先日ふと思った。
「どうしてハンバーグは安心の味なんだろ」。
先日、某宴会の中に、幼稚園児と、
とにかく何にも食えないほどの「偏食さん」がいらっしゃるとの事。
で、彼等のために「ハンバーグ」とのオーダーあり。
軽く承ってしまったが、
もちろんの事、当店「ハンバーグ」で有名な店でもないし、
そもそも「ハンバーグ」のメニューはない。
彼等は初めてのお客様、
どんな「ハンバーグ」が出て来るか分かるわけないし。
たった一言「ハンバーグ」というキーワードだけでのオーダー、
「ハンバーグ」は名前だけで「安心」なんだろう。
募るのは反対に「不安じゃないのかな?」って思い。
それだけ「信用」されてるって事でもあるけど、
こっちは正直「不安」。
で、文頭の「疑問」にぶつかる訳だ。はーーーー。
普通に美味しい「安心お味のハンバーグ」を作るしかない訳だ。
牛肉100%で「中はレア」なんてのは、きっとダメに決まってる。
合挽きなら、本来「牛7:豚3」ぐらいが理想なれど、
ちょい「豚」が多目と思われる「スーパー通常販売挽肉」を使用。
ま「豚」多い方が「クセ」は少なくなるし、
お客様も食い慣れているだろうし。
ソースは「油脂分ちょっと野菜ペーストたっぷり」の
当店自慢のデミグラスソース。
にしても「何も突出させない」を念頭に、
「酒」「香辛料」等、「クセ」を付けるやつはちょいとで我慢。
「しょう油」少々で「安心」をプラス。
んで、出来上がりを確認すべく「賄い」になったとさ。
「普通に美味しい」ハンバーグは完成、
実際お客様にも「安心」は届けられた様で、喜んでは頂いたが、
「普通に美味しい」の「普通って何よ⁉︎」って気分。
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