何せ我が家の「お袋様」はエエかっこしいってか新し物好きで、
初めて「あっ俺だ」で気が付いた頃には「ビーフン」を食っていた。
多分年齢一桁代前半に思われる。
「形」から入る人でもあったので「中華鍋」を振り回していた。
が「鍋の鍛え方」も知らなかったらしく、
何時も「ビーフンパリパリお焦げ」が入っていた。
実はその「パリパリ」の方がが大好きで、
「ビーフン」ちゃあ「お焦げ」のイメージが強いけど。
何にせい「ビーフン」には好感、で、時たま無性に食いたくなる。
乾麺状態の「ビーフン」。
「スープビーフン」なら「スープ」に直接ぶっ込みゃあ、
「スープ」の味も吸って、そりゃあ大変けっこう。
「焼きビーフン」なら熱湯で数分戻してから、
フライパンに投入って事になるが、
これがけっこう「塩梅」がよろしくない。
何よりフライパンで簡単にはほどけない。
「麺」同士がへばり付く、「麺」が長くて絡まり合う。
水気の多い「麺」は、フライパンに凄ーくクッ付きやすい。
後で「しょう油」等を入れても「ムラ」になる。
「長い」分には、柔らかくなってから
「ハサミ」でチョンチョン切りゃあ良いが、
「ハサミ」でチョンチョン切りゃあ良いが、
他の問題には何の手だても浮かばず、これがけっこう「悔しい」。
「お袋様」の悪口言ったところで、
何も「お袋様」を越えていない事に気付く次第。
さてさてある日「ビーフン」の包装袋の裏をチラと覗く。
少量の「スープ」をフライパンに沸かし「乾麺ビーフン」を投入、
その「水分」を含ませつつ飛ばして「柔らかく」し、
かつ最後にゃあ「焼きビーフン」のカッコにせよとある。
灯台下暗し。
なんだ、ちゃんと見ろよ!
全く「目からウロコ」とはこの事。
まあ「スープの分量」がかなり難しい事は難しいが、
「スープ」の味を好みに仕立てておきゃあ「好みの味の」が簡単、かつ均一に付く。
し、「油」を垂らしておきゃあ「麺」のくっ付きはかなり回避出来る。
あとは、良ーく鍛えたフライパン又は、
もっと簡単に「なんチャラ加工」の「フライパン」使やあ、
鍋のくっつきは避けられるってもの。
初めての納得の出来の「ビーフン」、なんか嬉しい。
ま、日々勉強ですわ。
newport宮木英貴
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