2012年4月30日月曜日

4/29日曜 弁当

少しは、大震災の影響もなんとかなったのか、
「ゴールデンウィーク」も初日なだけに、
昨日は流石にドンドン、バンバン、店は大盛り上がり。
嬉しいこっちゃ。ありがたいこっちゃ。

ご来店いただいたお客様には、厚く御礼申し上げます

「ゴールデンウィーク」でもなきゃ、ご来店出来ない、
遠来のお客様、久方ぶりのお客様がたくさん。
まー、皆さん「来たい」時は一緒で、手加減無い。
ずっと動きっぱなしで、今日の「賄い」を、
考える暇も、用意する暇も無し。

こう言う時は、お客様も食べたい物が一緒、同じメニューに集中する。
で「あれが無い」「これが無い」。おかげ様で、今日は「仕込み」が山。
やっぱり、考える暇も、用意する暇も無し。

その上、夕べ遅く、20数年ぶりの遠来の友人が登場。
そりゃあ、飲むでしょ。
結局、酒が過ぎちゃって、今日は二日酔い気味。
実は、考える暇も、用意する暇も無いだけじゃなく、
気力さえ無かった。

で、何が言いたいかって言うと、
今日の「賄い」が、スーパーで買った「弁当」だった、
「言い訳」をしているわけであります。

ギリギリ「味噌汁」は自作。
早「フォアグラ」気味の、我が「肝臓」に「カツ」入れるのに、
「シジミ」を具にしてみました。

けど。
まー、安い「シジミ」に飛びついたら、小さいの何の。
味も出やしない。そんなの売るなよ。

newport宮木英貴







2012年4月29日日曜日

4/28土曜 温麺


今更、偉そうに言うまでもないが、
「素麺」を煮込んだ、あったかい麺を「にゅうめん」と言う。
「にゅうめん」を「Google検索」すると、「煮麺」とある。

えっ!

「温麺」と書いて、「にゅうめん」って読むと思っていた。
昔通った「居酒屋」のホワイトボードの隅っこには、
「温麺」って書いてあって、みんな「にゅうめん」って言っていた。
だから、てっきり「にゅうめん」は「温麺」と書くんだと、信じ込んでいた。

「温麺」は「ウー麺」と読んで、
「素麺」の一種で、宮城県白石市の特産品なんだそうだ。
(詳しくは http://ja.wikipedia.org/wiki/温麺 へどうぞ。)
「麺」」の作り方からして、違うらしい。

で、俺が信じ込んでいた「温麺」は、本当は「煮麺」と書いて、
俺が信じ込んでいた料理の事らしい。
この期に及んで、まだ「らしい」なんて書いているのは、
「日本のどこかに、温麺っていう書く習慣があるかも知れない。」
なんて、気持ちの隅っこで思っているから。
誰彼知っている人がいたら、教えて。

閑話休題

今、「Google」さんに聞いてみたら、地方で違うそうな。
お騒がせしました。
けど、普通に「にゅうめん」で検索したら、
まず「煮麺」ととしかヒットしない。「煮麺」が標準語と言う事?

ま、何にせよ、酒の閉めに「温麺」は良い。
「ラーメン」も「そば」も良いが、
シンプルな出汁で、「あっさり温麺」をすするのもかなり良い。
「酒の閉め」なんぞという、不健康この上ない事は、
最近、めっきりしなくはなったがね。

知っている、数少ない「居酒屋」から「温麺」の文字が消えて久しい。
そんなが、2軒もある。寂しいこっちゃ。


newport宮木英貴


2012年4月28日土曜日

4/27土曜 冷やし中華


気が付けば、あっという間に「5月」の声が聞こえている。

朝起きても、日が陰ってきても、
ストーブのスイッチに、いつの間にか手が伸びなくなっていて、
火の気が必要なくなった。
逆に仕事で、火の前にいると、汗ばんでくる。
昼間は、もう「ポカポカ」。


こうなりゃ、「冷やし中華」と言うか、
「しゃっこい麺」の季節だ。
ま、冬場に「風呂上がりのアイスクリーム」よろしく、
「ストーブ」にかじりついて、「しゃっこい麺」を食うのも悪くはないが。

