「鹿肉」は、素晴らしい。
「高タンパク」「低脂肪」「鉄分量も高い」いんだそうだ。
し、何より美味い。
が「鹿肉」はまだ、先入観を持って見られている事が多い。
確かに、下手な火の入れ方をすると「モサ」つく感じがあるし、
かつての「血抜き」が不完全な「肉」の、
イメージを引きずっている方も多い。
イメージを引きずっている方も多い。
そもそも「鹿肉」は、「脂質」が少なく、味に「クセ」の少ない「肉」。
「洋食かぶれ」よろしく、「ジビエ」とか抜かして、
「十ぱ一絡げ」に、「赤ワイン煮」何ぞにしてしまったら、
「赤ワイン」のキャラにやられて、
「味も素っ気も」「脂っ気」も抜けて、パッサパサになってまう。
まあ、「血抜き」がダメな「鹿肉」には、有効かもしれないし、
「部位」を考えれば、あながち「ダメ」でもないが。
今、北海道じゃあ、確かな数字は知りもしないが、
「鹿」の害も深刻な模様。
「鹿」の害も深刻な模様。
確かに「高速道路」を並走したり、農産物を食い荒らしたり、
民家のすぐそばで、見られる事もある。
そんな事なら、「食っちまえば良いぢゃん!」
なんて考えは、考えの足りないバカなコック的発想かもしれないが、
「食材」として考えるのは、悪くは無いと思う。
当然、野生の動物だ。
餌の環境も、「時」「場所」で違うだろうから、
「健康状態」つまり、「肉質」も、一定じゃあ無いだろうし、
「病気」もあるかもしれない。
「病気」もあるかもしれない。
「捕獲」の時、イイだけ暴れて疲れたら、そりゃ「肉」は不味くなる。
「銃」での「猟」なら、「弾」の当たる場所も問題。
もっと大事なのは、「捕獲」後の処理。
「血抜き」は、死後「2時間」が勝負だそうで、
「首」落としてぶら下げて、「血抜き」するなら、
下手したら現場でしなきゃならない。
不完全になる確率は、上がる。
で「生け捕り」にしておいてある期間飼育、
必要に応じて「屠殺」「精肉」する方法が考えられる。
「養鹿(ようろく)」って言うらしい。
これだと「餌」は安定するし、「疲れ」は癒える。
「病気」の発見の確率は上がる。
何より「屠殺」〜「血抜き」〜「精肉」の工程がスムーズ。
いささか残酷な物言いで、心苦しいが、
「電気ショック」で気絶させておいて、「血抜き」をすると、
「心臓」がまだ動いていて「ポンプ」を使っている様なもので、
「血抜き」がより完全に出来るそうだ。
側に「精肉」する所があれば、より新鮮な仕上がりになる。
まあ「残酷」って言ったって、人間「万物」の命を頂いているんだし、
「牛」やら「豚」やらの事考えれば、そんなもんでしょう。
実際、そんな事業が、道東辺りで始まっているそう。
沢山の人が「鹿」の安定供給に向けて、努力している様だ。
現在の「鹿肉」市場は、10年前からでも変わっている様に思われる。
「肉質」「価格」「品数」は、格段に変わっている。
「考えの足りないバカなコック的発想」は現実になりつつある。
あら嬉し。
おかげで「あんかけ焼きそば」に「鹿肉」が入ったりもする。
newport宮木英貴
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