2011年11月5日土曜日

11/4金曜 急遽なカレー

次の日曜日に行われるところの"newports Live in newport"。
その名物、「食い放題カレー」を、ぼちぼち仕込んでいたら、作り過ぎた。

あれも、これも、と足していくとこんな事になる。
鍋のフチにギリギリ。こんな事じゃあ、かき回すのも不可。

この度は、「ひき肉カレー」。
野菜もペースト状になっているし、粉もそれなりに入っているので濃度も出ている。
マメにかき回してなきゃ、専門用語で言うところの「当る」。「当たって」しまう。

キッチンでは「焦げる」ことを「当る」と言う。
鍋にかけたものは、「水分が少ない程」「具材が小さい程」「(粉等で)濃度がある程」
よく「当る」。今回は後半二つが該当する。

そんなこんなで、「賄い」となりました。
出来は大変良く、上々であります。
"Live"ご来店のお客様はお楽しみに。乞うご期待。

で、減らしたのは良いが、分量が分量、焼け石に水。
結局「当てて」しまいました。「宝くじ」なら景気の良い話ですが。

「当たった」のは、かき回している木べらの感触で解ります。
鍋底は本来ツルツルですから、ゴリゴリ、ゴロゴロした感じになります。
「当たった」のに気付いた時は、火を止めてはいけません。

弱火にしておいて、鍋の中身を速やかに何かに移し、
鍋が熱い内に「金たわし」等で洗ってしまいます。
鍋が熱い内なら、「焦げ」は割に簡単に落ちます。

ここでやっちゃいけないのは、「火」を止めて放置する事。
「鍋」「鍋の中身」が冷め始めると、「焦げ」が浮いてきます。
浮いてくると同時に、「焦げの味、匂い」が鍋の中身に溶け出します。

とにかく、「鍋が熱く」「焦げ付いて」いる内になんとかすることです。


若かりし頃、先輩諸氏に怒鳴られながら、必死で「焦げ」を落とた事を思い出しつつ、
カレー鍋を洗いました。

「カレー」は当然の事ながら、無事です。


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