2013年9月29日日曜日

9/28土曜 カレー蕎麦


「カレー」っちゃあ、ともあれ「香り」が物を言う。
当店「カレー」を仕込んでいる時ゃあ、もう、そこら辺中むせかえる。
それはもう店内ばかりなんかじゃあなくて、
「通りの向こう」を曲がっただけで「カレー」は漂っているそうだ。
「カレー」につられて入って来るお客様がいても良い程だ。

さて当店、お客様が入って来るなり「いい臭い」と言われる事がある。
確かに「美味しそう」な臭いが染みついていると思う。
流石に今時はあまり無いが、古いお店に足を入れると、
「ドブにの臭い」やら「タバコの臭い」が染み付いているところがある。

実は当店「ドブ、タバコ」が染み付かない工夫をしている。
壁は「珪藻土」ってのを「壁」に塗っている。

「珪藻土」は簡単に言うと、硬い殻を持った「単細胞生物」の化石で、
穴が沢山空いているので、高い保温性と吸湿性を持っている壁材。
ついでに「脱臭」作用もあるようで、
練って丸めた「団子」を冷蔵庫に入れとくと「脱臭材」代わりになる。

店内が「脱臭材」に囲まれていると思いねぇ。
ま「努力」を「自慢」しているのだが。

閑話休題

ところで最近「TV」を見て苦々しく思っていることがある。
アメリカ製「香る柔軟剤」のコマーシャルだ。
例えば、ちょいと前になるが、レストランに座るお姉さんが、
柔軟剤の「香り」に包まれ、周りが「ウットリ」している映像だ。

そんな作られた「香り」は「食い物屋」には似合わない。
自分が楽しむだけならいざ知らず、周りまで巻き込むこたぁない。

「香水」だって本当は「何か」言いたいくらいだが、
「メスを発露」してると思えば、生きているんだし、この際しょうがない。
が、あれだけ「オジさんのポマード臭」を駆逐したのに、
要らない「香水をひけらかすオバさん」はどうよとも思う。

ちょい感情が入ってきたので、ヤーめた。
これ以上書くと怒られそうだし。

"newport"宮木英貴



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