「生姜焼き」、使うのは基本的には「豚」だわな。
無論、「ハンバーグ」のソースやら、
「鶏モツ」をチャッと炒めるんやら、でも良いが。
そこらのスーパーで、手に入りやすい「豚の部位」としては、
「ロース」「肩ロース」「バラ」「モモ」ってなところか。
「ホッペの肉」。「豚トロ」なんて名前で売っているヤツもある。
それぞれの「部位」には、それぞれの特徴があって、
例えば「ロース」は、いわゆる「The豚肉」で、
その「甘味」「旨味」は、他の部位に比べりゃ「上品」。なおかつ「柔らかい」。
「脂」も周りに付いていているだけだから、「楽しむ」も「外す」も自在。
「肩ロース」は、味的には「ロース」に準ずるが、
「脂」「筋」が、「赤身」部分に入り込んでいて、多少「脂っこい」し「固い」。
「バラ」は、「脂」が半分以上、その上「赤身」は火を入れると「固い」。
けど「脂」の味は、他の部位を圧倒する。
「モモ」は、「赤身」「脂」が独立していて、
それぞれの量を調節し易いが、同じく理由で「パサつき」やすい。
「赤身」の味は「豚的に濃い」く、「パサつき」さえしなきゃ「旨い」。
「豚トロ」は「脂」が、「さし」の様に入っている。
「トロ」とは、良く言った物だ。
さて、それぞれの、その形としては、
「固まり」「厚切り」「薄切り」。「極薄切り」なんてのもある。
ま、「豚トロ」の「固まり」は、スーパーじゃあ見たことはないが。
当然のことながら、「生姜焼き」のソースとの絡み方は、
それぞれの「形」で違ってくる。
じゃあ、「漬け込む」か「焼く時絡める」かってことになる。
「肉」に「小麦粉」を絡めるか、否かでも変化する。
「小麦粉」を絡める分だけ、「味」は濃くなるが「食感」が違ってくる。
「食感」と言う事を言い出せば、
それぞれの「肉の部位」の「食感」が、そもそも違うのは言うまでもないが、
「形」でも、当然違ってくるし、ソースに「漬ける、漬けない」でも違う。
ここに、「どう火を入れるか」と言う、要素も絡んでくる。
あ!「ソース」のレシピは、どうしよう?
考えりゃ、まだまだ「変化」を伴う要素はある。
その上、それぞれの「順列組み合わせ」を考えると、天文学的だ。
さてさて、料理は難しい。
ちなみに、この度の「生姜焼き」。
「肩ロース」を、
チューブの「生姜」「にんにく」を「酒」「しょう油」「砂糖」の「ソース」に、
一晩、「漬け込ん」で、
「フライパン」で、「オリーブ油」で焼いて、
「小麦粉」」は無しで、残った「ソース」を絡めた。
どーだ!?
あ!「付け合わせ」の話を忘れていた。
newport宮木英貴
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