アフリカ」っぽい「キンボンボ(quimbombo」。
きっと、その「でろでろ」が「何か」に効く事を確信しているからこそ、
「世界」にそれだけ広まったんだろう。

「ヴェネズエラ」の彼らも「キンボンボ」を食っては、
「拳」を振り上げ「力こぶ」をなぜながら「ニカっ」とする。
何に効くのやら。

"newport"宮木英貴



2013年8月17日土曜日

8/16金曜 ハンスパ


いわゆる「洋食の横綱級」と言っても異論はあるまいい。
「嫌い」なんて言うのはヘソ曲がりの年寄りくらいなもん。

以前は「思い出したら」位の頻度で、
店のメニューに載せていたが、これがそこそこには売れた。
「じゃあやりゃあ良いじゃん」って声も聞こえそうだが、
これがけっこう難しい、てか、納得行く様には行かないんだい。

だいたい「出た」として多くて一日に一個かニ個、
この程度が当店では「そこそこ売れた」のレベル。
そうするってぇと、一度「火」を通して在庫するしかねえ。
下手すると「冷凍」なんて事にもなる。

それじゃあ「ハンバーグ」の一つの「魅力」、
「肉汁」がどこかに行ってしまう。
それじゃあ面白くないじゃん。
やっぱり「捏ねたて」「焼きたて」にはかなわないって事。

んで、現在試行錯誤中、近日公開となるかは不明なり。
まーご期待下され。

閑話休題

今回の「ハンバーグ」は「牛100%」、
前日から、ちぎって牛乳に浸した「パン」と
「炒めた玉ねぎ」を合わせておいて、
焼くちょい前に「室温」に戻した「ひき肉」とを合わせる。

ソースは自前の「赤ワイン」ゴッツりの「デミ」。
中心はホンワリ「赤色」を目指したが、
目測を誤りキッチリ「火」が入っちまった上に、
何か物足りないと思ったら、肉に「ナツメグ」を忘れた。
が、まあ及第点の出来。

「ハンバーグ」がなんし食いたかったのは、
「ハンバーグ」が乗った「スパゲティ」が食いたかったのよ。
「洋食」の付け合わせは、
「イモ」「コーン」「ブロッコリー」「インゲン」「人参グラッセ」etc.
そんなとこだけど、なんたって「スパゲティ」でしょ。ね。

丸井の大食堂の「鉄板に乗ったハンバーグスパゲティ」を思い出す。
「クリームソーダ」なんざ横ちょに置いて。
年に数回の「最大の贅沢」だった。
ま、
今思うと「缶詰」のソースそのままだった気がするけどね。

"newport"宮木英貴


2013年8月16日金曜日

8/14水曜 冷やし中華


先日は高校のプチ同期会。
余った材料やらを集めての「冷やし中華」が今日の賄い。

その「プチ同期会」、
そもそもは同期の「ゴルフ好き」が集まって、
朝からゴルフ、で夕方からその反省会だったのが始まりらしい。
が、夜は夜でゴルフ以外の連中も集合する様になり、
30〜40人からはあつまるって次第。
同期全体で405人、毎年の事なんだから大した出席率、
毎回ちょっとずつメンバーは入れ替わるし。

んで、
これが楽しい。すんごく楽しい。
個人的には元々「人嫌い」「付き合いベタ」のクチ、
「同期?ケっ!」てなもんなんだが、
いざ「ウズ」に巻き込まれると、これが思った以上に楽しい。
はるか16〜18歳に「タイムスリップ」する。

そのうち「我が店」がそこそこデカくなると「我が店」が会場となる。
「同期」の連中がこぞって「我が店」に足を向けてくれるとなると、
増す増す「楽しい」し「嬉しい」も加算され、
今や「我が店」の夏の恒例行事になっている。

仕事的には、この「プチ同期会」は異例中の異例。
何たって「食い放題、飲み放題」は当然の事、
始まる時間も終わる時間も未定の「居放題」、
深夜に「パスタ食いたい!」なんざ「言いたい放題」、
途中で飽きりゃあ小樽の街にフラっと消えて、
また戻って来てもOKの「出入り自由」。

