例えば「担々麺」の原形やら、この「炸醤麺」やら、
「汁無しの麺」てぇのはその昔、
「天秤棒」担いだり、引っ張って歩く「屋台」で、
「街売り」してた名残だろうなぁ。
何たって「スープ」を運んでたんじゃあ、
「重い」し「ガサばる」から無理がある。
代わりに濃い味の、例えば「肉味噌」みたいなんを、
先に茹でてあった「麺」を器に盛っといて、
「タラッ」と乗っけて、後は「薬味」をパラってなもんだ。
「茹で置きの麺」は何らかの工夫をして、
「くっ付かない」「延びづらい」様にしたんだろうし、
まあどうしたって「遠く」にゃあ行けないだろうし、
なんにせよ「切磋琢磨」は必須。
んー!脳みそがきしむ、そそる。
日本の「蕎麦」「うどん」の類も、
かつては似たような物であったろうさ。
「時代劇」に出てくる「屋根がついた小さい門」の様な、
「天秤棒の発展形」みたいな「屋台」も実にそそる。
こんなやつ。
じつは「江戸時代の屋台」じゃあなくたって、
「屋台」ってぇだけで、実は心底そそられている。
「道具」やら「材料」をコンパクトにまとめて、食い物を売り歩く。
「屋台」ってやってみたい、凄ーくやってみたい。
「自動車」でも改造してさね。
「移動販売の車」をみるとついついジロジロ覗き込む。
「自動車の値段、改造費」「申請」「許可」「場所」、
「価格設定」「原価、材料」、
何より「何」を売るか。
etc.etc.etc.etc.etc.etc.
結構具体的に「夢みるオジさん」になっちまう。
"newport"宮木英貴
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