2013年1月24日木曜日

1/23水曜 雑煮


己れの職業上、「雑煮が食いたい」と思えば、
自分で作って食やぁイイんで、
「飯」を「作れぬ、作らぬ」方々よりかは、
「他人様」を当てにしないで済む分、いくらか「幸せ」だ。

が、例えば「季節」やら「気温」やら「必然」が無くとも、
年がら年中、好きな物を、食いたい時に食ってしまう。
ま、「雑煮」「冷やし中華」何ぞは、その筆頭。
今回は「雑煮」だったが、「冷やし中華」の虫もムズムズしている。

それに付けても、この時期の「雑煮」だけは別格だ。
「正月」は、何と言っても「雑煮」。
「雑煮」を食わんことには、「正月」らしくはない。

元旦には、嫁の実家にて、嫁の実家の「雑煮」を食った。
「元旦に雑煮食べに行くからね。」の一言で、
正月早々、「実家の母さん」の「年寄りのネバならない感」をあおるという、
「長生き」を祈る、実に「親孝行」な、娘夫婦。
これはこれで、も早、正月の恒例行事になっており、
「正月」感満載の一コマ。

今年は、我が実家の「雑煮」を食う「チャンス」を逸していた。
個人的な気分だが、正直言って、ここ何年も「正月」を感じるのは、
「元旦」の一日だけ。
「三が日」「七日正月」なんてのはカレンダーの上のこと。
これは「忙しい」「仕事に追われて」なんて事が原因じゃあ無く、
「正月」を感じ続ける「体力」「気力」が薄まっているのかも知れないし、
「正月」らしい「イベント」にかけた生活をしているだけかも知れない。
そんなこんなで、ただ、単に「実家の雑煮」を「忘れて」いただけの事。

今正月、当店の「カウンター」を飾った、
「スーパー」山積みの「充填お供えモチ」が、転がっているのが、
先日来、目には入っていた。
「食わなきゃ」って気持ちは募っていた。
で、「満を時して」、1月も20日も過ぎてはいるが、
「実家の雑煮」って事になった。

「実家の雑煮」は、「ごぼう」の香りの「鶏出汁しょう油汁」。
やっぱり好きだな。
食っている間だけだが、気分が一気に「明けましておめでとう」になる。
やっぱり、この時期の「雑煮」だけは別格だ。
せっかくの「正月の雑煮」、普段の「塩分気にしい」を辞めて、
たまには「しょう油」を「カリッ」と効かせてみた。
ら、やっぱ「チョイしょっぱい」であったが。

「食い物」が、季節感を「はっきり」と感じさせる。
「食い物」の「パワー」だね。

newport宮木英貴


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