2013年9月3日火曜日

8/31土曜 チキンハンバーグ

「ハンバーグが食いたい」って思った。

が、ここのとこ「お盆景気」の反動で「暇」なんてもんじゃあない。
「牛肉でも買って…」とも思うが、
余計に「金」を使うは、自分で首を絞める様なもん。

で「在庫で何とかするハンバーグシリーズ」第一弾、
「そ言や鶏ももが有る」ってんで「チキンハンバーグ」、
頭に浮かんだ「それ」は素敵に美味そうだし、決定の運びとなる。

材料は「皮なし鶏もも一枚」「パン」「牛乳」「炒めた玉ねぎ」。
ソースが、イカれる寸前の「グチャ」トマト、特大2個。
これで2人分、結構デッカいのが出来る。

が、これが思った以上に凄ーく軽い食感、食後、
そう言や「油っ気」は「ハンバーグ」焼いたオリーブオイルだけ。
自分のために滅多にそんなん作りゃあしないので、
「ヘー!」ってなもんだ。


「チキン」ちゃあ、合わせる「ソース」はトマトだ。
ただただ「イメージ」がそうだって言うだけなんだが。
それは気が付いた時にゃあ「刷り込まれて」いた。
30年近い前のレシピのせいだ。

当時働いていた厨房の「ピラフ」に「鶏、豚、牛」の三種があった。
「ピラフ」ったかて、正当の「炊き込み御飯」ぢゃあなくて、
ただ「玉ねぎ」やら「にんにく」やらが入って、
バターで炒めた「洋風炒めご飯」なんだがね。

で、そこにそれぞれ「鶏、豚、牛」の肉が入って、
合わせる「ソース」が、
「豚」は「ベシャメルソース」、「牛」は「デミグラスソース」、
で「鶏」が「トマトソース」だった。
ただそれだけのこった。

当時は「ヘー!」ってなもんで、
それがベストなコンビネーションと思い込んでいた。
まあ「若い時分の思い込み」「三つ子の魂百まで」てぇ事。
それが刷り込まれた時分には、
それはそれ、ある意味「常識」であったのやも知れぬ。

今思うと「どれがどれ」でも美味そうだし、
全く「バカバカしい」限り、「赤面」の思い。


なんでこんな事今更思うかっていうと、
今時の若いコックさん達は、もっと違う「発想」を絶対しているはず、
それを思うと「焦り」も感じるから。
「ジェネレーションギャップ」ってヤツ。

当然ながら「我々の発想」が下敷きになって彼等の「発想」もあるはず。
そうやって「時代」は回るに決まっているのは解るが、
やっぱり「焦り」は時たま感じる。

最近、何につけ
「お若いの」の仕事を見ると「やるなー」てのがある。


"newport"宮木英貴


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