「炭水化物」は、「水分」を吸収する。
この性質を利用して、
米では「炊き込みご飯」「混ぜご飯」「酢飯」…が作られ、
「パスタ」は、「ソース」の中で「絡めて」「煮込んで」、
「小麦」の「味」に、更に、その「ソース」の「味」を含んで美味しくなる。
が、時に「パスタ」「ソース」が、「別れている」「上下している」スタイルもある。
そう「昔ながらのミートソース」のスタイルだ。
茹でたての「パスタ」に、「オリーブオイル」または「バター」何ぞを絡ませ、
熱々のうちに、例えば「ミートソース」の様な「ソース」を、ただ乗せて食う。
この方法なら、上等だ。
変わって、茹でておいた「パスタ」を、フライパンで炒めるか、
「サッ」と「お湯」に潜らせて、温める。
そこに、やっぱり「ソース」を、ただ乗せて食う。
これは、昔ながらの「喫茶店」の「ミートソース」のスタイルだ。
ちなみに、フライパンで炒める時、
「具」「ケチャップ」を入れりゃあ「ナポリタン」になる。
この「パスタ」と「ソース」が完全に分離している「スタイル」は、
「日本」的な物だと思っていた。
が、そういや、彼の地「ベネズエラ」でも、「賄い」はこの「スタイル」であった。
し、海外でも、web上の写真では、「家庭的」な料理に限らず、
この「スタイル」が、割りに多い様だ。
じゃ「どうして?」を考えると、正直「分からん」。
冷えた「パスタ」を温めるには、別になっている方が便利かもと、思ったが、
「パスタ」と「ソース」を別々に、温めなきゃいけないし、
「ソース」を鍋に入れといて、「パスタ」を直にブッ込む方が簡単。
まあ、世の中は、種々「事情」に溢れている。
何か「その方が簡単」「都合が良い」等、「事情」があっての事なんだろう。
「そうしたいから」が、一番の理由かも知れないし。
ただ「ガチャガチャ」引っかき回して食う楽しみもある。
「パスタ」と「ソース」を別々に、食って「バランス」を楽しむって事もある。
なんと言っても、「粉チーズ」と「タバスコ」を、ガッツりかけた「ミートソース」は、
何か、込み上げる物がある。
正直「好き」だ。
newport宮木英貴
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