2013年11月5日火曜日

10/31木曜 海苔のクリームパスタ

イタリアンの超有名シェフ「日高良実」様のレシピ。
「天邪鬼」のあたくし、
「有名」だの「シェフ」だのいうだけで、「ケッ!」てなもんだが、
「日高良実」って人を表現しよってんならしょうがあんめぇ。

某雑誌で彼が「日本的パスタ」を「イタ公(イタリア人の意)」に食わして、
何か言わせようって企画の中の一皿。
「美味そう」だったんで、作ってみたって事。

普通の板海苔を一人一枚、水でさっと煮て「ほとびらさせて」おいて、
「生クリーム」「柚子胡椒」「パルメザンチーズ」で味した一品。
かつて「ローマ」でも振舞った事があるそうで、
その後「柚子胡椒」が盗まれたってこったから、
「イタ公」にとっても、よっぽど美味かったに違いない。


さて、先日取り上げた「果敢に攻める味」と「安心のお味」。
この一品は、その「融合」で作られたレシピの様で。

当店でも良くやる「手」だが、
「ありきたり、分かりやすい」材料には、
凝った「ソース」やら「料理法」「珍しい材料」を合わせる。
逆に「珍しい」「分かり辛い」材料には、
「ありきたり」「分かりやすい」ソース、料理法、材料を合わせる。

つまり「安心のお味」と「果敢に攻める味」をセットにするっちゅう事。
この「レシピ」では、
「イタ公」にとって「生クリーム」「パルメザンチーズ」が「安心」、
「海苔」「柚子胡椒」が「果敢」って事になる。

こんな「有名」な方でも同じ「手」を使う事に気付いて、
ちょい自画自賛。

閑話休題

まーこの料理のポイントは「一にも二」にも「海苔」の味。
古い、湿気った「海苔」を使ったから、ちょいとイマイチの仕上がり。

「勿体無い」「始末の心」は空振りに終わったちゅう事。
材料はケチってもいけねえ。残念。

"newport"宮木英貴



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