2012年4月13日金曜日

4/12木曜 「竹の子」の炊き込みご飯


「竹の子」を自分で茹でると、何が嬉しいかって、
「竹の子の皮」が食えるのが良い。
中身は商売物だけど、皮は好きに出来る。
大量入荷したので、自分で「やっつけ」た。

「魚」にしても、「肉」にしても、この「竹の子」にしても、
仕込みを人任せにしないで、自分で「やっつける」と、
それに付随する物が自由に出来るのが良い。
だからといって、「時間」と「手間」が無尽蔵って訳でもないから、
その辺は、バランス感覚が必要だが。

「竹の子」の皮の「柔らかそう」なところ、
中身の、食うには「固そう」なところ、を集める。
一本なら、なんてこと無い量だが、数本なら、結構な量になる。

まずは、柔らかそうなとこは、
ポン酢でもかけて、自分の酒の当て。
一部は、味噌にでもするかい。
で、まだいい量だったので、「竹の子ご飯」とあいなった。

「あれ」も入れて「これ」も入れて、
「ご飯」と「具」の量がどっこいどっこい、になってしまったのは
笑い話。


ちなみに、炊き込みご飯でありましたが、
やっぱり、目玉は「おこげ」だよねぇ。
「おこげ」を食べると「出世しない」なんて言うけど、
「出世」なんざしなくていいから、「おこげ」は食いたい。
ま、そんな「こまかい」事を、
とやかく言っているようじゃ、大成はしないって事だろうけど。
そんな事は身を持ってわかっている。
「大きなお世話」だ。

なんにせよ、けっこうな、春の「味」でありました。


newport宮木英貴


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