2014年5月2日金曜日

5/1 木曜 豆豉味ビーフン、海老入り

人生節目の「ハレのご馳走」ってのがある。
「正月」「卒業」「入学」「入社」「進学」「昇進」「結婚」etc.
特別「何か」あった時の「ご馳走」の事。

何が「ご馳走」かは人それぞれで、
「寿司だ!」「焼肉だ!」「フレンチだ!」「イタリアンだ!」、
ダイエット中なら「サラダだ!」も充分ありだし、
「肉以外考えられない!」も勝手にしやがれってとこ。

基本、普段食ってる物よりは若干「違う何か」かいな?
「コスト」だっり「食材」ってか。

そんな中「海老」「カニ」の類を「ご馳走」と思う方々も多い模様、
実際「海老!カニ!」と「目の色」が変わる御仁も数々目撃済み。
当店でも「海老」をうたった料理は割と動くし、
「カニ料理」にゃ「どんな?」と質問も多い。

「アヒージョ」って料理がある。
簡単に言うと「材料」を「油」で「揚げる」ぢゃ無く「煮た」料理。
「材料」の「香り、味」が移った「油」が美味い。
「パン」を浸すと、こりゃケッコー。

十年近く暮らした「彼の地ベネズエラ」の「居酒屋」の定番料理。
だいたい「海老」と「マッシュルーム」のパターンがあって、
メニューにゃ並んで載ってるが値段は天と地、
「海老」は高級品「マッシュルーム」はその廉価版ってとこ。

つまり「彼の地」でも「海老」は高級品、
地球の裏側でも「そう」なんだから、途中だってきっと「そう」、
万国共通に「海老は高級」なイメージがあるってこった。
そんなとこを突いたのが件の「偽装事件」。

「喉元過ぎりゃあ何とやら」で最近トンと聞かない。
やらかした方だって「嫌な風」が吹き去るのを静かに待っている。
世界の「海老」の生産量ってどうなんだろう、
「高級感」をエサにどっかで誰かが大儲けしているだけかも……。


さて、ここでいきなり「自分」の話になるが、
「海老、カニ」には何の「興味」も無いってか「ご馳走」感は無い。
それは「美味い、不味い」の事じゃあ無くて、単に「興味」の事。
もちろん「美味い食材」って思っちゃいるが、
何たって自分で食うなら「剥く」のが面倒、「仕事」なら大歓迎だが。

これも「育ち」がケチだからか、
そう言や子供の頃「海老、カニ」なんざ食った記憶が無い。
「食う習慣」がそもそも無い。

「海老天」なら「身」より尾っぽが良い。
「海老、カニ」は「ご馳走」だなんて思ってもいない…。
たまたまあったから「賄い」に登場なり。


"newport"宮木英貴


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