暇に任せて「黒ゴマベースの冷や中のタレ」は作ってある。
野菜かごには、きゅうりが一本入っている。
「薄焼き卵」を作る「卵」は、だぶつき気味にある。
「賄い」に使える「ハム」はないが、「蒸し鶏」にする「鶏胸」はある。
「麺」は、前回の残りが、一人前は冷凍庫にある。
「紅しょうが」「辛子」も、たしか冷蔵庫にある。
後は、「麺」を一人前買えばいいだけ。

もう、状況が「冷やし中華」その物だ。状況が食えと言っている。


で、「美味かった」のは、言うまでもない。
もう、季節柄も、本当に「いつの間にか」よろしくなっていた。
正直、「冷やし中華」を食う事を決めたのが先。
「食って美味かった。」と感じてから、結果「あー、もう春そのものだ。」
と、感じた次第。

まー何にせよ、「季節の変わり目」に「いつの間にか」って、
そういった表現を使ってしまうってことは、
「季節の変わり目」に、体がついていっっていないから。

「体」に感じる空気感には、とんと鈍感で、
「ストーブをつけない」とか「冬のジャケット着てると暑い」とか、
現象で季節を感じている。
まだまだ、「頭の中」は「冬」のままだと言う事。

「こら!体!もう春だ!」


newport宮木英貴


2012年4月27日金曜日

4/26木曜 オムライス


一人二個の卵、凄く贅沢な気がする。
だぶつき気味の卵の在庫を、どうにかするために「オムライス」。

卵は、友達の紹介で買うようになった「鵡川産の放牧卵」。
何も、小樽近隣でも似たような「卵」は手に入るのに、
「鵡川」から取らないでも、とも、思うが、長いつき合いだし。

けっこう「良い値段」はするのだが、流石に美味い。
ほとんど「自然」の中に放牧されているので、
「鶏」君が、物影に卵を生むと、探す人間が探しきれず、
時たま、古い卵が入ることはご愛嬌。臭いのはたまらないが…。
まるで、数十年前の「卵」みたいで、何か「ホッと」する。
少し、落ち度が有る位でちょうど良いのかも。


「鶏」「玉ねぎ」etc.を炒めて、「ケチャップ」で味付けた、
「ケチャップご飯」が中身が、基本。かな?
で「卵」を焼いたのでくるんで、「ケチャップ」をかける。
で、色合いに「パセリ」を飾りゃあ、歴史的「オムライス」。

実は、私「洋食屋」を標榜している割に、
「オムレツ」が大の苦手。
「オムレツが洋食屋の基本!」何ぞと言う戯れ言にウンザリしている口だ。

で、この「卵」でくるむ作業は個人的に、
「一人1個」とか、「二人で二個だから、一人1個半」の「卵」だと辛い。
「二個」だと、けっこう余裕でくるめる。だから今回は完璧。

コックになり立ての頃、一人の先輩が、
「オムライスの盛り付けの色は、完璧だ。
卵の黄色、ケチャップの赤、パセリの緑、素晴らしい配色だ。」
と曰っていた。
その時は「なるほど!」なんて聞いていたが、
今思うに、確かに「綺麗」だけど、「子供」っぽい色合いだよね。

とはいえ、この度は「歴史と伝統」にのっとって、
「卵の黄色、ケチャップの赤、パセリの緑」の「オムライス」としてみた。
やっぱり、綺麗かも。


最近は「オムライス屋」何ぞもあって、
「中身」も「ソース」も、「卵の焼き方」まで、多種多様。
料理なんだから、工夫があって当たり前。

勉強になるから。


newport宮木英貴


2012年4月26日木曜日

4/25水曜 手間なし「カレー」


「手間無し」、「手」ェ抜き抜きの「賄い」。

当店には、お客様にお出しする「お通し」と言うか、
押し売りの「前菜」と言うか、そんなものがある。
まあ、オーダー下さった「何か」が出るまでの「つなぎ」と心得ている。

