2013年1月18日金曜日

1/17木曜 とんかつと、キャべ千


まあー、「とんかつ」ったって、
各種身体的理由で、「揚げ物」ぢゃなくて「焼き物」なんだけどね。

にしても、「肉」を食うのは「野菜」を食う方便。
とりわけ、好物の「キャベツの千切り=キャベ千」を食うため。
つまりは「キャベ千」が「主」で、「とんかつ」が「従」。
ま、「とんかつ屋」じゃ「キャベ千」は、
3度は「お代わり」をする位好きなんだが。

それにしても「野菜」が高い。
「レタス」「水菜」「ほうれん草」等、「葉っぱ物」が特に高い。
この度の「キャベ千」だって、やっとこさの「キャベ千」。
「野菜サラダ」は、今、高級料理だ。

「年末年始」特別価格の時期がすぎて、やっと落ち着いてきたと思った矢先、
長く続く「寒さetc.」、その上の「大雪」。
成育が遅い、凍る、やっと大きくなっても「雪」で車が動かない。
北海道じゃあ、いくらか「おとなしい」様だが、
本州じゃあ「ベラぼうな値段」を付けているらしい。

「野菜」が高い理由の一つに、
「無理矢理」と言っても良い位の、「規格」偏重があるとも思う。
「S」やら「M」やら「L」やら諸々、
「段ボール箱」に、「何個」「何キロ」正確に詰めなきゃならない。

先日、届いた「20kgの玉ねぎ」の箱に、
古い「玉ねぎ」を入れようとして驚いた。
「もう2~3個の玉ねぎ」さえ入らない「正確」ぶりの「箱」「玉ねぎ」。
「20kg」だよ。けっこうな大きさの「箱」だ。でも、入らない。

で、「規格外」の「野菜」は、バンバン「捨て」られている。
「捨て」られなかったとしても、「捨て値」で取引される。
本来「食うべき物」「食える物」「同じ味」であるにも、関わらずだ。
それって、やっぱ「おかしい」だろ。

かつての「海外生活」の時、「八百屋」は素敵だった。
野菜は「大きい〜小さい」の関係なしに山積みにされていて、
「キロいくら」で、量り売りされている。
まあ「好きな大きさ」を、必要以上に選んでいると「嫌な顔」されたけどね。
けど、八百屋の「理想の姿」を見た思いがしたのは間違いは、ない。

大きかろうが小さかろうが、同じ「トマト」にゃあ変わらないはずなのに。
そりゃ「この野菜が美味いのは、この大きさ」って事もあるにはある。
とは、思うが「じゃなきゃダメ」ってもんでもなかろう。
「大きさ」なりの「美味さ」もあるとも思うし。

「規格」に、「運ぶ都合」以外の理由が、あまりあるとは思えない。
「単純」過ぎる考えで、笑われるのも覚悟の上で言うが、
「捨て」られる「野菜」も、「規格」に乗れた「野菜」も、
同じに出荷されたら、「価格は下がる」と思う。
農家の現場で「収穫」に使う「コンテナ」で、そのまま運べば良いんじゃない?
大量の「規格品用段ボール」の「コスト」も、ハンパじゃなかろう。

「規格」があることによって「値崩れ」を阻止して、
「価格の安定」を図り、結果「生きている」「生活している」人もいるんだろう。
簡単に「現在の状況」が変わるとも思えないが、
「理想の八百屋、市場」を夢見たりもする。

「とんかつと、キャべ千」の話から、随分に逸れてしまいましたが、
ま、今年の「初夢」ってことで。

newport宮木英貴





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