2011年10月18日火曜日

10/16日曜 ハヤシライス

ご存知「ハヤシライス」は、インスタントでなければ、
一般的に「デミグラスソース」または「ブラウンソース」と言われる、
ソースをベースに作られる。
まー、その他の方法は私の知識では、ちょい、思い付かないが。

その「デミグラスソース」または「ブラウンソース」の違いは数々あるが、
一つ「色の付け方」が違う。

「デミグラスソース」は
牛スジやらのくず肉、鶏ガラやら牛やら豚の骨類、香味野菜を、
オーブンでゆっくり、ジックリ「こげ茶の焼き色」を付け、
それらの「色、味」を煮出して「ベースの出汁」を作る。
これに、小麦粉を油脂で炊いた「オイルルー」を加え、トロミを付けて完成。

実際は「濃厚」さを出すために、
「色、味」を出す材料を入れ替えつつ、煮込む作業に一週間もかける事もある。
これは私には馴染み深い方法だが、今となっては古臭い方法。
今時、そこらのお店では「缶詰、フレーク」を使うんじゃないのかな?

で、こなた「ブラウンソース」。
正直、この方法は先日テレビを見ていて知った。知らんかった。
でも、このソースの名前は「こう付けたから、そう」って感じで、確たる物はない。

テレビによると、小麦粉をバター等で、ジックリ、サラサラ、
焦げ茶色になるまで、一時間はかけて「炒める」と言うか「焼く」そうだ。
これに、肉ベースの「ブイヨン」を入れて、ソースのベースとするとの事。
これに具となる「野菜、牛肉」何ぞを入れて「ハヤシ」のソースを仕上げる。

これだと、具の風味を生かした、軽いソースが出来て良いかも知れない。
「デミグラスソース」ベースだと、濃厚で、具の風味に勝ってしまう事もあるし。
「ちょい、試してみるかい!」てな気分にはなる。


けど、例えば、「ブラウンソース」の「肉ベースのブイヨン」を、
一日だけ煮込んだ「デミグラスソース」用の出汁に変えるとか、
双方の長所を組み合わせば、もっと美味いかな?
とも思うので、区別する必要は無い訳で、
またも、料理の深遠を感じるわけだ。あーーーー。





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