どうせ「二次会〜三次会」って流れるんだから、
「歌唄いたい」とか言わないなら、そのまま「居続け」た方が、
別の会場押さえる手間がない分「楽」ってなもん。
どうせ「話に花が咲いて」時間を忘れて「歌」どころでもないし。

我が「同期会」だからって、こんな「特別措置」ではあるが、
ひょっとして、これはこれで「商売的」にも「あり」かも知れぬ。
ご興味のある方、ご相談下され。

"newport"宮木英貴



2013年8月14日水曜日

8/13火曜 大根おろしそば


いわゆる「冷たい」ぶっかけそば、
に「大根おろし乗っけちゃいました」の態。
「蒸したキノコ」「シラス」なんざと豪勢に行きやしょう。

それにしても、
そもそも「下ろす」調理方はどう発想したもんか。

「硬い」何かを「粉」にして食い良くしようってんだろうけど、
まずは「石」に「挟んですり潰す」「こすりつける」ってところ。
けど「ギザギザ付けた板にこすりつける」ってのは、
まー誰か「ぶっ飛んだヤツ」が現れたんだろうさね。

それにも増して「天才」の所作は、
大根を「ギザギザ付けた板にこすりつけた」ヤツだ。
「大根」を別次元の「味」の食い物に昇華させた。
「煮た」とも「刻んだ」とも違う、
「甘く」て、何より「辛い」。スバらかしい。

近年の「100均」の進化は目覚しく、
ありとあらゆる、いわゆる「下ろし金」が売られている。
我が家では「鬼下ろし」ってのを愛用している。
これは「でっかいギザギザ」が付いた「下ろし金」、
引っ掻いたり、割ったりで、色々な形の「大根下ろし」を作り、
「歯触り」「味」様々なのをいっぺんに愉しめる。

極普通の「下ろし金」も充分に使えるクオリティ、
もっとも「プラスチック製」は、いつしか「ギザギザ」が磨り減り、
「下ろす」ってより「潰す」になっちまう。

「下ろす」ってのは、本来「切る」って作業に近い。
プロ御用達の「銅製」のヤツなんざ、まさしくその「働き」をする。
これで「手」なんぞ間違って「下ろし」た日にゃあ、目も当てられない。
その「銅製」とて「ギザギザ」はいつか磨り減るが、
これは「目を立てる」職人が存在し、修復するので、
半永久的に使えるって代物だ。

そんな「銅製下ろし金」の目の細いヤツで下ろされた、
「大根下ろし」は芸術的一品だ。
「切る」から必要以上の水分は出ず、大根の一片は極小、
「クリーミー」って言葉はまさにそれに当たる。

まーそれぞれに「味わい」って物はある。
「芸術的」だからって「ベスト」じゃあない。
ともあれ、何はなくとも「大根下ろし」は下ろしたてに限る。

"newport"宮木英貴


2013年8月13日火曜日

8/11日曜 青椒肉絲焼きそば


近年スーパーでも近隣農家と直に取り引きしているのか、
「取れ取れ野菜コーナー」があって嬉しい限り。
青々としてコロンとした、美味そうなピーマンがあったんで、
ついつい買ってまう。
「さーて何にしよかいな?」で「チンジャオロースー」。 

本来の味の基本は「オイスターソース」の様。
前日の「冷たいラーメン」のスープが余ったから、
「オイスターソース」で「味」をし直して流用。
いかにも「賄いチック」に事は進んで行くのである。

閑話休題

「青椒肉絲」って書いて「ちんじゃおろーすー」って読むのは、
今時誰でも知っている。
日本語で言うなら「ピーマンと牛肉の細切り炒め」ってとこかいな。

「乾焼蝦仁」が「かんしゃおしゃーれん」、
「回鍋肉」は「ほいこうろう」だし、
「まーぼー」は「麻婆」だ。
どんだけ正確な中国語かは全くのところ不明だが、
「麻婆」は「まーぼー」で中国人に通じた事はある。

まあ「外国料理」は「外国語」で言った方が、
一般的には「趣き」もあるし「重さ」もあるよう。
より「本物チェック」に聞こえるって寸法だ。
ま、個人的には、全く「ヘソで茶を沸かす」が。
「発音」はほとんど日本語調だし。

