たまにゃあ「揚げ物」解禁、
そもそも「揚げ物」は嫌いじゃあない。
食わない様にしてるだけ。
もっとも自分じゃあ揚げない。
ここのところ「パン粉焼き」とか言って、
「とんかつ」やら「アジフライ」もどきを、フライパンで焼いてお茶を濁すのは、
「健康」を考えているばかりじゃあなくて、
もひとつ言うと、後片付けが面倒だから。
食い物商売の人間がこんな事言うのも「どうか?」なんだけど、
何より、油がそこいら辺中飛び散って掃除が面倒。
たまに見かける「オープン」なキッチンの、
「揚げ油」周りの「コテコテ」な汚れ、それって大の苦手。
ありゃほんの少しの「手間」「掃除」を怠っただけでも、
「ああなる」事を身を持って知っているだけに、
出来たら「揚げ物はしない」って事になる。
昔の揚げ物を扱う職人さんがよく言ってた、
「揚げ物鍋は内っ側しか洗わねえ。」
鍋の外側の油の層は「保温」になるそうだ。
そう言って胸を張っちゃってる人のキッチンは、
たいがい「揚げ物鍋」周辺は「鍋の外側」と同化している。
早い話、掃除をしてない。
きっと「床」も似た様なもんだろうし、「冷蔵庫」の中も…。
現場を知るだけに「考える」だけでも恐ろしい状況。
高温で処理する「揚げ物」だから良いんだろうけどね。
当然、そうじゃあない所はある。全部が全部じゃあないが。
ま、そんなこんな、
この度の「賄い天ぷら」は、スーパーで調達。
キッチンは見えないから、精神衛生上もよろしい。
考えなきゃ良いだけだから。
「金属」の皿に「金網」ひいて、
「低温のオーブントースター」でじっくり焼いてやると、
「油」もかなりなとこ落ちるし「カリっ」ともなる。
たまにゃ「禁」を破って「揚げ物」も。
"newport"宮木英貴
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