2012年4月27日金曜日

4/26木曜 オムライス


一人二個の卵、凄く贅沢な気がする。
だぶつき気味の卵の在庫を、どうにかするために「オムライス」。

卵は、友達の紹介で買うようになった「鵡川産の放牧卵」。
何も、小樽近隣でも似たような「卵」は手に入るのに、
「鵡川」から取らないでも、とも、思うが、長いつき合いだし。

けっこう「良い値段」はするのだが、流石に美味い。
ほとんど「自然」の中に放牧されているので、
「鶏」君が、物影に卵を生むと、探す人間が探しきれず、
時たま、古い卵が入ることはご愛嬌。臭いのはたまらないが…。
まるで、数十年前の「卵」みたいで、何か「ホッと」する。
少し、落ち度が有る位でちょうど良いのかも。


「鶏」「玉ねぎ」etc.を炒めて、「ケチャップ」で味付けた、
「ケチャップご飯」が中身が、基本。かな?
で「卵」を焼いたのでくるんで、「ケチャップ」をかける。
で、色合いに「パセリ」を飾りゃあ、歴史的「オムライス」。

実は、私「洋食屋」を標榜している割に、
「オムレツ」が大の苦手。
「オムレツが洋食屋の基本!」何ぞと言う戯れ言にウンザリしている口だ。

で、この「卵」でくるむ作業は個人的に、
「一人1個」とか、「二人で二個だから、一人1個半」の「卵」だと辛い。
「二個」だと、けっこう余裕でくるめる。だから今回は完璧。

コックになり立ての頃、一人の先輩が、
「オムライスの盛り付けの色は、完璧だ。
卵の黄色、ケチャップの赤、パセリの緑、素晴らしい配色だ。」
と曰っていた。
その時は「なるほど!」なんて聞いていたが、
今思うに、確かに「綺麗」だけど、「子供」っぽい色合いだよね。

とはいえ、この度は「歴史と伝統」にのっとって、
「卵の黄色、ケチャップの赤、パセリの緑」の「オムライス」としてみた。
やっぱり、綺麗かも。


最近は「オムライス屋」何ぞもあって、
「中身」も「ソース」も、「卵の焼き方」まで、多種多様。
料理なんだから、工夫があって当たり前。

勉強になるから。


newport宮木英貴


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