中国語と言やあ、中学時代の社会科の先生を思い出す。
彼は「中国」の地理の時間、
「黄河=こうが」を「ほわんほー」、
「揚子江=ようすこう」を「やんつーちゃん」と覚えろと言う。
世界に名だたる「古代文明」の一つの名前くらい、
敬意を表して「中国語」で覚えろって事だったかも知んない。

その割にその他の地名は日本語読みだし、
現代「中国」の革命のメインキャラ達は、
「毛沢東=もうたくとう」「周恩来=しゅうおんらい」だし、
「蒋介石=しょうかいせき」だ。
全く「敬意」もクソもない。

まあ、この辺の徹底度の低さはそんなもんで、
とあるレストランの「スイーツ」のメニューは、
「ガトーショコラ」と「チーズケーキ」とあった。

ちなみに「青椒肉絲」の鍵は
料理名に出ない「筍」の歯触りに思うのだが.......。


"newport"宮木英貴


2013年8月11日日曜日

8/10土曜 冷たいラーメン再び


さて「冷たいラーメン」、
某「ラーメン屋さん」に言わせりゃ、
普通の「ラーメン」が、ただ「冷たい」「しゃっこい」ヤツって事で、
「酸っぱいタレ」がかかったり、「麺」が特殊ってワケじゃあない。
ぶっちゃけりゃ、なにがなんだって良いんだけど。

これが案外に美味い、夏にいい感じ。

スープが冷たい分、出汁に浮かぶ「動物系油脂」等は固まる。
気持ちは良くないので「網」かなんがですくってしまう。
すると残るは「スープの味、旨味」だけ、これが「クリア」で良い。
「油」を補うなら「植物系」、「ごま油」「オリーブオイル」にすりゃあ、
より健康的ってもんだ。
「麺」も冷たいから「シコシコ、コチっ」てなもんで、
より締まった麺の弾力を楽しむことができる。

スープの味は若干の注意が必要になる。
人間の舌は「温度」によっても「味」の感じ方が違い、
冷たい物は「味」が薄く感じるそうだ。
溶けたアイスクリームの「ベタ甘さ」を思い出すがいい、その逆って事。
「冷たいスープ」はその分「塩分」「旨味分」を強くせねばならぬ。
ま「塩」が多くなる分については、全体量を調節すりゃあすむ事。

様相は「ネギラーメン」としゃれてみた。
ハスに細く刻んだ「長ネギ」の「辛み」を洗い流して、
「ごま油」「茹でた豚肉」等々と和えたのを乗っける。

実は「ネギ」は好物の一つ、
「ネギラーメン」とか「ネギのトッピング」があるとついつい頼んでしまう。
ひと時「ネギラーメン」が流行った時は嬉しかったなんの、
当店メニューの「ネギ」が乗った「たらこパスタ」はここから頂いた。


さて「ネギラーメン」の「ネギ」は、
ある程度そのパワーを残していなけりゃならぬ。
「辛み」「歯ごたえ」はなければならぬと言う事。
例えば和食で使う「白髪ネギ」の様に、髪の毛のごときに「細く」切り、
香りがなくなる程に洗ってしまっては「上品」に過ぎ、
狡猾で世間擦れした「ラーメン」の前では、
「ママににらまれたパパ」のごとき「ひ弱」さだ。

東京在の二十数年前、極近所に「ネギラーメン」で売る店があった。
その「ネギ」、
「ダッと切って、ザッと水にさらしまた」以上ではあり得なく、
一応「細く切ったネギ」を目指している事は見て取れるが、
「志半ば」の感は拭えない、が、その「ネギ」が凄ーく良かった。
「ラーメン」に乗せる寸前に「ごま油」がマブされたそれは、
熱い「スープ」に浸したところで、まだまだ「バリバリ」。
噛む程に「ネギ臭」が「ブンブン」そして「辛辛」。

