2013年9月25日水曜日

9/24火曜 カレー


当店ライブ名物「食い放題カレー」ってのがある。
毎度「直径32cmの半寸」に目一杯作るのだが、
流石に「完食」って事はほとんどなく、
「半寸」に1/3〜半分は残ろうってもの。
これは再び「瓶詰め」にされ、次回まで保存される。

んで「次回」がやって来たら、
その「瓶詰めカレー」に冷凍庫等の「クズ野菜」「余りソース」etc.が加えられ、
別に仕込んである「ライブ用カレー」が継ぎ足され、
再び「直径32cmの半寸」に目一杯にされる。

つまり、
当店「食い放題カレー」は、どこぞの「煮込み」「おでんの出汁」さながら、
ここ数年「注ぎ足し注ぎ足し」で作られているのである。
まあ「数十年」には遠く及びはしないが。

ところで、カレーの大事な要素の「具」だが、
これは別鍋で煮込まれ、煮崩れない内にソースから引き上げる。
「直径32cmの半寸」はソースだけって事。
「具」は時に「鷄」だったり「豚」だったり「牛」だったり、
はたまた「挽肉」だったり「野菜だけ」だったりするんだが、
それらソースにゃ残っちゃないけど、それぞれの「旨味」は残って行くって寸法だ。

この手が「◯」か「X」か、未だ判断は出来かねている。

正直な話「この煮込み、注ぎ足し注ぎ足し50年」なんてぇのは、
「本当にそれで美味くなるかよ!?」ってんで、「眉唾」で聞いている。
例えば「鷄」なら「鷄」の旨味があって、
それを「シンプルに味わおう」ってんなら、この手は「X」だ。
が、色んな「味」が複雑に絡まるってのも「味」としてありだろうから、
まあ今の所は「◯」であるように思われる。

ま、そのうちチャンスがあれば、是非ご賞味、ご批判下され。


ちなみに「クズ野菜」ッちゃあ聞こえが悪いが、
それは「人参のヘッタ、しっぽ、皮」「セロリのスジ、根っこ、葉っぱ」
「パセリの軸、時に若干紅葉した葉っぱ」「長ネギの皮の綺麗なとこ、硬いとこ」
「キノコの根っこ、軸の食えるとこ」「玉ねぎの綺麗な皮」etc.
つまりは「可食」な部分の事。

それらを冷凍してとってある、何せ勿体無いじゃん。

ちなみに蛇足だが、そんな「50年煮込み」の鍋やら周りは、
たいがい「ドロドロ」に汚れていて、そっちに閉口することの方が多い。
言っておくが、当店の「鍋」はピカピカにみがいてるよ。

"newport"宮木英貴



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