2012年12月21日金曜日

12/20木曜 「マグロ」の漬け丼、鮭の団子汁


何とも「貧乏くさい」賄いだ。

「マグロ」は、やたら「スジっぽい切れっ端」を集めた「特売品」。
噛み切れそうなこところを、手間をかけて集めて「しょう油」に漬ける。
これを「丼飯」に乗っけりゃ、「マグロ」の漬け丼。

残り「スジ」は、茹でて冷凍、そのうち粉砕して「サラダ」にする。
これは「クリームチーズ」と合わせりゃ、結構な「ディップ」にもなる。
意地でも捨てん。

この茹で汁が、なかなかに「マグロ」の旨味が出てる。
「マグロ」を茹でる前には、一度「湯」で洗ってやる。
こうすると、「マグロ」の表面の「臭み」「汚れ」が取れて、
より「雑味」が少なく、「クリアー」な味に茹で上がる。
こうして、チョッとでも「手間」をかけると、「茹で汁」だって美味い。

「じゃあ」ってんで、これをスープにすると事にする。
「ごぼう」「人参」「じゃがいも」「玉ねぎ」etc.
と、別段くさいって訳じゃあないが、どうしても残る「魚臭」を緩和するため、
「しょうが」は忘れずに。ま、「魚汁」のお約束。
「茹で汁」には、若干「塩」を入れてあるから、
補う程度に「しょう油」で、味を決める。

ここに、先日冷凍保存しておいた「鮭」のすり身を落として、
「鮭の団子汁」にする。

「鮭のすり身」は、「骨」やら「頭」やら「ヒレ」やらに、
残っていた「身」を「スプーン」で掻き取ったり、
使わない部分の「身」を集めたりしたのを、
「フードプロセッサー」で粉砕したもの。
つまりは、余り物をセコく取っておいたもの。
「一匹」を自分で下ろせば、こんな戦利品も手にはいる。

とまあ、こんな塩梅。
「貧乏くさい」と言いつつ、「セコさ」を自慢してたりもするが。


newport宮木英貴



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