たぶん「結果オーライ」なんだーろうが、
まー「丁寧な仕事」ばかりが「仕事」じゃあないってこった。


"newport"宮木英貴







2013年8月10日土曜日

8/8木曜 天ぷらそば


たまにゃあ「揚げ物」解禁、
そもそも「揚げ物」は嫌いじゃあない。
食わない様にしてるだけ。

もっとも自分じゃあ揚げない。
ここのところ「パン粉焼き」とか言って、
「とんかつ」やら「アジフライ」もどきを、フライパンで焼いてお茶を濁すのは、
「健康」を考えているばかりじゃあなくて、
もひとつ言うと、後片付けが面倒だから。

食い物商売の人間がこんな事言うのも「どうか?」なんだけど、
何より、油がそこいら辺中飛び散って掃除が面倒。

たまに見かける「オープン」なキッチンの、
「揚げ油」周りの「コテコテ」な汚れ、それって大の苦手。
ありゃほんの少しの「手間」「掃除」を怠っただけでも、
「ああなる」事を身を持って知っているだけに、
出来たら「揚げ物はしない」って事になる。

昔の揚げ物を扱う職人さんがよく言ってた、
「揚げ物鍋は内っ側しか洗わねえ。」
鍋の外側の油の層は「保温」になるそうだ。
そう言って胸を張っちゃってる人のキッチンは、
たいがい「揚げ物鍋」周辺は「鍋の外側」と同化している。

早い話、掃除をしてない。
きっと「床」も似た様なもんだろうし、「冷蔵庫」の中も…。
現場を知るだけに「考える」だけでも恐ろしい状況。
高温で処理する「揚げ物」だから良いんだろうけどね。

当然、そうじゃあない所はある。全部が全部じゃあないが。


ま、そんなこんな、
この度の「賄い天ぷら」は、スーパーで調達。
キッチンは見えないから、精神衛生上もよろしい。
考えなきゃ良いだけだから。

「金属」の皿に「金網」ひいて、
「低温のオーブントースター」でじっくり焼いてやると、
「油」もかなりなとこ落ちるし「カリっ」ともなる。

たまにゃ「禁」を破って「揚げ物」も。


"newport"宮木英貴




2013年8月8日木曜日

8/7水曜 アジのパン粉焼き


最近の「揚げ物」敬遠策の一貫で、
「アジフライ」もパン粉付けてフライパンで焼いちゃった。
「パン粉」にいろいろ細工出来るのが良いところ。

「アジ」なんて魚を、「これがアジ!」って意識したのは、
所は小樽、はるか30年以上も前、十九二十歳の時分、
通っていた「飲み屋」に「アジの開き」があった。
子供の頃には「アジの開き」なんざ見たこたない。
店主が関東のお人で、送ってもらっていたようだ。

「東京行けばこんな美味い物食えるんだ」と思っていたが、
「東京」に着きゃあ、「アジの開き」は案外と高く、
「一人暮らし」にゃあ「焼き魚」は敷居が高い。
代わって登場したのが「アジフライ」だ。

「一人暮らし天国」の東京、
あっちにもこっちにも「定食屋」の看板があり、
中でも「貧乏人、学生ご用達」の「超大盛り激安定食屋」は、
さながら「オアシス」の態。
「高円寺南」「西新宿」「錦糸町」「南砂」………。

んー、青春だー。

所によっちゃあ「アジフライ定食、ご飯大盛り、お代わりOK」、
30年前とは言え「350円」ってところだったか。
「アジフライ」の向こうには「キャベツ」の刻んだのが添えられ、
「ナメタケ」とか「ほうれん草」とかの「小鉢」があり、
これに「お新香」「味噌汁」が付く。
追加の「納豆」「生卵」がそれぞれ2〜30円くらいだったものか、
もっともそんなお店は「とんかつ」食ったって「500円」そこそこだが。


近海じゃあお目にかかれぬ、生でビンビンの「アジ」なんかが、
ここ小樽で売られるようになったのは、ここ数年。
おかげ様で好物の一つになった「アジ」は口に入る事になり、
全く嬉しい限りだが、一匹「150〜200円」。

