2013年9月10日火曜日

9/7土曜 ブロッコリーとベーコンのパスタ


何の事は無い「余り物」からでっち上げたパスタ。

「余り物」「貯まっている物」を食うのは「賄い」の王道。
その根底にある気持ちは「勿体無い!」だ。

もう「しつこい」程登場した「ネタ」だが、
「食物は簡単には捨てられぬ」ってこった。

「余り物」「貯まった物」は勿論だが、
ちょいと「手を加える」と「食える」「美味しい」なんて物もある。
これらをもう一度「料理」に昇華させるにゃ、
「知識」「経験」「技術」がベースなのは言うまでもないが、
「あれ」と「それ」を組み合わせて「これ」を作る、
「材料を保存する知識」と
「パズルを組み立てる力」が重要になる。

で、なんたって最後に「捨てない!」ちゅう執念が物を言う。


どういう訳か、その「パズル」が人並みより「ちょい」好きな様、
これは昔からで、
例えば「原価率」を微小ながらも下げる事になって、
時の「親方」に重宝されたもしたもんだ。

キッチンの「あっち」「こっち」から何やら集めておいて、
「賄い」をでっち上げる才能もあって、
「賄い係り」に任命されるのはどこに行っても時間の問題。

閉口するのは、それが「仕事」でこい「賄い」でこい、
「ちょいとの余り物」が俺の前に並べられる事。
「何とかしろ」「片付けろ」「上手い事やって」って顔をされる。
中にゃあ「片付けるのが面倒だから」なんて輩もいて、
腹が立った事もある。

そんなこんな、その辺の能力は今でも十二分に発揮されていて、
当店の「原価率」はかなりなとこ低い自信がある。
習いに来ても「真似」は無理だろうけど。

以上「始末の心」、ご自慢の下りでありました。


"newport"宮木英貴



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