例えば「ごはん」をやっつけて、
「炒飯」「雑炊」「丼物」にする様に、
「パスタ」は「ハンパ物」「余り物」をなんとかるにゃあおあつらえむき。
「オイル」「バター」etc.で材料を炒めるだけ。
「にんにく」「とんがらし」etc.と炒め合わせる。
「トマト」「生クリーム」「ブイヨン」「ワイン」etc.で煮るだけ。
または、炒めてから煮るもあり。
ちょいと工夫すりゃ「パスタのソース」はお茶の子さいさい。
「和」系の材料放り込みゃ「和風パスタ」だ。
「ペスカトーレ」ちゅう「料理」あり。
イタリア語で「漁師」の意らしい。
おそらく「売り物」にならぬ「小魚、雑魚、貝、甲殻類」、
「身」を外した「骨、頭、内臓」やらを、
まとめて「煮る、焼く、蒸す」した事に端を発するんだろうて。
つまりは「始末」の料理。
それこそ世界中の「浜」にそんな料理はあるに違いない。
「Sopa de Mariscos」「ブイヤベース」「三平汁」………。
話は逸れたが、その辺「始末の心」に習って冷凍庫の整理。
「北寄」「シャコ」「カキ」「海老」「ウニ」「ホタテ」………、
それも一個とか二匹とか三切れとか。
「ミントのソース」「バジルの切れっ端」「パセリの軸」………、
「枝豆」「チーズ」「ベーコン」………。
「いつの日か使っちゃる」と無造作に放り込んでおいたのを、
「いつの日」か忘れちまってる訳だ。
かなりなとこ、情けない。
「反省」を込め、ガガっと「トマトソース」でやっつけて、
「悔しさ」と共に呑み込む。
"newport"宮木英貴
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