「超大盛り激安定食屋」は「ラーメン屋」と並んで、
「夢」の一つだが、ここ小樽じゃあ、
とても「350円」で「アジフライ定食」はムリ。

まあ「アジ」食わなくたって、小樽にゃあ美味い魚は沢山あるが。

ちなみに「アジの尾っぽ」を取っちまったら、
「形的」に有り難みが薄れるのは情けないところ。

"newport"宮木英貴


2013年8月7日水曜日

8/6火曜 つけナポリタン


要するに「パスタ」を「トマト味の漬けダレ(洋だからスープ?)」に
浸して、すすりこむ「ナポリタン」って事。
もう「トマト汁」飛び散らかす事必至、「前掛」必須。

これを「web上」で始めて見つけてから2〜3年は経つ。
「何時の日か」の思いは、忘れたり思い出したりで、
この度やっと実現に至ったわけ。

これは「静岡県富士市」の、ご当地グルメ。
「食い物」に「邪道」があるとは思えぬが、
まあ「本道」じゃないって意味で「B級グルメ」っやつだ。

本来、その「ご当地」まで行って「本物」を味わうのがスジだが、
そうそう、それだけの用事で行ける距離でもなく、
「なんちゃって、つけナポリタン」試作の儀である。

イメージとしては「濃い味、とろみありトマトスープ」に、
バターかなんかであおった「パスタ」を漬けて食うって感じ。
実際には「トマトピューレ使用ミネストローネ」を作ってみた。
軽い「とろみ」が付き、「具タップリ」がお気に入りってとこ。

で、食った感想だが、
まさしく、「まーこんなもんだべ」で何の感動もありゃしない。
「方法」「材料」がありきたりだったとしても、
思った通りの「味」「食感」「インパクト」。

けどさ、
大事な事はこの「発想の転換」「発想の飛躍」と、
更にそれを「実現」させる実行力と、面白がれるキャパシティだ。
「作り手」ばかりじゃない「食い手」にも「知」を感じる。

どうして「ナポリタン」が「つけ」になったのか知りたいもんだ。
どうも「洋食レストラン系喫茶店」と
「ラーメン屋さん」のコラボレーションらしいが、
なんとなくうなずけもするが。
「つけ」が「パスタ」じゃあなくて「ナポリタン」なのが、
命名の「妙」を感じる。

ま何にせよ、個人的意見だけどさ。

"newport"宮木英貴



2013年8月6日火曜日

8/4火曜 トマトとイカゲソのパスタ


某所で食った「トマト入りパスタ」がいけない。
「トマト」の味は立ってない。
「パスタ」の味がしない。
「あーなんでぃトマトのパスタが食いたい」となる。
「スイッチ」が入ってまった。

本当を言うと、その「某所のパスタ」のせいじゃない、
「食いたいイメージ」が「頭」ってか、「口の中」に「ボワっ」と来る、
そうなると、自分で作った料理が無性に食いたくなっちまう。
自分が「食いたい味」を「食いたい様」に食いたいから、
そんなら自分で作るが手っ取り早いってぇ事。
これが「和系」「揚物系」ってんなら食いにも行くが、
「洋系」なら自分で作る。

要は「トマト味」、
それも「トマトの軽い甘酸っぱい」感じが食いたかった。
って「軽い甘酸っぱい」なんて変な日本語だが、
イメージに湧き出す「味」はまさしく「それ」、
「それ」を目指すはずだった。

が、使った「トマト」がいけない。
「100均」の「ピューレ系裏漉しトマト」これっきゃ在庫なし、
これはけっこうな塩梅「煮詰め」られていて「重さ」が出始めている。
「100均」でも「ホール系トマト」なら、
辛うじて「軽さ」「新鮮さ」も残っちゃいる。
決して「100均」が悪い訳じゃあない。

ちょっとの「軽さ」を「ピューレ系〜」に求めたが、
やっぱ「重重(おもおも)」。
食いたい「イメージ」からは遠のき、
余計に「スイッチ」は強く押し込まれた感じ。


まあ結局「生のトマト」を使うのが、
「自分」が食いたい「イメージ」に近づけるには「ベスト」だが、
「煮込む」にゃあ、それなりの時間が必要、

「ズボラ」こいちゃあいけねーって話。


"newport"宮木英貴