「豆豉」がお気に入り。
「豆豉」は黒豆を塩蔵、発酵させたやつ。
「味噌」「しょう油」の間の子を、ちょい臭くした感じで、
ウチぢゃあ「味噌」の代わりみたいに使っているが、
元来「白味噌」よっか「赤味噌」が好み。
「ちょい臭」「一癖」の「赤味噌」のイメージ。
その「一癖スープ」に「ゴマ」の風味と、
「干貝柱」の出汁を加えて「坦々麺」風にやっつけてみた。
「ナンプラー」なんぞを隠し味に、もう「発酵食品」のオンパレード。
科学的に「何がどうなってどうなる」かは、とんと預かり知らぬが、
「発酵」っちゃあ凄ーく「有益」「美味しくする」って事は分かる。
調べてみると、
「発酵は、食材に発生した微生物が繁殖、もともとの成分を変化させる事」だそうだが、
このメカニズムは「腐る」と一緒で「有益」なのが「発酵」ちゅう事。
「発酵食品」は「一癖」ある物も多いけど、大概が「匂い」がヤバイ。
「ウォッシュ系チーズ」やら「くさや」やら「鮒鮨」やら…etc.
そーゆーのは、大概は「匂い」はヤバイけど、
口に入れちゃうと凄ーく「美味い」。
個人的意見では、例えば魚介類の「塩蔵」したもの、
「塩辛」やら「タラコ」やら「干魚」etc.なんかは、
「腐る」ってか「匂いがきつくなる寸前」が美味い。
中にゃ「生カキは腐る寸前」なんちゅう「豪の方」もいらっしゃる。
ま、その「腐る寸前」にするには「時間」は必要なわけで、
その時間を「熟成」って言う訳だ。
その「熟成」の時間を稼ぐのが、「塩干物」なら「塩」ってこったし、
「チーズ」なら「酒類」で洗ったりもするし、
「干す」ってのもある。
「腐るまでの時間」を伸ばす事で、
「美味しくなる菌」に来てもらう「チャンス」を広げようって寸法。
全く誰に教えられた訳じゃあなく、
そんな事に気付く「先人」には頭が下がる。
なんし「腐る」と「発酵」はメカニズムは一緒ってのが肝心。
つまり、その「微生物」は二通りあるわけで、
「有益」なんは「ビフィズス菌(整腸作用)」「納豆菌」「酵母菌」etc.
「有害」なのは「大腸菌」「ブドウ球菌」etc.で「食中毒」起こしたりしやがる。
まあ「腐る寸前」なんて、危ない事を言ってる気もするが、
「食中毒」はもっとヤバイ「クワバラ、クワバラ」。
"newport"宮木英貴
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