2012年12月14日金曜日

12/13木曜 ペンネ アッラビアータ


「ペンネ アッラビアータ」、
イタリア語の綴りだと「Penne all'Arrabbiata」。
これを、より正しい発音をカタカナで書けば「ペンネ アッラッラビアータ」。

偉っらそうに、イタリア語の事抜かしているけど、
あたしゃあ「イッタリアン」のコックでもないので、
「イタリア語」は、「イタ飯屋さん」のメニューのうち、
せいぜい何割かの「書いてある事」が分かるのが関の山。
知ってる単語は、「料理」「食材」関係のみだし、
「イタリア語」の事を「とやかく」言うのも、どうかはしてる。

が、しかし「拙い知識」の範囲の中でも、
「イタリア語」における「料理の名前」は「いとおかし」だ。

Penne all'Arrabbiata
「all'~」は、「~風」ちゅうことで、「Arrabbiata」は「怒った」「気狂い」の事。
「とんがらし」をゴッツリ効かせた「トマトソース」のパスタ。
「怒った風に、辛いペンネ」って事だろう。
ちなみに「ペンネ」は、「ペン先」なカッコの、マカロニみたいなの。
作り方は至ってシンプル。
「aglio olio e peperoncino」に、プラス「とんがらし」プラス「トマト」。

Spaghetti alla Boscaiola
「Boscaiola」は「木こり」のことだそうな。
「山のキノコ」をゴッツリ入れたパスタ。「山の中」だから「キノコ」なんだべ。
ソースの「味」は、「これ」って決まりは無いみたい。
「ツナ缶」がレシピに入っている事が良くあるが、
これは、「ツナ」の模様が「切り株」に見えるからって説もあるが、
「こじつけ」って気がするし、入ってなきゃいけない物でも無い様だわ。

Bucatini all'Amatriciana
「Amatriciana」は、単純に「地名」らしい。
ただ、個人的に「言葉の響き」が、綺麗で印象に残っているだけなんだが…。
「豚ほお肉を塩蔵、乾燥」させたのを使うのが基本だが、
「豚バラ肉を塩蔵、乾燥」させた「パンチェッタ」やら、
「ベーコン」を代用させたのもある。
チーズは「ペコリーノ ロマーノ」を使うのが、正解らしいがね……。

Saltinbocca
「口に飛び込む」の意。
「それ程簡単に出来る」「それ程美味い」等々、「能書き」は多々ある模様。
「仔牛」「豚」「鶏」なんかに、「生ハム」「セージ」を乗っけて焼く料理。
「仔牛」のヤツは、「ローマ風」とか言って、割に有名。

良く巷で聞く「all' marinara」なんてのは「船乗り風」の事で、
「ナポリ」のその道の人が、食ってたからだそうだし、

「魚介」の事を「 Frutti di mare/海のフルーツ」って言ってみたりもする。
「海のフルーツ」だなんて、綺麗な表現で惚れ惚れしちまう。
etc.etc.etc.etc.etc.

長い歴史のある国の料理は、「名前」だけでも趣きがある様に思える。
そんな意味では「中華」だって「百花繚乱」の様だし、
勿論、「和食」だって負けちゃあいない。

ま、そんなこんなで。

newport宮木英貴


0 件のコメント:

コメントを投稿