2012年4月15日日曜日

4/14土曜 でっかい鍋焼きうどん


嫁が「鍋焼きうどん」が食いたいって言う。
理由は、汁吸って「トロトロ」になった、「麩」が食いたいそう。
「トロトロ」の「麩」なら、「鍋焼き」じぁあ無くったって…。
と、思いつつ、逆らうのも、なんなんでね…。

子供の頃「鍋焼きうどん」は嬉しかった。
何てったって、一人に鍋一つあたるのが良かった。
思うに「土鍋」じぁあ無かった、たぶん、アルミのペラペラだったと思う。

何入っていたか、あまり覚えてないけど、
卵が一個入っていたのだけは、覚えている。
だって、子供の頃は生玉子も、弟と半分ずつだったはず、そりゃ、嬉しい。
あー、貧乏くさい話しだ。

さて、じゃあ現在、何を入れるか。

まずは、何て言ったって、「玉子」。
ただ、あの汁が白く濁るのは、実はどうも好かん。
汁の全部が「玉子」の味に影響されてしまう。それは許し難い。
で「茹で玉子」を一人一個。

次に天ぷら?
元来、「海老」なんてぇて物に、あまり「豪華」感を感じてはいないから、
「海老天」は必須ではないが、何か天ぷらは、欲しい。
イメージとして浮かんでいるのは、「たらの芽」なんかの、山菜の天ぷら。

後は、斜め切りの「長葱」。これがトロッと煮えたのは、良い。
干し椎茸の出汁、味も良い。
と、嫁ご所望の「麩」だ。
ま、他には、有り合わせの物をば..........。

店の買い物と一緒に、あれやこれやを探す。
が、けっこう思った通りの物は「なかなか」だ。
「玉子」こそ、いつでもある。
「麩」「長葱」「干し椎茸」は、なんて事は無い。
しかし、「天ぷら」は、「芋天」「ナス天」しか手に入らず。
寂しいので、「天かす」もプラス。
そのフラストレーションをかわすため、「すり身天」もプラス。

ここで、大問題。「土鍋」が、個人用が無い。
しょうがないので、デカい「土鍋」で、二人分、まとめて作る事にした。

かように、何事、思い通りにはならないもの。
しょーがないさね。
でも、今は、子供の頃とは違う。
「でかい鍋焼きうどん」でも、中身が、イメージと違っても、
充分に満足さ。



newport宮木英貴


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