2013年11月1日金曜日

10/29火曜 豚しょうが焼き

「豚のしょうが焼き」ってメニュー、
「ランチ」の選択肢にあった場合、チョイス率がすんごく高いそうな。
ま「定食で」って事なんだろうけど。

「豚肉」にしょう油ベースの「甘辛味」、
ちょいヘルシーに「キャベツの千切り」なんざ付いて、
なんたって「安心のお味」。
「食前」の予想の味を裏切る事は、まずあり得ない。
これが大事。

これと反対に「果敢に攻める味」ってのがある。
料理の名前どころか「材料の名」さえ知らぬ。
「調理法」も何だか「カタカナ」でちんぷんかんぷん。
「写真」見たって、何がなんだか検討もつかぬ。
そんなんに「果敢に挑む味」ってこった。

「発酵食品の匂い」と一緒で、口に放り込んじゃえば、
けっこう「普通」「美味い」って事になるんだが、その「敷居」の高い事。
「女子」の場合、ある程度の「料理の知識」「興味」も手伝って、
「敷居」も低い事が多いが、「男子」はそうはいかねぇ。
「そったら、ナンジャもんジャ料理、食わなくても死なねえ」
と言いつつ「安心のお味」に向かうのである。


お恥ずかしながら、かつて「イッタリアンのコック」を目指していた際、
例えば「生のバジル」が入ったパスタは「勉強対照」の味だった。
ある意味「果敢に攻める味」だ。

しかし「彼の地ベネズエラ」では、ご家庭で普通に作っている「味」、
「彼の地」的には「安心のお味」だ。
反対に「カレー」を「彼の地」で「賄い」で作ると、
当初は敬遠するが、回を追うごとに「今度はいつ作る?」になる。

中国では「ご飯」は絶対に温かくなければいけないそうだ。
だから「海苔弁」とか「シャケのおにぎり」は「もっての他」だそうな。
先日「TV」で見たが、朝飯の「フォー」に、
「砂糖」を山盛り入れて食う習慣もあるそうな。
スッポンを指して「お前らカメ食うのか?!」と驚くクセに、
「陸ガメ」やら「ワニ」やら平気で食ってる。

あれも、これも、それも全部一緒くたに「安心のお味」なりゃあイイ。
せめて「食い物」くらい「ぐっちゃぐっちゃ」になっちまえばイイ。

身の程知らずにも、壮大にそう思う事がある。

"newport"宮木英貴



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