2013年8月28日水曜日

8/27火曜 焼き「あげちゃん」そうめん


そりゃあ「揚げたてのあげちゃん」は美味い。

三十数年前「家具」の宅配のバイトをしていた時分、
とある「豆腐屋」に配達のついで、そこの主人に
「揚げたてのあげは、美味いんですか?」と尋ねた。
「そりゃあ!」と言って「揚げたてのあげちゃん」に、
「しょう油」だけをかけて、満面の笑みで出してくれた。
「俺ゃあ、酒のアテは毎日これだよ」とさ。

ありゃあ忘れられない思い出だが、
確かに「揚げたてのあげちゃん」は美味かった。
しかしだ、もし隣に「豆腐屋」が在るならいざ知らず、
「揚げたて」食うのに自分で作るとなりゃ、
「豆腐」を水切りして、「油」を用意するのは少々面倒い。
何より自分で「揚げた」ところで「豆腐屋」のそれとはかなり遠い。


でだ、次なる手段として、
先ずは「お気に入りのあげちゃん」を見っけておいて、
そいつを「焼いて」食おうって寸法。
これがけっこう良い。

焼く手段は「コンロに金アミを渡して…」でも良い。
しかし「あげちゃん」が薄けりゃそれでも役には立つが、
厚けりゃ「焦げ過ぎる」感がある。
でだ「フライパン」に乗っけて「弱火」でじっくり行く。
これは時間はかかるが、なかなかグットな方法、
「揚げ油」はいいとこ抜けるし、「焦げ過ぎ」ずパリっと行く。

薬味は、個人的好みじゃあ、
「大根おろし」と「おろししょうが」の混合にとどめを刺す。
当然それらと「刻みネギ」「とんがらし」等との
「順列組み合わせ」もありだが。

さて「あげ焼き」「大根おろし」「おろししょうが」の組み合わせ、
当然「酒のアテ」に言う事はないが、
「飯のアテ」にだって言う事はない。
で、この度は「そうめん」に乗っけて「ぶっかけ」と洒落てみた。
頭には「青ネギ」を細く刻んだのをこんもり。

当然の事美味い。

ところで「あげちゃん」、どうして「ちゃん」なのか。
関西で言うところの「おあげさん」だったりもするからかね。


"newport"宮木英貴



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