2013年8月20日火曜日

8/18日曜 カッペリーニそうめん


「乾燥パスタ」ってヤツには既製品でも、
断面の形が「丸い」「平たい」「穴が空いた」等々あって、
その「太さ」も数限りなく、
それぞれの「定義」「名前」はパスタメーカーが、
めいめい勝手に決めている様だ。

で個人的には、断面が「丸く」て特に細いのを、
「カッペリーニ」ちゅう名前と理解している。
これが茹で上げると、見た目は全く「そうめん」なんだが、
先日「TV」を見ていると、イタリアのある「日本食レストラン」で、
まさしく「そうめん」と銘打って提供されていた。

見た目涼しく、皿に氷をはって「カッペリーニ」が盛り付けられ、
漬けダレは「トマト」味であったと記憶する。
雰囲気までまるで「そうめん」まんま、
お客様は「箸」を使い、美味そうに「ズルズル」すすり込んでいた。


んじゃあ「カッペリーニ」、どこまで「そうめん」か。
「試してみよう」ってのが今日の賄い。
茹でた「カッペリーニ」をキリッと冷やし、
そこらにあるものをトッピング、「ぶっかけ」スタイルとしてみた。

流石に「そうめん」独特の製法から来る「香ばしい香り」はないが、
見た目は、やはり「そうめん」まんま、
味は、「種」が違うとは言え原料は「小麦粉」、
その「味」もするし「香り」もある。
「これカッペリーニ」って言われない限り解らない。

しかしだ、今時はそれこそ「何でもあり」。
そうめんには「確たる」製法があるようだが、
そこらに売っている「そうめん」が正しく「そうめん」であるかどうか、
そうめんとは「斯くある」と言える人間が、
そのものを食べるだけで判断出来る人間がどれだけいるか。

「TV」上では「カッペリーニそうめん」は笑い飛ばされてはいたが、
そもそも、そこらの「そうめん」が怪しい以上、
「笑い飛ばす」方がナンセンス。
こっちが「本物」と主張する方がおかしい。

「何でもあり」である限り、
「本物」と叫ぶほうが「邪道」じゃん。

"newport"宮木英貴


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