2011年9月9日金曜日

9/8木曜 ソース焼きそば

つまりは「ソース焼きそば」。

その昔「丼物」が嫌いだったのと同じ理由で、
「ソース焼きそば」も嫌いだった。

理由は、器なり皿なりの、どこを食べても同じ味だから。
「濃い薄い」はあったにせよ、一つの味に支配されてるじゃない。
「別々なら良いのに」とよく思った物。

今思い出してみて、一食が一つの味付けで出来ている物。
例えば「ラーメン」「温かいそば、うどん」もダメだった気がする。

「ご飯」「麺」「具」「汁」が別々に盛ってあれば
それぞれの加減は、自分で出来るから良い。

そうだったら「丼」も「焼きそば」も、素敵な「食べ物」だったろう。
食事の時間は、考えられるいろいろなバランスを思い、
めくるめく陶酔の時間だったに違いない。

いつから「丼」「ソース焼きそば」が許せる様になったのか。
多分、「空腹」が生活の中で「必須アイテム」になったあたり、
誰も自分に「食事」を用意してくれなくなったあたり、
「一人暮らし」が身に付きだした頃からだろう。

もう「食べ物」に食らいつくのが身に染みてしまっている。
「下品」が本質になっている。

あの頃の上品な自分に戻りたいねぇ。
今はもう「ガツガツ」食うだけで、
「食事が陶酔」なんて事はない。



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