2013年12月21日土曜日

12月21日土曜 あっさり味噌

我が敬愛する友人であるD居氏、彼のラーメン屋さん「Mほろ」、
そこに異変が起き続けている。
最近「自家製麺」に移行したかと思えば、
「Facebook」情報によると、今度は「あっさり味噌」の誕生だ。

「Mほろ」、こってり系には「味噌、しお、醤油」が揃っていたが、
あっさり系には「味噌」だけが無かった。
結果、皮肉屋の当方には格好の「エジキ」で、
「小学生の恋」よろしく「好き」の裏返しで、
「あっさり味噌」と注文しては「エツ」に浸っていたが、
「そのもの」登場で、それが出来ない。ちょい寂しい。

「そりゃあっ」てんで、先日試させて頂いた。

「鶏」ベースであろう所に、
「昆布」「しいたけ」を使った絶妙なバランスの出汁に、「風味」溢れる「味噌」。
「出汁のバランス」を壊さない、
「これ以上の味噌味は無理」ちゅうギリギリのサジ加減、
「あっさり」にふさわしい繊細さは流石。

「転がる石」には「コケ」は付かないそうな。
彼の常に前進あるのみの姿勢には、
同い年であるからこそ、一層の事頭が下がる。
ただ今度も「まったり醤油」とか頼んで「突っ込んで」やるもんね。

さてさて
実は、正直な事を言うと、
「あっさりとは言えもうちょい味噌味があっても」という感想もあり。
あの「絶妙バランススープ」に乗せるにゃあしょうがないところでもあるが。

じゃあ「超シンプル、ガサつスープに乗せ」て、
「味噌味勝ちラーメンにしたらどうよ」ってのが今日の賄い。
無謀にも「D居氏」に逆らおうってんである。

「スープ」は「豚もも肉」からの、澄んだ出汁、
「骨」よっか「肉」の方がより「柔らかい」味になるよう。
若干の野菜加えて「獣臭さ」は抑える。

味噌は「仙台味噌系赤味噌」、こいつを油で炒ってやって香ばしくする。

「そばツユ」同様、若干の「甘み」は味に「まろやかさ」「奥行き」を与える。
「味醂」だと甘く成り過ぎて、時に「飽き」が出るので、
柔らかく甘みが出る「日本酒」を大量目に使う。
「日本酒」ったってどっかの高級品じゃなく、そこらの飲み残し。
「納得の甘さ」になるまで投入する。

麺はスーパーの既成品なり。

目論見は「当たり」、納得の仕上がり、
「スープ」が単純な分「味噌味」が勝っても問題無し。

だが今回の「スープ」は「味噌」を「下」で支えている。
「Mほろ」は「スープ」と「味噌」が支え合っている。
そもそも違うって。

これは「趣味」で作っているからできる事、
あそこん店は、なんせ「プロ」「商売」、レベルは違うって。

"newport"宮木英貴




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