2013年9月13日金曜日

9/11水曜 豚耳軟骨冷麺


豚の軟骨っちゃあ通常「気管」の一部。
薄くスライスしたもんを、焼いて食べるか、
某肉屋じゃあ「味付け〜スモーク」した人気商品がある。
まあ「コリコリ」して、どっちも美味い。

が、今回食ったんは「豚の耳」の部分、
「耳軟骨」とか言って売っている時もあるが、
今回は、ただ「軟骨」とだけの表示で何やら不親切。
だが、茹でてスライスして売られていて、
軽く茹で直すなり、炒めるしてすぐ食えるんでまあ良し。

やっぱり「コリコリ」して良い歯触り、
「味」はちょい「脂っぽい」「獣臭い」感じがあるが、
これと言って、あんまり「無い」。
中華なんかで、味の濃い「肉味噌」と「耳」を並べた前菜がある、
「和」なら「酢味噌」ってとこ、そんな感じが良い。
「沖縄」なら「ミミガー」とか言う料理になる。

以前「豚鼻」の輪切りで「形あのまんま」を手に入れた事があるが、
「耳」と「鼻」、形と歯触りの若干の違いがあるが、
「味」はだいたい同じな塩梅だ。
なんせ、 先の「中華前菜」は「耳」と「鼻」が並んでた。


さて、昨今、この「豚耳」に限らず「軟骨」「鹿肉」を、
「web」で検索すると「ペットフード」にぶつかる。
それらを「天然成分の良いエサ」として売っている訳。
その「webページ」の入口は「犬用」「人間用」と別れている。
なんと食い物が「お犬様」とかぶっているってこった。

決して「悪口」を言いたいんじゃあない。
逆に安心した位だ。
人間の口に入る「肉」の類いはすごく限られている。
「人が食う」以外の部位はどこに行くのか、
実はけっこう心配してたんだ。

「まあ肥料、飼料にはなるんだろう」とは思ってはいたが、
こう明らかに「犬用」なんて書かれると、
かえって「胸のツカエ」が取れたような感じだ。


格好つけて言えば、
命ある者が命を繋ぐために命ある者の未来を絶って
それを食さねばならぬのは、命の必定。
しょうがねネェってこった。

「もっと隅から隅まで食うベキ」と思う次第。

ちなみにこの度の「賄い」、
「耳」に、茹でた「もやし」刻んだ「きゅうり」を、
「胡麻味噌」味のタレで和えて「冷麺」の上へ。
「麺」と「軟骨」の歯触りの対比が妙、結構でございました。

"newport"宮木英貴


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