2012年4月4日水曜日

4/4水曜 丸亀製麺


不祝儀があり、夜は店もある事だし、
香典を置いただけで帰って来たんだが、
時間にばかり追いかけられていて、余裕もなかったので、
晩飯は「丸山製麺」で、「うどん」をチャッと食うことにした。

思うに「丸山製麺」の商売は良い。凄い。

「出汁」「つゆ」の類いは、きっともって「缶詰」「レトルト」で、
何処かの「セントラルキッチン」で一括で生産、配送。コスト的にも有利。
他の大きな仕入れは「小麦粉」。
そりゃ、時期、状況にもよるけど、当然「小麦粉」は原料だから、
製品仕入れるよりかは、ずっと安い。
で、どっちも常温で在庫出来て、かつ、日持ちするから、計画的に仕入れが可能。

後の仕入れで、冷蔵庫の必要な物は、「野菜」位なもん。
沢山のスペースも要らないし、光熱費も経済出来る。

安く仕入れた「小麦粉」は、お客様の目の前で「うどん」に整えられるから、
お客様の「本物」感、「手間ひま」感、「美味しそう」感は、嫌が応にも高められる。
一石二鳥。

基本的に「セルフサービス」、「サービス」に人は要らないから、
人件費はキッチン内に集約出来る。
唯一「うどん」を打つ人間のために、「教育」「頭数」が必要で、
まあ、余計にコストがかかるものの、
彼らのおかげで「手作り」感はあおられるのだから、やっぱり「良い」事になる。

大事な「味」的にも充分満足いくものだし、
こららが、直接「低料金」にも跳ね返る。お客様もニコニコ。
流行らない訳が無い。
こんな事、思いつくヤツは凄い。

後は、店が出来たばっかの時は、殺到するけど、
ちょっと経つと、すぐ飽きる「小樽のお客様の気質」に耐えられればというところ。
是非、長持ちして欲しいものである。


ところで、不祝儀の事。

お店のお客様で、ある日、手術不可の「すい臓がん」が発見された。
たまに来ては「抗がん剤」で土色になった顔色で、赤ワイン飲んでいた。

その「抗がん剤」、一回15万円するそうな。それを二週間毎とか。
で、「がん」を小さくしておいて、良いところで「手術」と言っていた。

何が言いたいかって言うと、「がん」の治療には金がかかるって事。
多分彼は、一年以上はその生活を続けていたはず。
コストを考えてみると良い。

当たり前の話だが、「がん」になったら「がん保険」には入れない。
ヤバそうな生活をしている人、家系が「がん」の人、は、
ここが非常に大事な事だが、
「がんになる前」に、
「新進医療特約」をつけて、「がん保険」には入っておきましょう。
「家を売った」「代々の山を売った」……。
なんて話は転がっているそうだ。

死んじゃった人には、何もしてあげる事は出来ないが、
自分の事を心配する事はできる。

せいぜい、自分の事は、常々心配しておきましょう。


newport宮木英貴






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