2012年5月3日木曜日

5/2水曜 生姜焼き


「生姜焼き」、使うのは基本的には「豚」だわな。
無論、「ハンバーグ」のソースやら、
「鶏モツ」をチャッと炒めるんやら、でも良いが。

そこらのスーパーで、手に入りやすい「豚の部位」としては、
「ロース」「肩ロース」「バラ」「モモ」ってなところか。
「ホッペの肉」。「豚トロ」なんて名前で売っているヤツもある。

それぞれの「部位」には、それぞれの特徴があって、
例えば「ロース」は、いわゆる「The豚肉」で、
その「甘味」「旨味」は、他の部位に比べりゃ「上品」。なおかつ「柔らかい」。
「脂」も周りに付いていているだけだから、「楽しむ」も「外す」も自在。

「肩ロース」は、味的には「ロース」に準ずるが、
「脂」「筋」が、「赤身」部分に入り込んでいて、多少「脂っこい」し「固い」。

「バラ」は、「脂」が半分以上、その上「赤身」は火を入れると「固い」。
けど「脂」の味は、他の部位を圧倒する。

「モモ」は、「赤身」「脂」が独立していて、
それぞれの量を調節し易いが、同じく理由で「パサつき」やすい。
「赤身」の味は「豚的に濃い」く、「パサつき」さえしなきゃ「旨い」。

「豚トロ」は「脂」が、「さし」の様に入っている。
「トロ」とは、良く言った物だ。

さて、それぞれの、その形としては、
「固まり」「厚切り」「薄切り」。「極薄切り」なんてのもある。
ま、「豚トロ」の「固まり」は、スーパーじゃあ見たことはないが。

当然のことながら、「生姜焼き」のソースとの絡み方は、
それぞれの「形」で違ってくる。
じゃあ、「漬け込む」か「焼く時絡める」かってことになる。
「肉」に「小麦粉」を絡めるか、否かでも変化する。
「小麦粉」を絡める分だけ、「味」は濃くなるが「食感」が違ってくる。


「食感」と言う事を言い出せば、
それぞれの「肉の部位」の「食感」が、そもそも違うのは言うまでもないが、
「形」でも、当然違ってくるし、ソースに「漬ける、漬けない」でも違う。
ここに、「どう火を入れるか」と言う、要素も絡んでくる。

あ!「ソース」のレシピは、どうしよう?

考えりゃ、まだまだ「変化」を伴う要素はある。
その上、それぞれの「順列組み合わせ」を考えると、天文学的だ。

さてさて、料理は難しい。
ちなみに、この度の「生姜焼き」。
「肩ロース」を、
チューブの「生姜」「にんにく」を「酒」「しょう油」「砂糖」の「ソース」に、
一晩、「漬け込ん」で、
「フライパン」で、「オリーブ油」で焼いて、
「小麦粉」」は無しで、残った「ソース」を絡めた。

どーだ!?
あ!「付け合わせ」の話を忘れていた。


newport宮木英貴


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