2012年12月15日土曜日

12/14金曜 豚のしょうが焼き


こ度の「豚しょうが焼き」。
「しょうが」に、隠し味「にんにく」、甘味は「ハチミツ」。
これに「しょう油」で、「豚コマ」を漬け込んで一晩。
これがウッカリ、「ハチミツ」を入れ過ぎた。

ところがだ、これが予想以上に美味い。
「それ程の失敗じゃあなかったぜ、ヤレヤレ」ってんじゃなくて、
「あ、これ位甘い方が美味い」っていう美味さ。

豚肉は、甘い味付けが美味い、てか、それは肉全般に言える気がする。
「甘い」「甘じょっぱい」味が「美味い」「評価が高い」事が多い。

それが「証拠」に、
「焼肉のタレ」は、専門店ならいざ知らず、「ビン詰め」はたいがいが「甘い」。
「ベル、ジンギスカンのタレ」は、結構なとこ「甘い」。
「焼き鳥」だって、「タレ」は「甘じょっぱい」。
「トンカツのソース」は、専門店だって「甘い」。
なんたって「すき焼き」は「甘じょっぱい味」の王様だ。

「吉野家の牛丼」の「肉を煮る汁」は、
「甘さ」を計る「糖度計」で「味」を管理されている。
こりゃあ本当の話、私、若かりし頃、バイトしてた事がある。

考えてもみりゃあ、「りんごとハチミツ、とろーり溶けてる」なんて言う、
「カレー」だって「甘さ」がポイントの料理で、「各種肉」は必須アイテム。
「カレー」のお仲間「ハヤシライス」だって、甘い。
「ハヤシライスのソース」の主幹は、「デミグラスソース」。
「デミグラスソース」は、「野菜」を徹底的に炒めて「甘さ」を出す。

海外の料理でも、「肉」は甘い味で食わすパターンはいっぱい。
「ターキー」は「クランベリーソース」がお約束だし、
「酢豚」は「甘酸っぱい」し、「パイナップル」が入ったりする。

「家庭料理」「お袋の味」代表格の「肉じゃが」だって「甘じょっぱい」。
ちなみに、「肉じゃが」は、我が家じゃあ食った事なかったけど...。
そんなこんな、「肉」と「甘さ」の緊密ぶりの証拠は、そこら辺じゅうにある。

そもそも「肉類」は「旨味成分」が多い。
おかげで、色々な「味」を抱えても、「アイデンティティ」は崩れない。
多分「甘」かろうが「しょっぱ」かろうが「酸っぱ」かろうが、
「肉の味」とそれらの両立は可能なんだと思う。

最も、その「肉の旨味成分」をシンプルに食らうなら、
「塩コショウ」が「ベスト」だろうとは思う。
けど、これだけ「甘さ」とのコンビネーションを書き連ねると、
「チョン」と「砂糖」を付けて食べるのも「有り」かなとも思う。

「いや、甘い食べ物はチョッと」とか言ったところで、
「甘さ」は、「お袋の味」ってな位で、「お子ちゃま味」の真骨頂。
けど、同じ意味で、「安心感」を運ぶ「味」かも。
まー、「気」を許してしまう「味」なんだべ。

newport宮木英貴


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