我が敬愛する友人であるD居氏、彼のラーメン屋さん「Mほろ」、
そこに異変が起き続けている。
最近「自家製麺」に移行したかと思えば、
「Facebook」情報によると、今度は「あっさり味噌」の誕生だ。
「Mほろ」、こってり系には「味噌、しお、醤油」が揃っていたが、
あっさり系には「味噌」だけが無かった。
結果、皮肉屋の当方には格好の「エジキ」で、
「小学生の恋」よろしく「好き」の裏返しで、
「あっさり味噌」と注文しては「エツ」に浸っていたが、
「そのもの」登場で、それが出来ない。ちょい寂しい。
「そりゃあっ」てんで、先日試させて頂いた。
「鶏」ベースであろう所に、
「昆布」「しいたけ」を使った絶妙なバランスの出汁に、「風味」溢れる「味噌」。
「出汁のバランス」を壊さない、
「これ以上の味噌味は無理」ちゅうギリギリのサジ加減、
「あっさり」にふさわしい繊細さは流石。
「転がる石」には「コケ」は付かないそうな。
彼の常に前進あるのみの姿勢には、
同い年であるからこそ、一層の事頭が下がる。
ただ今度も「まったり醤油」とか頼んで「突っ込んで」やるもんね。
さてさて
実は、正直な事を言うと、
「あっさりとは言えもうちょい味噌味があっても」という感想もあり。
あの「絶妙バランススープ」に乗せるにゃあしょうがないところでもあるが。
じゃあ「超シンプル、ガサつスープに乗せ」て、
「味噌味勝ちラーメンにしたらどうよ」ってのが今日の賄い。
無謀にも「D居氏」に逆らおうってんである。
「スープ」は「豚もも肉」からの、澄んだ出汁、
「骨」よっか「肉」の方がより「柔らかい」味になるよう。
若干の野菜加えて「獣臭さ」は抑える。
味噌は「仙台味噌系赤味噌」、こいつを油で炒ってやって香ばしくする。
「そばツユ」同様、若干の「甘み」は味に「まろやかさ」「奥行き」を与える。
「味醂」だと甘く成り過ぎて、時に「飽き」が出るので、
柔らかく甘みが出る「日本酒」を大量目に使う。
「日本酒」ったってどっかの高級品じゃなく、そこらの飲み残し。
「納得の甘さ」になるまで投入する。
麺はスーパーの既成品なり。
目論見は「当たり」、納得の仕上がり、
「スープ」が単純な分「味噌味」が勝っても問題無し。
だが今回の「スープ」は「味噌」を「下」で支えている。
「Mほろ」は「スープ」と「味噌」が支え合っている。
そもそも違うって。
これは「趣味」で作っているからできる事、
あそこん店は、なんせ「プロ」「商売」、レベルは違うって。
"newport"宮木英貴
0 件のコメント:
コメントを投稿