有る意味、通常の「お通し」そのものだ。
だからと言って、これを手を抜くつもりはない。
けっこう、真面目にやっているつもりだ。
ただ、その残りの「ソース」「切れ端」は、
時たま、転用されてもう一度お客様の口に入る事もあるが。
ほとんどは「賄い」になる。

先日は「鶏モモ」を巻いて、「トマト」で煮た。
冷めたヤツを、輪切りにしたら「美しかろう」って計算だ。
でぇ、この「煮込んだトマト」が余った。
「にんにく」「玉ねぎ」「セロリ」が入っているし、
鶏の味も出ていて、充分に「美味い」。

当初は、「ベーコン」でも入れて「パスタ」の予定だったが、
嫁の「カレーを食う。」の一言で、「カレー」となった。
じゃあ、この「ソース」を「カレー」にしちまえばいい。

ただ、「美味しい」味が充分な「ソース」だ、
「カレー粉」を足すだけでも、なんとかなりそうな気配もあったが、
もし、ならなかったら、
「あれ足して、これ足して」「あれ炒めて、それ煮て」………、
「事」は手間を要すかもしれない。

人間が「無精」に、どんどんなっている今日この頃、
「事」は楽なほど「良い」。
そんなこんなで、「インスタント カレーの素」を投入となった。
凄い! 一発で「カレー」! 美味い!
「辛み」が物足りなかったから、「カレー粉」は足したが。

所要時間、約5分。
とんでもなく、手間無しの「カレー」であります。


「インスタント カレーの素」は偉い!
考えても見れば、「水」にこいつを放り込んだだけで、
「美味しいカレー」にしてしまう代物だ。美味い筈だ。

今度、試しに「インスタント カレーの素」の、箱の裏に書いてある、
「作り方」通りに、「余計な事しない、入れない」で、作って見ると良い。
凄ーく「美味しいカレー」が出来上がること、請け合い。
素晴らしい「バランス感覚」を感じる事が出来る。

全く、この「インスタント カレーの素」の開発者には頭が下がる。
「カレー」は、「足し算」の料理。何を入れたって、どうにでもなる。
「順列組み合わせ」だけでも膨大なのに、
更に、その「バランス」にまで、「事」は追及されているはず。
その歴史も充分あるだろうから、「ノウハウ」はあるだろうにしてもだ。

そう言う意味では、「シンプル料理」は簡単かもしれない。
が、俺は好きだけど。

newport宮木英貴



2012年4月25日水曜日

4/24火曜 ブロッコリーとベーコンのパスタ


「パスタ」って言う料理の多様性は、今さら言う必要なんかない程。
とにかく「和洋中」何でもありで、百花繚乱。

彼の地「ベネスエラ」で、驚いた「パスタ」があった。
「イタリア」「スペイン」辺にも、ひょっとしたらあるかもしれないが。

見た目はほとんど、日本で言う、所謂「ミートソース」だが、
煮込む材料がトマトじゃなくて、
「赤ピーマン」をミキサーで、デロデロにした物。
知らないで食べたら、味が全然違うんだもん。
ピーマンの「とんがらし的苦味」と「甘味」。
経験の無い「味」に、戸惑うやら感心するやら。

ちなみに、彼の地の「ピーマン」てのは、
日本で言うところの「パプリカ」の事。
「オーブン」で焼いたら、甘いのなんの。
日本のチビっちゃい「ピーマン」は、くさいだけで、
美味い「味」が少ない。子供が嫌いなのはしょうがないかも。
も一つ言うと、彼の地では、「赤」も「黄」もない。
ピーマンってのは「緑」→「黄」→「赤」と色が変わっていく訳だが、
変化の途中も平気で売っている。

半分「緑」で、「黄」「赤」が混じっているなんざ、当たり前。
植物としては、その方が正直な姿だろう。
そんな姿に、「共感」「感動」したもんだ。
もう一つ「与太話」すると、
「バカ」の事を、「Cabesa de pimenton = ピーマン頭」ってバカにして言う。
それは「中身が無いから」。

