一人二個の卵、凄く贅沢な気がする。
だぶつき気味の卵の在庫を、どうにかするために「オムライス」。
卵は、友達の紹介で買うようになった「鵡川産の放牧卵」。
何も、小樽近隣でも似たような「卵」は手に入るのに、
「鵡川」から取らないでも、とも、思うが、長いつき合いだし。
けっこう「良い値段」はするのだが、流石に美味い。
ほとんど「自然」の中に放牧されているので、
「鶏」君が、物影に卵を生むと、探す人間が探しきれず、
時たま、古い卵が入ることはご愛嬌。臭いのはたまらないが…。
まるで、数十年前の「卵」みたいで、何か「ホッと」する。
少し、落ち度が有る位でちょうど良いのかも。
「鶏」「玉ねぎ」etc.を炒めて、「ケチャップ」で味付けた、
「ケチャップご飯」が中身が、基本。かな?
で「卵」を焼いたのでくるんで、「ケチャップ」をかける。
で、色合いに「パセリ」を飾りゃあ、歴史的「オムライス」。
実は、私「洋食屋」を標榜している割に、
「オムレツ」が大の苦手。
「オムレツが洋食屋の基本!」何ぞと言う戯れ言にウンザリしている口だ。
で、この「卵」でくるむ作業は個人的に、
「一人1個」とか、「二人で二個だから、一人1個半」の「卵」だと辛い。
「二個」だと、けっこう余裕でくるめる。だから今回は完璧。
コックになり立ての頃、一人の先輩が、
「オムライスの盛り付けの色は、完璧だ。
卵の黄色、ケチャップの赤、パセリの緑、素晴らしい配色だ。」
と曰っていた。
その時は「なるほど!」なんて聞いていたが、
今思うに、確かに「綺麗」だけど、「子供」っぽい色合いだよね。
とはいえ、この度は「歴史と伝統」にのっとって、
「卵の黄色、ケチャップの赤、パセリの緑」の「オムライス」としてみた。
やっぱり、綺麗かも。
最近は「オムライス屋」何ぞもあって、
「中身」も「ソース」も、「卵の焼き方」まで、多種多様。
料理なんだから、工夫があって当たり前。
勉強になるから。
newport宮木英貴
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