2012年4月19日木曜日

4/18水曜 ネギがごっそり乗った「そば」

相変わらずの「ゴボウ鶏出汁」に、
たまたま、ネギの青い所がごっそりあったので、
ごっそり乗っけて、食った。

あまりの量で、「薬味」として生で乗っけたら、
辛くて食えないと思われたので、
「サッと」煮て、「具」としてみた。
「ネギ」は「生」でも「火を入れ」ても、
それぞれに美味くて、実に好ましいヤツだ。

ところで、
「薬味」って言うと、忘れられない写真がある。
小学校の時の「家庭科」の教科書にあった、「納豆」の写真だ。
小口に切った、真っ白な「ネギ」と、
極細の、黒い「刻み海苔」。
それらが、「こんもり」「たっぷり」乗っている。
かなり美化されているかもだが、もう、夢の様な「納豆」だった。

当時、我が家の「おさんどん」は母方のババア、
何にしても、「薬味」なんてのは、ただの飾り。
「味」なんてするようには、乗ってはいない。

「夢の納豆」を現実にしたくて、ババアに頼んだところで、
当時、「小口のネギ」とか「刻み海苔」なんて言葉も知らない。
たとえ知っていたとしても、ババアが知らなかったろうし。
「細かいネギ」とお願いしても、「みじん切りのネギ」。
「細かい海苔」とお願いしても、「もみ海苔」だった。
その上、「こんもり」とは行かず「たっぷり」にも遠く及ばなかった。

後に「職業」が「人様の飯の心配」になって、
自分で「夢の納豆」が作れる様になった。
それから、どれだけ食ったか。
かつての影響か、反動か、
必要以上に「薬味」を乗っける癖がついた。
「薬味」食ってんだか、
本来「薬味」に引き立てられる「本体」を食ってんだか、
訳、分からない程に「薬味」を用意する事が多い。

自分で食事が用意出来る良い所は、
自分の好きなバランスで、好きな物が食える事だ。
嬉し。



newport宮木英貴


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