閑話休題

さて、そのソース作り方が、いかにも南米風。
ミキサーに「赤ピーマン」はもとより、
「アヒ ピカンテ」って言う、
「小さいピーマン」または「大きいとんがらし」みたいな、あちら独特の野菜、
「にんにく」「玉ねぎ」の皮むいたの、「ひょろ長トマト」、
それぞれを適当に切って、生のまま放り込み、
水入れて「ガー」と回す。なんとこれで、ソースは完成。

ちなみに、野菜切るのに「まな板」は使わない。
ナイフで、ミキサーに向かって「ちょいちょい」削いで、放り込む。

これを、多分「筋」やら「脂」やらたっぷりの、
考えられるだけ最悪な「挽き肉」を炒めた所に、
「じゃー」って入れて、ひたすら煮込む。
ちょいと煮た位じゃ柔らかくなんてならない。
煮りゃ、煮るだけ「脂」が浮く。
「最悪な挽き肉」が、否が応でも証明される。

で、いい感じに煮上がったのを、ブヨブヨに茹でた「パスタ」にかけて食う。
どうして「ブヨブヨ」かって言うと、その方が量が増えるから。
言い忘れたが、「ソース」にしても「パスタ」にしても、
これは彼の地「ベネズエラ」の90%を占める、「低所得者層=貧乏人」のスタイル。


パスタの「多様性」の話から、
「有り合わせの材料でも、パスタは美味しく出来るよね。」って話にするつもりが、
「ブロッコリーとベーコンのパスタ」が「ピーマン」話になってしまいました。
「ベネズエラ話し」に、乗っちまった次第。ご容赦。

ところで、この「ソース」を再現したメニューを近日公開予定。
「トリッパ=ハチノス=牛の胃の一つ」を煮込んでみました。
普通は「トマト」で煮込みます。見た目は同じではありますが……、
乞うご期待。


ま、そんなこんなで…。


newport宮木 英貴



2012年4月24日火曜日

4/22日曜 タコのトマトで柔らか煮のパスタ


一度「目覚まし」は鳴っているんだけどねぇ…。

「春眠暁を覚えず」とはよく言ったものだ。
2日連続の、大寝坊。
このブログの文章を作るのは、朝起きてからがほとんど。
昨日は、サボリったけど、今日はそうはいかん。
ま、自分に「課してる」事だし……。

昨日は休みではありましたが、1日「眠くて」「ダルくて」で、過ごした。
夏の終わり頃にも、同じ様な日が何日か有る。
「冬」「夏」の疲れが出るのかねぇ。
季節の疲れが、体に応える様になったって事だ。

何にせよ、今日は「睡眠充分」「元気」でありまする。


閑話休題

「魚介」の類は、「腰が抜ける」程ゆっくり、じっくり煮てやると、
「サッ」と煮るのとも、また違って美味いものだ。

「魚介」体内の水分が抜けない位、
表面に「皮」が出来て、中が温まる程度、
イメージとしては、温かい「風船」みたいに仕上げると美味い。

この効果は、出来るだけ「高温」で「サッ」と火を入れる事で得られる。
その後、そのまま加熱を続けると、
これも、あくまでも「イメージ」だが、
表面の「皮」がだんだん「固く」「縮んで」、中の水分が絞り出される。
つまり、「固く」「パサパサ」になっていく。

が、「魚介の美味しい味」は煮汁の中にある。
「パサパサ」の後、まだ、そのまま加熱を続けると、
表面の「皮」から、だんだん柔らかになってきて、
今度は、「魚介の美味しい味」は、煮汁の味と一緒になって、
「魚介」の中に戻っていく。
と、同時に「ヤワヤワ」になる。「ばあちゃん」だって食える。


「美味しい味」が、「魚介」の中心に届くまで煮続けると「美味くなる」。
時間はかかる、例えばこの度使った「タコ」だって、
大きさにもよるが、数時間はかかる。
実はスーパーでの安売りに飛びついたら、これがてんで茹で過ぎで、
巧くも何とも無い、ひどい「タコ」だったわけだ。
が、トマトの味を吸って、たいへん美味く食えた。
めでたし。

だから、「貝類」やら「魚」の「佃煮」が美味いハズだ。


newport宮木英貴