2012年12月18日火曜日

12/17月曜 蕎麦


この「ブログねた」は、前にも使った事あるんだけど……。

我が家の「雑煮の汁」は、「鶏ダシ」ベースのしょう油汁。
これに、「ごぼう」「人参」「椎茸」「山菜」「高野豆腐」etc.と入る。
「鶏ダシ」プラス「ごぼう」の組み合わせが、凄ーく好きで、
年中、この汁をつくっては「蕎麦」「うどん」を食ったり、
「真夏」に「雑煮」にしたりしている。

この「汁」を作る度に思うのだが、作るのは「簡単」かつ「スピーディー」。
「材料」さえ切ってあれば、もう出来たも同然。
「材料切るのが大変」って事なら、そりゃあ「大変」だけど。

昔、家の「バア様」が言っていたが、
「正月元旦は、道具も何もかんも、お休み。」
年末、駆け込みで「ウマ煮」やら「ナマ酢」やら作って、
大晦日の内に、「雑煮」の野菜切って、汁仕込んじゃって、
で、元旦は「モチ」をストーブに乗っけて焼くだけで、食事。

そういや、子供の頃の「元旦」は静かだった。
「街」は、物音一つしなかったイメージがある。
最も、育ちは「松ヶ枝町の山の上」だから、「街」はそもそも遠いが。
「テレビ」だって、子供心でも「いつ録画したのよ」と思えるような、
「不自然」さ丸出しで、胡散臭かった。

いつからか、デパートは「元旦営業」を打ち出し、
「コンビニ」は、「売りたい物」を売るための季節感はあるが、
365日、何時もと変わらず営業している。

「おにぎり」や「お茶」は、「自分」で「家」で用意するものだったのが、
いつの間にやら「買う」物になって、
「元旦」だって、「コンビニ」行けば、普通に買える。
この「おにぎり」を製造している人達は、
「大晦日」も「元旦」も関係無しで、「おにぎり」作らなきゃ、
「元旦」に「おにぎり」は買えない。
競争激しい昨今、それを「生業」にしてりゃ、「否応」は無い事になる。

当店だって、「正月休める程、偉かあ無い」と、
2~3年前まで、意地で「三ヶ日」は営業していた。
が、ここのところ、正月で有る無しに関わらず、
「休む」重要性を、「体の芯」から思うようになり、
「元旦」は休んでたりもする。

どうだろう、昔の「元旦」に戻ったら良いなと思いません?
ま「可能なら」って事ですが………。

newport宮木英貴




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