2014年1月28日火曜日

1/24金曜 「メカブ」のブッカけ蕎麦

全く個人的な事なんだが、いよいよ素敵な日々がやって来た。
ここ北海道に住む最大の楽しみである「海藻」のシーズンだ。

「生わかめ」「細目こんぶ」「メカブ」「銀杏草」…、
スーパー、市場で見っけると即購入。
まずは「味噌汁」そして「そば、うどん」の具だろ、
で「酒」の当てetc.…。

ま、早い話「大好物」って事なんだが。
でだ、この「大好物」を自分の「お好み」の
「分量」「塩梅」で食うのがまた良いんだ、これが。

「分量」はなんと言っても「大量」でなくてはいけない。
「ちょうど」と思える分量「プラス α 」が絶対条件、
「え⁈ちょっと多くない?」がより望ましい。
ただ、この「ちょうど」の量は、人様と比べた末の「ちょうど」ぢゃあなく、
自分だけが思う「ちょうど」なんで「推して知るべし」なんだが…。

「火の入れ塩梅」がその価値を左右する事は言うまでも無い。
「軽く」火が入ったそれの「海の香り」、コリっとした「歯応え」はえも言われぬ。
そのためには「火の入れ過ぎ」は禁物中の禁物。
熱湯にくぐらすだけで、即冷水に取る。
熱い味噌汁を注ぐだけ、味噌汁の鍋に入れても「煮だたせない」…。
工夫のし甲斐はあるって言うもの。

もちろん時期、産地、部位によって「硬さ」「厚さ」が変わるので、
それぞれの事を考慮に入れるは当然。
「茎」と「葉」ぢゃあ「火」入りは違う。

「火」が入った瞬間の湧き立つ様な「青」も良い。
その鮮やかさは目を奪うほど、が、その「美しさ」ははかなく、短い。
色あせるのを見るには耐えないので、その前に「ガブ食い」するっきゃない。


さて、この「楽しい」「嬉しい」「素敵」なシーズンは、
せいぜい、この寒の時期いっぱい。
後は夏の「モズク」を待つしかない。
もちろん、あらゆる方法を駆使して「冷凍保存」はする。
が、やはり「生」には及ばない。

もう、毎日でも食う。

"newport"宮木英貴


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