2012年12月12日水曜日

12/11火曜 生ちらし


先日、店は定休日。
「スーパー」の、黄色い「値引きシール」が乱れ飛ぶ時間帯、
それは、だいたいが「休み」ででもないと、行けない時間。
「ルンルン」で、スーパーを闊歩する。
んで、「半額」の「5種盛り刺身」発見。
そりゃ、買うわい。夜の「酒の当て」なり。

けど、「定休日」のもう一つのお楽しみは、「外食」。
結局買った「5種盛り刺身」は宙に浮いちまった。
で、「賄い」→「生ちらし」となったのでした。

「酢飯」作って、丼に盛って、「刺身」を美しく盛りぁ良い。
んだが、「生ちらし」の美味しい食い方をご存知でありましょうか?
まー、偉そうに「上から目線」で紹介するほどの事でも無いかも知れませぬが…。

これは、彼の地「ヴェネズエラ」で仕入れた話し。

「ヴェネズエラ」に「kさん」って方、あり。
彼は、東京は上野の老舗「寿司屋」さんで修行。
そこは「芸者さん」とか「噺家」が、お客さんだったそうで、
「昔」からの「粋」な空気に溢れていたそうな。
で、日本の高度成長期の「世界へ」の流れで、
請われて「NY」に飛んだ「凄腕」の寿司職人。
「NY」でも1~2を争う名店で働いていたんだそうで、
あの「SONYの故盛田会長」も、個人的な顧客だったそうな。
まー、そんな「凄いお方」が、なんの因果か、「ヴェネズエラ」に流れていた。

寿司に特化した、寿司の事なら何でも知っている彼が言うには、
「生ちらしの食い方」てか「お作法」が、その話し。
あー長かった。

それは
しょう油皿に「わさび」をとって、しょう油に溶かす。
「職人さん」が綺麗に盛り付けた上から、「ザッ」と掛け回す。
後、「破壊的」に「ガチャガチャ」引っ掻き回す。
で、食べる。ってェ方法。
「職人さん」には申し訳なくて「カウンター」じゃあ出来はしないが、
本当に美味い。お試しあれ。

「ガチャガチャ」に、引っ掻きまわして食べる系は、韓国「ビビンバ」もだ。
「飯」に、何か乗っけて食う系は、「ガチャガチャ」が良いのかも知れない。
そう言や「カレー」も「ガチャガチャ」に混ぜちゃっても美味い。
「納豆ご飯」もだ。
まあ「カツ丼」なら、端から一切れずつ食う事に哀愁もあるかも知れぬが。

ま、どうせ「ガチャガチャ」ならってんで、
当「賄い」じゃあ、最初っから、「魚」も混ぜちゃった。
でも、けっこう色が「モザイク」っぽくて、綺麗じゃん。

料理人の意識とは関わり無く、「ガチャガチャ」も良い。

newport宮木英貴


0 件のコメント:

コメントを投稿